新書「規制改革で何が変わるのか 」 [2013年11月09日(Sat)]
八代 尚宏 (著)
「規制改革で何が変わるのか 」(ちくま新書) ¥ 756 規制改革は「格差を拡大させる」という常識が日本に蔓延している。規制で守られているのは「弱者」であり、市場競争に晒せば弱肉強食の社会になってしまうというイメージがあるためだ。しかし規制は真に「弱者」を守っているのか。特定産業を保護することは、本当に公平なのか。本書は労働、農業、医療、介護・保育、教育、都市・住宅の争点を、肯定派/否定派の対立点から読み解いていく。そこから対立を超えた競争と成長のビジョンを示し、日本の未来を明晰に解き明かす。 目次です。 第1章 労働市場の規制改革―企業への規制は雇用を守るか 第2章 農業の規制改革―関税徹廃は日本農業を破壊するか 第3章 医療の規制改革―患者の利益をいかに尊重するか 第4章 介護・保育の規制改革―社会全体でどう担うか 第5章 教育の規制改革―市場競争は教育を阻害するか 第6章 都市・住宅の規制改革―土地の高度利用はどう進むか 第7章 規制改革を推進するために 賛否の分かれる本か。【KB】 |
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大阪手をつなぐ育成会
at 00:52