9条は誰がつくったか? 憲法9条の発案者 [2022年01月20日(Thu)]
日本国憲法の欠陥 愚老の戯言… 10
(平成29年の愚老雑記帳から転記。これから時折り記事投稿させていただきます。単なる思い込みの愚痴。検証未了につきご容赦のほどをお願いします) ■9条は誰がつくったか? 憲法9条の発案者 1946年1月24日、幣原首相がマッカーサー(M)と面談しました。そのとき、幣原が、戦争の放棄が理想であると語ると、マッカーサーがこれに強く賛意を示しました。 そして、マッカーサーは、次のように述べます。(脅し) 極東委員会(FEA)では天皇にとって不利な情勢がある。しかし、日本が戦争放棄を世界に宣言すれば天皇制は存続できるであろう もともとの日本案は次のとおりです。 日本案第9条 戦争を国権の発動と認め武力の威嚇又は行使を他国との間の争議の解決の具とすることは永久に之を廃止す。 陸海空軍その他の戦力の保持及び国の交戦権を之を認めず。 憲法9条は当時の幣原首相がアメリカに頼んで憲法に加えたという証拠文書が見つかったと、得々としてコメントを寄せる人が見かけられる。が・・・ 仮にそれが事実だとしても、70年後の現在の世界情勢を洞察すれば、もはや改正するしかない代物であることは明らかだ。アメリカに押し付けられたのか、日本が独自に考えたのかは実はどうでもいいことなのである。 ××3月14日、社会党や共産党、知識人が憲法制定には憲法制定議会を設けるべきとの声明を出していた。また、極東委員会が改正を慎重にすべしとする意見に対し、マッカーサーの憲法制定を急いだ「ごり押し」がなかったら、極東委員会が活発化して、天皇訴追、憲法制定議会の招集、天皇制廃止もあり得たかもしれない。 |