新書 5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ [2020年09月17日(Thu)]
岡嶋裕史 (著)
5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ (ブルーバックス) 1,000円(税抜き) 「5Gは何が新しいのでしょうか? いまどきCPUの世代が変わったからパソコンを買い換えようと思う人はけっこうなマニアで、仕事に支障が出なければ壊れるまで使い続ける人も多いでしょう。 スマートフォンでも、多くの人は“伝送速度が速くなっても関係ない”と同じ機種を今の回線のまま使い続けるようになるのでしょうか」(本書より) 【伝送速度→下りで20Gbps、上りで10Gbps】 【待ち時間→1ミリ秒】 【接続密度→1平方キロメートルあたり、1000000台】 このように規格を定められた「5G」。いよいよ本格的にサービスが開始されるが、その本領は「伝送速度」にあるのではない。 残りの2つ「待ち時間」「接続密度」にある。 5Gが4Gと根本的に異なるのは、タイムロスなく無数の端末に接続できることで、「移動通信システムをスマートフォン以外のものへ解放する役割」を持っているということなのだ。 スマートフォンを超え、自動運転システムをはじめとするあらゆる設備に、遅延なく大容量の通信ができる――。 どうしてそのようなことが可能になったのか。 「そもそも携帯電話がつながる理由」からはじめ、通信技術の本質がわかるよう、平易に解説する決定版。 目次 第0章 「電波」とはなんだろう 第1章 携帯電話がつながるしくみ 第2章 携帯電話の「世代」とは何なのか 第3章 3G―国際標準規格が採用されたけど 第4章 4G―スマホの普及にシステムの進化が追いつかない 第5章 5G―移動通信システムの「解放」 第6章 その先にあるリスク どうぞ【KB】 |
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大阪手をつなぐ育成会
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