新書 手帳と日本人―私たちはいつから予定を管理してきたか [2019年01月02日(Wed)]
舘神 龍彦 (著)
手帳と日本人―私たちはいつから予定を管理してきたか (NHK出版新書 780円(税抜き) この小さな冊子の歴史は、日本人の歩みそのものだ 旧日本軍の「軍隊手牒」や企業が作成する「年玉手帳」、一大ブームを作った「システム手帳」に「有名人手帳」、はては新時代の定番「ほぼ日手帳」から奇怪な「スピリチュアル系手帳」まで――。明治初期に生まれて以来、機能的な変貌を遂げつづける手帳は、日本人の時間観や仕事観を映しだす鏡だ! 小さな冊子に秘められた、おどろきの歴史と文化を解き明かす。 私たち日本人は手帳に縛られてきた ひとことで言えば、手帳は予定を管理するための冊子である。仕事を円滑に進めるためには綿密なスケジュールを組む必要があるし、余暇を楽しむためにも予定管理は欠かせない。手帳には、その利用者がこれまで何をしてきて、これから何をするのかという情報が詰まっている。手帳は私たちの生き方を映す鏡だ。(中略)その歴史をたどると、日本人の時間感覚、仕事観、精神史が見えてくる。 「はじめに」より 目次 はじめに 第1章 手帳以前の時間感覚 第2章 手帳が示す行動規範 第3章 手帳にあやかる人々 第4章 手帳大国ニッポンの実像 第5章 グーグル的な時間からの自由へ おわりに どうぞ【KB】 |
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大阪手をつなぐ育成会
at 00:33