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新書 政治的思考 [2013年05月07日(Tue)]
杉田 敦 (著)
「政治的思考」(岩波新書) ¥ 756

政治が混迷し不信感が高まっている今こそ、
政治をどのように考え、いかに行動するかが
問われているのではないか。
決定・代表・討議・権力・自由・社会・限界・
距離という八つのテーマに即して、
政治という営みのもつ可能性と困難を
根本から考えていく。
私たちの常識的な見方や考え方に
揺さぶりをかける刺激的な政治入門。

朝日新聞に掲載された書評を紹介します。

[評者]渡辺靖(慶応大学教授・文化人類学)  [掲載]2013年02月17日
■平易な文体、炯眼に満ちた言葉
巷(ちまた)に溢(あふ)れる政治の時局解説とは百八十度趣を異にする一冊。具体的な政党や人名は一切登場しない。目先の政策提言ともまるで無縁だ。あくまで〈政治〉の原点に私たちを誘い直すことに著者の想(おも)いはある。
「直接投票も一種の代表制なのではないか」「薄っぺらな現実主義は、現実そのものによって復讐(ふくしゅう)される」「私たちが政治から逃げたからと言って、政治は私たちを逃がしはしない」……。文体は極めて平易ながら、炯眼(けいがん)に満ちた言葉を読後も何度も反芻(はんすう)した。
「新しい憲法さえあれば、すべてうまくいく」と期待するのは「政治という営みの特質をふまえていない考え方」と保守派を牽制(けんせい)しつつ、国家と市場を過度に敵対視しがちなリベラル派への違和感も隠さない。冷静沈着な思考展開が説得力を増す。
「政治」と聞くと条件反射的に持論を披露し始める方々にはとりわけ一読をお薦めする。永らく読み続けられるであろう良書だ。

目次です。
第1章 決定―決めることが重要なのか
 第2章 代表―なぜ、何のためにあるのか
 第3章 討議―政治に正しさはあるか
 第4章 権力―どこからやってくるのか
 第5章 自由―権力をなくせばいいのか
 第6章 社会―国家でも市場でもないのか
 第7章 限界―政治が全面化してもよいのか
 第8章 距離―政治にどう向き合うのか

現実をこんな風に吟味するのかと
考えさせる1冊です。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:53
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