調査報告「介護人材確保を考える」 [2015年11月08日(Sun)]
独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査報告で「介護人材確保を考える」が公表されました。
提言は要約すると次の3点 ○介護の分野で現在働いている介護福祉士の流出防止のためには、職業的満足度(能力開発や給与等)や職場の人間関係・環境の満足度が重要であるが、法人や事業所の理念も離職へと結びつく要因となっている。職場におけるチームマネジメントやマッチングの際の情報提供の工夫が重要である。 ○介護人材の確保という観点からみると、介護福祉士を増やすだけでなく、資格の有無に関わらず介護の現場を支える労働力の確保も重要である。多様な就業意識を持つ介護職が安定して働き続けることができるよう、個々の介護職のニーズに応じた効果的なフォローアップを行うことが求められる。 ○介護職への参入促進のためには、介護業界や仕事の実情について的確なイメージを持てるような情報提供や、募集・採用活動のさらなる工夫と活性化が必要である。 詳細は同機構のサイトでどうぞ。 政策に活用されることを期待します。【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 00:19