中核市を目指す [2015年07月25日(Sat)]
八尾市においては平成30年4月の中核市への移行に向け、中核市移行支援の協力要請をするため、田中八尾市長が大阪府庁を訪問されますとの報道。先日の岸和田市に続いています。
現在大阪府内の中核市4市(豊中市・高槻市・枚方市・東大阪市)、これに吹田市も要件を満たす市としていましたが、今年4月の法律改正で要件がさらに緩和され、府内4市(岸和田市・茨木市・八尾市・寝屋川市)が追加で該当するようになり、各市が動いています。 なお、堺市は平成8年4月に中核市移行後、平成18年4月に指定都市に移行しました。 中核市になると大阪府から次の事項が権限移譲されます。 ○ 民生行政に関する事務 ・ 母子・父子・寡婦福祉資金の貸付(母子及び父子並びに寡婦福祉法) ・ 民間の行う老人居宅生活支援事業の開始の届出の受理(老人福祉法) ○ 保健所の設置(保健所設置市が行う事務) ・ 飲食店営業等の許可(食品衛生法) ・ 温泉の利用許可(温泉法) ○ 都市計画等に関する事務 ・ 土地等に関する権利の届出の受理(都市計画法) ○ 環境保全行政に関する事務 ・ 産業廃棄物の収集運搬業者や処分業者に対する措置命令(廃棄物の処理及び清掃に関する法律) ○ 文教行政に関する事務 ・ 府費負担教職員の研修(地方教育行政の組織及び運営に関する法律) 中核市にならなくてもすでに多くのことがらの移譲が進んでいますので、あまり目新しさはないかもしれませんが・・・【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 00:34