新書 やきとりと日本人 [2015年02月03日(Tue)]
おいしくて楽しい1冊
土田 美登世 (著) 「やきとりと日本人 屋台から星付きまで」(光文社新書) 780円(税抜き) やきとり屋でなぜ豚・牛もつが出てくるのか? 驚きの歴史を知り、屋台から老舗、一つ星まで、北海道から九州まで、多種多様なやきとりを味わう。全国70軒以上のお店を紹介! 鶏肉を細かく切って串にさして焼いた、いわゆる「やきとり」が日本中に広まったのは、実は1960年代からだ。江戸の文献にも「やきとり」は出てくるが、そのほとんどが野鳥を焼いた料理のことだった。また、「やきとり」を名のりつつ、豚・牛もつが出てくる地域や店もある。なぜこのような混乱が起きるのか? 「やきとり」は日本の伝統食ではないのか?本書は、やきとりに関する初めての総合的な研究書かつガイドである。「歴史学」「文化学」「老舗学」「社会学」「名店学」「ご当地学」「こだわり学」「調理科学」「肉用鶏学」など、さまざまな切り口でやきとりの謎に迫るとともに、屋台からミシュラン星付きまで、70軒以上の店を紹介する。 【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 00:08