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新書 善意という暴力 [2020年02月16日(Sun)]
堀内 進之介 (著)
善意という暴力 (幻冬舎新書)
780円(税抜き)

思いやり 共感 正義感……
「善いこと」ほど
残酷で排他的なものはない

「不謹慎だ! 」「間違っている! 」「その人の身になってみろ! 」――
自分は「善いこと」をしていると思って発するこれらの言葉。
しかしその正体は、自分と異なる意見を否定し、
相手も自分と同じように感じるべきだという押しつけにほかならない。
なぜ善意は暴走して人々の自由を抑圧するのか
「許せない」「かわいそう」など、人々が「感情」で動く社会はなぜ危ないのか
気鋭の政治社会学者が、現代の病理を社会システムと個人の心性の両面から鋭く分析し、
変革のための方法と理念を提示する。

目次です
第一章 善意が暴走する時代
「その人の身になってみろ! 」という決まり文句
炎上するCМ・しないCМ
なぜ、他人を叩くのは快感なのか
叩かれるには理由がある
暴走する正義の戦士
弁護士に懲戒請求した人々は洗脳されていたのか
正当化された違和感と身勝手な善意
感情重視に方針転換したリベラル
あえて過激化・暴走する右派
「現実」は当事者に寄り添う方に向かっていない
バッシングの前にやれることがある

第二章 「共感」という危険な感情
なぜ、「私」ではない他人の気持ちがわかるのか
「一人一人の経験のかけがえのなさ」が持つ意味
信頼をもとにして群れることの合理性
人は無限には共感できない
共感を道徳にするのはなぜ不適切なのか
人は共感するほど罰したくなる
コストをかけてまで他人を罰したい心理
正体は「自分と同じように感じろ」という同調圧力
「自分はどうされてもかまわない」人にどう対峙するか
ジハーディ・ジョンがテロリストにならない道はあったのか
共感しやすい人はケアの仕事には向かないのか
当事者に同一化するのではない共感のあり方とは

第三章 依存症と官僚制
分かっているけど、やめられない
楽園ネズミと植民地ネズミ
実現しなかったケインズの予言
二〇世紀に次々に生まれたウンコな仕事
「母性による支配」とはどんな支配か
「市場」「国家」の仕組みを守る手段としての「貨幣」「法」
官僚制はなぜ生き残るのか
公平で安定した社会ゆえに生まれる不安
つながりを求めれば求めるほど孤独になる
依存症が社会の病であるとはどういうことか

第四章 承認欲求の行き着く果て
なぜそんなことが起きるのか
期待に応えるのに疲れて痴漢・万引きを繰り返す人たち
犯罪として罰するだけでも医者に任せるだけでも解決できない
共依存とは何か。なぜ社会の病なのか
とある二人の間に起きたこと
共依存関係にみる「善意による支配」とは
依存症、共依存にみる「自己欺瞞」とは
Facebookに「いいね」がつけられた理由
「自分らしさ」までが数値化される
インターネットで得をしたのは広告屋とテロリストだけ
完全な合理性より限定的な合理性で判断したほうが上手くいく
カジュアルな動員
人は正論では動かない・変わらない

第五章 人はなぜ陰謀論にはまるのか
認知が歪んでいないと餓死する
成功者の語りは後知恵バイアスのかたまり
日本人は洗脳されたか
「保守論客ケント・ギルバート」の誕生
人は自分に洗脳される
データの測り過ぎ
フェイクニュースを見分けるリテラシー
「両論併記」は公平ではない
動員されない、されても立ち直れる社会の仕組みとは

第六章 あなたが世界に変えられる前に
システムの過剰適応・人間の過剰適応
家族か国家か、愛か法か
サンデルの理想はどう考えたらいいのか
モラル・エンハンスメントとは何か
「社会が変わらないとだめなんです」
モラル・エンハンスメントは人間の自由を侵害するか
道徳的か否かは誰がどうやって決めるのか
正義の倫理、ケアの倫理
人はなぜ、寄付をするのか
寄付では、少なすぎる
体制維持のための秩序変更
社会は実は分断されていない
自分を過剰適応させないためにはどうするか
正義かケアか、司法か医療かの二者択一ではない
無意識・当たり前・空気の中に生きている私たち
まだ見えていない、気づいていない選択肢がある

おもしろい1冊です【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:57
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