テレビ 変わる障害者支援 [2014年11月30日(Sun)]
NHKEテレ 2014年12月2〜4日3夜連続の夜8時から放送
シリーズ 変わる障害者支援 第1回 私のことは私自身で決めたい 第2回 自分のことを自分で決められる社会を目指して 第3回 みんな“一芸”の人になる ―農業に挑む障害者たち― 今、障害がある人への支援の在り方が大きく変わろうとしています。キッカケのひとつが、今年1月に日本政府が批准した「障害者権利条約」。中でも、支援の現場に大きなインパクトを与えているのが、“自分のことは自分自身で決める”=“自己決定”の尊重です。これまで、家族や介護関係者など、“本人以外の第三者”から見た「保護」の視点で考え、行われがちだった障害者支援。その結果、本人が主体性を失って依存的になり、自律した生活とはほど遠い暮らしを強いられている、という指摘が、当事者を中心に根強くあります。こうした支援の在り方を根本から改め、障害のある人の“自己決定”を社会全体でサポートすることで、自分らしく生きられるように社会を変革していこうという動きが、世界だけでなく日本でも広がろうとしています。 ハートネットTVでは、国の「障害者週間」(12月3日〜9日)に合わせ、どうしたら障害のある人が“自己決定”できる社会を実現できるか?そのためにはどんな支援が必要か?について3回のシリーズで考えていきます。 第1回は、支援の現場で沸き起こる“私のことは私自身で決めたい”という声。そして、こうした“自己決定”を国をあげて実現しようとしているイギリスの取り組みを紹介。障害者支援の現場で起きている一大変革のうねりをレポートします。 第2回は、日本の障害者支援の現場で始まった“自己決定支援”の模索を紹介します。 第3回は、「みんな“一芸”の人になる ―農業に挑む障害者たち―」。 松山市に全国から注目を集める、障害者の就労支援施設があります。ほとんどの人に比較的重い障害があるにも関わらず、農薬を使わない自然栽培に挑み、年間100種類もの農産物を作っているのです。脳性まひで手先しか使えない人は種取り、細かい作業が苦手な人は鶏の世話など、障害の特性や個々の性格を見極め、「できる仕事」を見つけ出しています。誰でも自分の“一芸”が持てる農場で、少しずつ成長していく障害者たちの姿を伝えます。 3夜連続でどうぞ【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 00:05