新書 コミュ障 [2015年09月04日(Fri)]
正高 信男 (著)
「コミュ障 動物性を失った人類 正しく理解し能力を引き出す」 (ブルーバックス) 新書 800円(税抜き) 最近、学校や会社の中で人と上手に話ができなかったり、他人の話をちゃんと聞けない人が目立つという。自分の言いたいことだけ言ったら、他の人の言うことには耳を貸さない、相手の目を見て話ができない、等々。いったい、「コミュ障」とはどういう人なのか? 本書では、「コミュ障」の人たちの特異な言動を、脳の情報処理系から分析していきます。すると、意外な発見が……。じつはコミュ障の人には他の人にはない社会を突き動かす能力が備わっているというのです。さらに、こうした情報処理能力は、動物的な処理経路を捨て去ることで実現していると。つまり、コミュ障の人たちは、より人間らしい人間と言い換えることができるのです。ますます住みにくくなってきた現代社会をどう生き抜いていったらいのか、そのヒントがここにあります。 目次です はじめに―コミュ障の人は誤解されている 第1章 悪意のない欺き 困ったちゃんとしてのコミュ障 第2章 注目がすべて マイペースでご都合主義 第3章 木を見て森を見ない パーツにこだわる世界認識 第4章 コミュ障とひきこもり 空間との絆の形成 第5章 コミュ障の人とひきこもりのこれから 日本社会の特異性 あとがき 様々な「人間関係」で新たな視点を提供する著者によるまた新しい視点の本です。どうぞ【KB】 |
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大阪手をつなぐ育成会
at 00:45