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新書「文明の災禍」 [2012年05月04日(Fri)]
内山 節 (著)「文明の災禍」 (新潮新書) ¥ 714
産業革命以来、「発展」のため進歩させてきた末の技術が、いま暴走している。その意味で、原発災害を原発だけの問題としてとらえてはいけない。これは「文明の災禍」なのである。私たちが暮らしたかったのは、システムをコントロールできない恐ろしい社会ではない。「新しい時代」は、二百年余り続いた歴史の敗北を認めるところから始めることができるのである。時代の転換点を哲学者が大きな視点でとらえた、渾身の論考。

著者は、1950年東京生まれ。哲学者。1970年代から東京と群馬の二重生活を続ける。著書に、『「里」という思想』『怯えの時代』『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』『戦争という仕事』『洗浄なる精神』『共同体の基礎理論』など多数。

目次です。
序章 供養――死者と向き合う
第一章 衝撃――自然の災禍、文明の災禍
生命の衝撃
文明の災禍
静かな敗北
敗北のなかの光
第二章 群衆――イメージの支配
システム崩壊の連鎖
情報の壁
バーチャルな時空
情報と身体
第三章 時間――営みをつなぐ
未来の時間の破壊
現代における「ウチ」と「ソト」
力の求心力
虚無のなかから
第四章 風土――存在の自己諒解
グランド・デザイン
地域の復興
イメージのズレ
存在の諒解
コミュニティの意味
復興の意味
第五章 共有――何かがはじまっていた
変革のありか
基層的文明
破綻と転回
自利と利他
社会的使命
終章 自由――イメージとは異なる世界
専門性の罠
あとがき

じっくりお読みください。【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 01:56
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