新書 ギャンブル依存国家・日本 [2015年02月19日(Thu)]
新書 ギャンブル依存国家・日本
知っていますか? ギャンブルを 「やめたいのにやめられない人」の数は、 なんと536万人! 日本最大の精神疾患であることを――。 (厚生労働省発表) あなたの家族も、同僚も、部下も、 「ギャンブル依存症」かもしれない! ギャンブルしたい人、やめさせない国――。 パチンコ漬けの国民に、さらにカジノを作ろうとする政府に対して、作家・精神科医の帚木蓬生が怒りの提言! 帚木 蓬生 (著) 「ギャンブル依存国家・日本 パチンコからはじまる精神疾患」 (光文社新書) 740円(税抜き) ギャンブル依存のチェックシート(一部) □ ギャンブルで負けたとき、負けた分を取り返そうとして別の日にギャンブルをしましたか? □ ギャンブルで負けたときも、勝っていると嘘をついたことがありますか? □ 自分がしようと思った以上にギャンブルにはまったことがありますか? □ ギャンブルのために、仕事や学業をさぼったことがありますか? 内容紹介 ギャンブルにはまるのは、本人が悪い。当人の自己責任でしかない――。こうした固定観念が広く世間に行きわたっています。 ギャンブルの被害が、人々の耳目に触れにくいのは、また当事者たちが声を大にして告白しない背景には、そんな諦めじみた考えがあるからでしょう。 しかし、そもそもギャンブルの被害は、すべてが自己責任で片づけられるのでしょうか。(本文より) 2014年8月、厚生労働省が発表したギャンブル依存の有病率はなんと4・8%、536万人。あなたの周りにもギャンブルをやめたいのにやめられない「ギャンブル症者」がいないだろうか。本書では、その「ギャンブル障害」の実態を詳らかにし、パチンコ、スロット、競馬、宝くじなどのギャンブル利権に鋭く切り込む。昨今議論されているカジノ法案、無残なまでに無関心を貫く日本の精神医学界――さまざまな利権によりズタズタにされた日本の未来は「脱ギャンブル」にかかっている! 目次です はじめに――わが国最大の精神疾患 第1章 精神科医から見たギャンブル汚染列島 ギャンブル被害者の実態 第2章 ギャンブル汚染の実態と利権構造 1 ギャンブルが原因の犯罪 2 わが国のギャンブル汚染の実態 3 パチンコ・スロットの利権 4 競馬に巣食う利権 5 競艇に巣食う利権 6 競輪に巣食う利権 7 オートレースに巣食う利権 8 スポーツ振興くじに巣食う利権 9 宝くじに巣食う利権 第3章 日本はギャンブル汚染から脱却できるのか 1 ギャンブルによる脳の変化 2 わが国のギャンブル規制の歴史 3 諸外国におけるギャンブル規制 4 五つの不作為の大罪 5 カジノ推進の大罪 おわりに――カジノとELSI 衝撃的な一冊です【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 00:20