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映画 マンゴーと赤い車椅子 [2014年12月31日(Wed)]
2015年2月7日 全国ロードショー 「マンゴーと赤い車椅子」
再生をめざす一人の女性が赤い車椅子と一緒に走りだす。

先日から前売り鑑賞券が発売
都内の内科病院で看護師をしていた宮園彩夏(秋元才加)は23歳の誕生日、4階の自室から転落してしまう。
幸い一命は取りとめたが、脊髄損傷で下半身の感覚を失ってしまった彩夏。
入院生活を送る彩夏の精神状態は荒廃し、故郷の鹿児島県大隅半島から出てきた母の洋子(愛華みれ)や病院関係者にも不満ばかりぶつけてしまっていた。
そんな彩夏の心を解きほぐしたのは18歳の千尋(吉岡里帆)、14歳の龍之介(石井貴就)ら、同じ車椅子の仲間たち、そして同室の高柳マリア(杉田かおる)、野田幸子(松金よね子)とその夫・清一郎(ベンガル)であった。
また同時に彩夏の心の支えとなったのは、鹿児島県大隅半島に暮らす祖母の勝子(三田佳子)とのメールのやり取り。
父の政春(榎木孝明)が「彩夏はお袋と似とる」というように、彩夏と勝子には不思議な強い繋がりがあった。
自分の車椅子をオーダーする時、彩夏は真っ赤な車椅子を選んだ。
大隅半島で家族が育てている赤いマンゴーを思い出したのだ。
「おもいだしたすきだったあやかマンゴー」。 痴呆の進む勝子との奇妙で少し哀しいメールのやり取りを通して、彩夏は次第に笑顔を取り戻してゆく。
―が、彩夏が入院して数日も経過してからようやく見舞いに訪れた恋人の後藤(森宮隆)。妻のいる後藤にとって、
彩夏との関係は不倫であった。
妻との間に子供が出来たという後藤は彩夏に別れを告げ、彼女の元を去ってゆく。
夜―。車道に身を投げ出そうとしていた彩夏。彼女を救ったのは、同じ車椅子の入院患者でロックミュージシャンの五十嵐翔太(NAOTO)であった。彩夏の車椅子を「赤い戦車」と名付ける五十嵐に前を向いて生きる事を教えられ、彩夏は吹っ切れたようにリハビリに励んでゆく。
そんな時、なんと田舎から勝子が見舞いに訪れた。真っ赤なマンゴーを持って。
その勝子の来訪がまた、彩夏を勇気づける。
脊髄腫瘍が進行し、ギターが弾けなくなってゆく体の変化に戸惑う翔太。
しかし、「俺は、最後まで苦しんで、あがいて、戦ってみせるぜ」と彼は自分の病気と闘い続けていた。
ある日、彩夏は翔太からバンドのラストライブのチケットを貰う。ライブ当日、彩夏は理学療法士の菊池(仁科貴)らの協力を得て病院を抜け出し、ライブ会場に向かった。
それは彩夏が車椅子の生活になってから初めて経験する「外の世界」であった。

朝日新聞の記事です。
 映画やテレビで障害者が活躍する機会が、少しずつだが増えている。来年公開予定の映画では障害者限定の出演者オーディションが開かれ、テレビには障害者がテーマのバラエティー番組も登場。芸能の世界でのバリアフリーはさらに広がっていくのか。
 2015年新春に全国公開予定の映画「マンゴーと赤い車椅子」では、一風変わった配役のオーディションが開かれた。参加資格は障害者限定だ。
 監督は大河ドラマ「太平記」などの脚本を手がけた仲倉重郎さん(72)。15年前に大動脈解離を患って以来、自身も車椅子生活を続ける。リハビリ先で前向きに生きる大勢の若者に出会い、「いつか彼らを映画に」と構想を温めてきた。車椅子の人の闘病記や、自身の体験を参考に脚本を書いた。
 映画は昨年末にクランクアップ。鹿児島県大崎町などを舞台に、マンションからの転落事故で下半身不随となった女性看護師を元AKB48の秋元才加さんが演じる。過酷なリハビリの中、恋人に去られたり、患者仲間に励まされたりしながら、新たな恋も見つけて成長していく物語だ。母親役で愛華みれさん、祖母役で三田佳子さんらも出演する。
 主な舞台はリハビリ病院。「健常者が車椅子をこいでもリアリティーがない」と考え、病院のシーンではプロの俳優以外の脇役の多くは、障害者限定で募集することにした。昨年秋に開かれたオーディションには8歳から59歳までの男女28人が参加。ダンスや自己PRを通じて審査した。
 出演予定の東京都内のソフト会社経営岡安光雄さん(45)は、かつてアクション俳優を目指していた。18歳の時、トランポリン練習中に頭から落ち、肩から下がまひし、車いすでの生活に。夢を断念したが今回の募集を知り、「もう一度挑戦したくなった。生活にも張りが出る」。
 都内の公務員桐生寛子さん(30)は4年前、スノーボードの事故で下半身がまひした。演技の経験はないが、「やりたいことは後回しにしてはいけないと、車椅子になってから感じた。演じることは昔からのあこがれ。後悔したくなかった」と応募し、出演が決まった。
 配給会社によると、受験者のうち数人は、クレジットにも名前が載る予定。他にもエキストラで出演する人もいる。仲倉監督は「やる気満々の人が多くて驚いた。意欲にできるだけ応えたい。街では、車椅子の人がとても増えていると感じる。映画の中でももっと自然に、出られるようになればいい」と話す。

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Posted by 大阪手をつなぐ育成会 at 00:18
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