テレビ 認知症ケア ユマニチュードは地域を変えるか? [2017年04月26日(Wed)]
認知症ケア ユマニチュードは地域を変えるか?
2017年4月26日夜8時からNHKEテレでの放送 日本の高齢化が急速に進む中、高齢者介護に携わる人材の不足が深刻な課題となっている。団塊の世代が一斉に75歳以上になる2025年には、全国で38万人が不足すると国は試算。必要なケアが受けられない高齢者が大量に生まれることが危惧されている。 そうした事態を地域全体の“ケア力”を高めることで乗り切ろうとする試みが、去年11月から福岡市で始まっている。福岡市は、長寿を心から喜べるまちを目指す「健康先進都市戦略」を推進。その最初の取り組みが、認知症の人とのコミュニケーションを改善させると言われるケア技法「ユマニチュード」を、高齢者ケアを行う介護施設や病院のスタッフ、市民に学んでもらい、その効果を科学的に検証するというものだ。 ユマニチュードを用いてケアを行うと、認知症の行動・心理症状と呼ばれる暴言・暴力などの症状が起こりにくくなると言われている。ケアの質向上と介護負担の減少を進めることにより、人手不足に歯止めをかけようという狙いもある。この研究には5つの介護・医療機関と約200人の市民が参加、地域をあげて行われる非薬物療法による認知症ケアの検証研究は、これまでほとんど例がないという。深刻な社会問題となっている介護の負担をどれだけ減らすことが出来るのか。超高齢社会を迎える日本の未来を占う取り組みの行方を伝える。 どうぞ【KB】 |
Posted by
大阪手をつなぐ育成会
at 00:46