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新書 キラキラネームの大研究 [2015年06月25日(Thu)]
伊東 ひとみ (著)
「キラキラネームの大研究」 (新潮新書)
780円(税抜き)

苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」。珍奇な難読名、いわゆる「キラキラネーム」の暴走が日本を席巻しつつある。バカ親の所業と一言で片づけてはいけない。ルーツを辿っていくと、見えてきたのは日本語の本質だった。それは漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴、本居宣長も頭を悩ませていた問題だったのだ。豊富な実例で思い込みの常識≠覆す、驚きと発見に満ちた日本語論。

序 章 「キラキラネーム」という名のミステリー
第一章 なんでもありの「キラキラ界」
第二章 なぜ読みにくい命名をするのか
第三章 無理読みは伝統だった
第四章 言霊がつくったややこしい状況
第五章 「読めない名前」の近代史
第六章 明治期のエリートはなぜ珍名を好んだのか
第七章 ついに「断層」が見えてきた
終 章 「感字」、侮るべからず
【コラム】
1 伝統の角界にも出現した「キラキラ四股名」
2 キラキラ人、わが大学に集まれ!?
3 タカラジェンヌはキラキラネームの元祖?
4 中国の驚きのキラキラネーム「@」
5 英語圏のDQNネーム事情
6 ああ、絶滅危惧ネーム「木綿子」
7 ラノベ作家はカルさが命!?

朝日新聞の書評です
[文]江田晃一  [掲載]2015年06月12日
 「澄海(すかい)」「在波(あるふぁ)」「心愛(ここあ)」。これまでの漢字のとらえ方では読むのが難しい「キラキラネーム」が日本に溢れている。「親のモラルが低下した」「日本語が崩壊する」との指摘も多い。
 明治期にも「紅玉子(るびこ)」「元素(はじめ)」など難解な名前は少なくない。難しい字面は日本語が和名に漢字を当てはめて磨き上げてきた言語だけに、古代からの宿命であった。キラキラネームが先祖返りしたと見る向きもあるようだが、著者は断層を指摘する。難解な漢字が近代化の弊害になっているとの主張が明治期に広まり、戦後、漢字の制限が進んだことが転換点になったという。字源や字義への関心は失われ、漢字軽視の文化が半世紀熟成された結果、響きと字面だけのキラキラネームが大繁殖する。外国人が好む漢字の変なタトゥーを笑えないとの指摘はもっともである。
 嘆いてばかりでも仕方がない。本書では難読なキラキラネームを読む法則をいくつか紹介している。現状を憂いつつも、不思議と読めてくる。

どうぞ【KB】
Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:15
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