新書 「残念な教員 学校教育の失敗学」 [2015年02月28日(Sat)]
林 純次 (著)
「残念な教員 学校教育の失敗学」 (光文社新書) 800円(税抜き) 学校は「教え方を知らない教員」が8割 「残念な教員」とは、ニュースネタになるような破廉恥教員のことではない。もちろん、彼らも「残念」ではあるが、教育界全体から見ればごく一部に過ぎず、どちらかといえば個人の資質の問題とも言えるだろう。 本書で言う「残念な教員」とは、そもそも本業での「教え方を知らない」、その結果「生徒を成長させられない」教員のことである。実はこのタイプの教員が、学校教育現場の8割を占めているのだ。その証拠に、今でも多くの生徒が塾や予備校に通っている。 本書は、「残念な教員」を量産し続ける学校教育現場の「失敗のしくみ」を踏まえ、過去の教育実践の蓄積と著者自身の取り組みをベースに、未熟練教員と生徒を共に成長させる方法を提示する。 目次 第1章 教育現場の実状 第2章 教師の技術 第3章 教育現場における「評価」 第4章 教員の成長 第5章 授業について 第6章 教員が技術を身に付ける順序 第7章 身に付けてほしい3つの力 ある意味痛快な1冊です【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 00:24