新書 変われ! 東京 [2020年11月25日(Wed)]
隈 研吾 (著), 清野 由美 (著)
変われ! 東京 自由で、ゆるくて、閉じない都市 (集英社新書) 860円(税抜き) 二〇二〇年、東京はオリンピック・パラリンピックで祝祭ムードに包まれるはずだった。しかし、世界を襲った厄災によって様相は一変してしまった。これからの都市は、どんな「かたち」に変わっていくのだろうか。国立競技場や高輪ゲートウェイ駅など、東京の最前線で幾多の「大きな」建築を手掛けてきた隈研吾は、一方で、シェアハウス、トレーラーの移動店舗、木造バラックの再生など「小さな」プロジェクトに積極的に取り組んできた。「大きなハコ」の限界を指摘し、「小さな場所」の可能性を探る本書は、未知の時代を生きる都市生活者の生き方、暮らし方に、新しい方向を指し示す。 コロナ後の都市のテーマは「衛生」ではなく「自由」である(「はじめに」より) オリンピック・パラリンピックの祝祭モードから一転、自粛ムードに覆い尽くされた東京。 しかし、このピンチは、東京が変わるきっかけになるかもしれない。 キーワードは、「大きなハコ」から「小さな場所」へ。 国立競技場や高輪ゲートウェイ駅など、東京の最前線で幾多の「大きな」建築を手掛ける一方で、シェアハウス、トレーラーの移動店舗、木造バラックの再生など「小さな」プロジェクトに積極的に取り組んできた隈研吾が、未知の時代を生きる都市生活者の生き方、暮らし方に、新しい方向を指し示す。 既刊『新・都市論TOKYO』『新・ムラ論TOKYO』に続く対話篇シリーズの集大成! 目次です はじめに 隈研吾 第1章 なぜ東京は世界中心都市のチャンスを逃したか 第2章 シェア矢来町──私有というワナ 第3章 神楽坂「TRAILER」──流動する建築 第4章 吉祥寺「てっちゃん」──木造バラックの魅惑 第5章 池袋━━「ちょっとダサい」が最先端 終章 ずっと東京が好きだった おわりに 清野由美 どうぞ【KB】 |
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大阪手をつなぐ育成会
at 00:03