テレビ ポジティブ 〜18歳、2つの夢を追いかける [2024年08月09日(Fri)]
ポジティブ 〜18歳、2つの夢を追いかける
2024年8月10日(土) 05:20~05:50 (ABCテレビで 放送) 山口県光市出身の矢次祐汰さん。視覚障がいと向き合いながら、2つの夢の実現に向けて前向きに過ごす18歳の姿を追いかけました。 祐汰さんは、約2万人に1人の確率といわれる先天性の遺伝性疾患、アルビノです。アルビノは国指定の難病で、生まれつき髪が白いことや紫外線に弱いことに加え、視覚障がいを伴うことが多く、祐汰さんも弱視です。視界が狭く全体がぼやけて見えるといいます。教室ではいつも一番前の席に座り、黒板を見るときには単眼鏡を、教科書の文字を見るときにはルーペを使います。また、目に入ってくる光の量を調節できず光をまぶしく感じるため、周囲が明るくなるほど見えにくくなるといいます。 そんな祐汰さんはこの春、目標だった広島大学教育学部への入学を果たしました。1つ目の夢である「教員」になるための一歩を踏み出したのです。教員になりたいと思ったのは、障がいがある自分の経験や障がいへの寄り添い方を少しでも多くの人に伝えたいから。障がいの種類や特別支援教育について学びながら、初めてのひとり暮らしにも挑戦中。 祐汰さんが広島での進学を目指したのは、もう1つの夢を実現するため。それが、ブラインドサッカーチーム「アフィーレ広島」で日本一になることです。中学1年生の時に出会ったブラインドサッカーは、自分の障がいと向き合うきっかけのひとつ。自分よりも見えない全盲の選手たちを支えながら日本一を目指しています。 「できることは何でも自分でやりたい」…常に前向きな祐汰さん。「障がいがあるから出会えた人や夢がある」…夢に向かって走り続けています。 どうぞ【KB】 |
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大阪手をつなぐ育成会
at 00:50