国葬反対運動という「茶番劇」の後にあるもの [2022年08月25日(Thu)]
国葬反対運動という「茶番劇」の後にあるもの
https://yukokulog.blog.fc2.com/blog-entry-4650.html 安倍総理の国葬に反対する署名が始まったというニュースがあったので、署名サイトまで探しに行ってみたが、署名運動はそのまんま「安倍元首相の「国葬」中止を求めます」というもので、発起人を見てみたらなんのことはない。「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」という、いつもの連中である。呼びかけには、これもいつものメンバーである上野千鶴子(学者)、内田樹(学者)、落合恵子(昨日書いたあのビジュアルの〇〇〇)、「アベ政治を許さない」の標語の生みの親である澤地久枝(作家)など、常連さんたちが名を連ねる。新鮮味はゼロだ。 彼らには一定の「動員力」があるから、それなりの数は集めるのだろう。だが、ひとつ知っておかなければならないのは、そうやって国葬に反対する彼ら自身も、国葬が中止される可能性が限りなくゼロに近いことをしっているということだ。国葬儀を決定した岸田首相は、外務省を通じて各国政府に通知を出している。国葬を執り行うことは、その時点で既に「国際約束」になっていることから考えても、首相がその決定を覆すことはあり得ない。つまり、国葬反対派は、いくら彼らが反対しようと、いくら多くの筆を集めようと、国葬が行われることをわかっているのである。その意味で、この署名活動は茶番なのだ。 彼らの狙いは、国葬の中止ではなく、国葬反対で反政府世論を喚起し、政府に打撃を与え、その政府を転覆させることにあるのではないかと思う。反自民政権の世論が勃興し、その政権が求心力を失えば、次は野党礼賛が始まる。それが2009年の民主党政権による「政権交代」だった。野党も左派メディアも、その二匹目のドジョウを狙っているのだろう。岸田政権を支持しようとしまいと、そういう策動は絶対に阻止すべきだ。 |