政府は国民を守る国土計画を復活させよ! [2023年06月21日(Wed)]
もはや正気を失っている!
国民殺しに加担する財政破綻論者たち −三橋貴明氏− 例えば、ロシア軍の侵攻が迫っているウクライナが、 「将来の非常事態に備えて、財政規律を確保する」 とかやっていた場合、政治家はまさに「正気を失っている」と評価されることになるでしょう。 当たり前ですが、敵国の侵略が差し迫った国は、兵器を揃え、軍隊を訓練しなければなりません。つまりは、「政府がカネを使う」必要があるのです。 日本国において、南海トラフ巨大地震が四十年以内に発生する確率は、90%。さらには、首都直下型地震も連続するかもしれない。(安政年間には連続した) この差し迫った脅威、非常事態に対し、 「将来の地震に備えて、財政規律を確立する」 などと狂ったことを言っているのが、日本の財務省であり、財政制度等審議会(及び尻馬に乗ったメディア)なのです。 ◆ 日本国政府、日本の政治家、いや「日本国民」が正気を失っていたとしか表現のしようがない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (コンクリートから人へ? と言うバカな政治家がいたが・・・) 大震災が起きてから、 「さあ、土建業の供給能力を増やそう」 とか、 「さあ、土建業にカネを払って、復旧、復興してもらおう」 などと言い出したところで、手遅れなのですよ。 ・ カネ、など、政府が国債を発行すれば創出される。国会で予算を可決するだけです。 ・ それに対し、喪失した供給能力の回復には、何年も、下手をすると何十年もかかる。 この惨状を見てさえ、 「将来の大震災等の非常事態に備え、財政規律を確立する」 と、財政破綻論者、緊縮主義者たちは言ってのける。まさに「国賊」ですよ、彼らは。 さあ、真面目に考えてください。 「政府は国民を守る国土計画を復活させよ!」 |