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有村治子議員を「売国奴」と罵った愚か者がいたらしい。 [2023年05月18日(Thu)]
有村治子議員を「売国奴」と罵った愚か者がいたらしい。
−私的憂国の書− さん

実行犯は脇役、主犯は岸田首相自身だ

 保守派から懸念が噴出し、反対の声が怒涛のように沸き上がったLGBT法案だが、自民党の意思決定機関を文字通り「あっけなく」通過した。政調審議会は法案をあっさり了承し、最後のハードルだった総務会では、中曽根弘文氏が懸念を述べて退席(棄権)したが、ほかのメンバーは全員賛成だったという。総務会には慎重派から高鳥修一議員がオブザーバー出席したが、一任を強行した幹部から「手続きに瑕疵があるから場外発言しろ」と言われ呆れ果てたという。

 結局のところ、安倍側近と言われた議員は、何の役にも立たなかったということになる。稲田朋美は言わずもがなだが、清和会で孤軍奮闘した名前は、高鳥氏と片山さつき氏くらいしか聞こえてこない。萩生田政調会長は「国会の審議を通じ、党に寄せられている懸念にも丁寧にこたえていきたい」と語った。要するに国会に提出することがすべての前提となっていたということだ。萩生田氏の肩を持つわけではないが、党役員である以上、総裁から直の強い指示があれば、それに対抗することはほぼ不可能だと思われる。萩生田氏とて、このシナリオに組み込まれていたのだ。この法案を積極的に推進し、民主主義に反する手法で強引に「部会長一任」を取り付けた新藤氏、古屋氏とは根本的に異なる。

LGBT部会

 ちなみに、参議院の公務が入ったことで、総務会に出席できなかった有村治子議員を「売国奴」と罵った愚か者がいたらしい。

そういう思慮が浅い雑言は、心ある議員への妨害にしかならない。

ちなみにエマニュエル大使は自民党国会議員を中心に大使館に招き、オルグ活動に余念がないようで、有村氏にも「お目に掛かりましょう」との声がかかったそうだ。
有村氏は「主権国家への内政干渉を警告警戒し、応じていません」とのこと。

のこのこ米国大使館詣を行い、にこやかに会談し、「日本のことは日本人が決める」とさえ言えない議員より100倍マシである。

 この党内からも批判が噴出する部会・委員会の進め方は、岸田首相の強い指示がなければあり得ない。推進派、特に寝返った保守派議員も批判されるべきだが、この問題の核心は明らかに岸田文雄自身だ。

◆ 岸田は2021年の総選挙の最中に開かれた、日本記者クラブの党首討論の場で、「LGBT理解増進法の推進に賛成の人は挙手して下さい」という質問に対し、他の全ての党首が挙手したにもかかわらず、手を挙げなかった。
当然、その記録は動画にも残っている。その前日に、安倍総理が岸田を時間をかけて説得し、LGBTは絶対にやらないという約束を取り付けたからだという。この時点で、岸田は安倍総理との約束はしっかり守っている。

 ところが安倍総理が凶弾に斃れた。ラーム・エマニュエルの度を越した内政干渉もあり、岸田はこの法案の推進を、米国と約束したという話だ。稲田と同じ、まさに「死人に口なし」を実践したのだ。個人的には、岸田文雄という政治家がジェンダー政策に対してどのように考えているかなど、大した問題ではないと思うし、興味もない。彼は安倍総理の遺志を継ぐなどと言いながら、平気で裏切り、米国の属国化を自ら選択したのだ。

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阿比留瑠比氏がこんなツイートを残している。

【 阿比留瑠比 】
@YzypC4F02Tq5lo0

事の軽重と優先順位をわきまえず、こんなことに時間と労力をかけて、ただ社会の分断を広げ、新たな対立をつくる愚かしさよ。

日本で今一番どうでもいい問題がLGBT法案。他にやる事が山積みなのに、緊急性もない、差別もない、誰も困っていない。
困るのは女性と子供とまともなLGBTの方々。
活動家とアメリカ様の為だけに、こんなくだらない事で国会議員が右往左往。日本の議員はなんて低レベルなんだろうな。恥ずかしくないのかね

エマニュエル米大使を見て思い出したこと。

安倍元首相はかつてアーミテージ元国務副長官に慰安婦問題で韓国への譲歩を求められた際に言った。

「日本の保守派は親米派が多いが、米国による原爆投下や東京大空襲を忘れたわけではない。あまり米側が言い募れば、彼らもそうした過去を言い出すことになる」

 安倍氏の勢いに、アーミテージは「そうなのですか」と黙って引き下がったそうだ。

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この安倍氏と岸田の無残なまでの「違い」は、我々国民にはどうすることもできない。最終的に取れる方法は、選挙における審判だ。

 法案は自民党の公式なものとなった。だが、可決・成立まではまだ法案のままであることに変わりはない。諦めることなく、反対派議員の支援を継続したいし、皆さまにもそうお願いしたい。
Posted by 余生を憲法改正に! at 06:05 | 日本の闇 | この記事のURL | コメント(0)
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