三村 芳和 (著)
「カラダの知恵 - 細胞たちのコミュニケーション」 (中公新書)
880円(税抜き)

ケガをしたとき、体内では非常ベルが鳴り響き、傷ついた場所に白血球が集まってくる。白血球は細菌を見つけ退治し、血小板は血液を凝固させ止血する。それぞれの細胞は連携し、無駄なく作業を行う。本書は、このような目に見えないカラダの仕組みから、カラダのなかで行われるコミュニケーションを読み解く。第一部では生命維持の仕組み、第二部では情緒を手がかりに、カラダをめぐる情報伝達システムを描き出す。

目次です
細胞たちのコトバ-カラダの反応を支えるシグナル
1 身体的コトバ
白血球をあやつるコトバ-惹かれて引かれる
重要なコトバのアラカルト-サイトカインと活性酸素とエネルギーと
細胞たちの指さし確認-安全確認システム
コトバの組み合わせ-自分と他人を区別する/色と形を知る
2 心的コトバ
あなたの痛みがわかる-共感と模倣と創造と
暗示というコトバ-プラセボの効果
直覚のすすめ-ビビッ!とくる)

専門用語が難しいですが、どうぞ【KB】