たまに、名大障害児(者)医療学講座から [2013年07月18日(Thu)]
名古屋大学医学部障害児(者)医療学寄附講座からのお知らせです。
障害児(者)の医療的ケアを考えるシンポジウム 〜愛知・岐阜・三重の現状と課題〜 平成24年4月から、研修を受けた非医療職(福祉職や教職)は医療的ケア6行為(口腔吸引・鼻腔吸引・気管カニューレ内吸引・経鼻経管栄養・胃瘻・腸瘻)の実施が法的に可能となりました。実施者は、県から喀痰吸引等事業者の登録を受けた事業所に属し、主治医からの指示を受け、関係性の高い特定の者にだけ実施を認める第3号研修または不特定多数の者に対して実施を認める第1号・第2号研修を受ける必要があります。特に、障害児者が対象となることが多い特定の者への医療的ケアの研修・実施の進み具合は、養護学校現場も含めて地域較差は大きく、東海三県でも全体に充実しているとは言い難いのが実情です。今回、障害児(者)の医療的ケアについて、東海地方各地の現状を持ち寄り、関係各者が情報交換する場とし、各県・各分野で医療的ケアの取り組みがさらに進むことを目的にシンポジウムを企画しました。特に、「特定の者」への支援、障害児(者)への支援を中心に議論を深めたいと思います。ぜひ多数の方のご参加をお待ち申し上げます。 平成25年7月28日(日)13:00〜17:00 名古屋大学医学部附属病院 中央診療棟3階講堂 基調講演 どのいのちも等しく尊い 〜第三号研修実施の現状と課題〜 演者:篠原 文浩 (NPO法人医療的ケアネット理事、社会福祉法人イエス団京都市南部障害者地域生活支援センター「あいりん」相談員) 愛知・岐阜・三重の障害児(者)の医療的ケアを考えるシンポジウム 座長:安藤 明夫 (中日新聞 編集委員) 三浦 清邦 (名古屋大学医学部障害児(者)医療学寄附講座教授) 1岐阜県の現状と課題 ・第3号研修について、福祉職の立場から 演者:纐纈 栄司 (社会福祉法人いぶき福祉会 第二いぶき) ・岐阜県の重症心身障害児(者)医療福祉の現状、教育現場の医療的ケアの現状 演者:金子 英雄 (長良医療センター 国立病院機構長良医療センター臨床研究部) 2三重県の現状と課題 三重県の重症心身障害児(者)医療福祉の現状、教員による医療的ケア実施への取り組み 演者:樋口 和郎 (三重県済生会 明和病院「なでしこ」施設長) 岩本彰太郎 (三重大学病院 医療福祉支援センター 小児在宅医療支援部 小児科) 3愛知県の現状と課題 ・第3号研修について、訪問看護師の立場から 演者:冨士恵美子 (訪問看護ステーションななみ 所長) ・在宅療養支援診療所医師として医療的ケアへの関わりについて 演者:服部 努 (在宅療養支援診療所 たんぽぽクリニック 院長) 4医療的ケアが必要な子どもの保護者の立場から 演者:古賀 順子 (重度障がい児・者の未来を考える会) (事務局) 愛知県心身障害者コロニー 運用部総務課総務グループ 〒480-0392 愛知県春日井市神屋町713-8 TEL(0568)88-0811 FAX(0568)88-0839 以上です。【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 00:47