太陽光警鐘 [2022年07月02日(Sat)]
太陽光警鐘
太陽光発電設備が水害によって損壊した場合、どのように扱うべきか。高圧の場合は「ただちに人体に影響が出る」、はっきり言えば人が死ぬ。 実は業界団体より指針が出されているので報告したい。 前編として低圧を取り扱いましたが、実際に出火の原因になっていること・消火活動の障害になった事例(消防庁発行の)を紹介し、消火活動の観点から住宅地への設置が技術的見地からは相応しくないという理由を述べました。併せて、それをどのように一般質問で扱ったのかについても紹介させて頂きましたが、技術系の政治家としてここまで議会でまとめて質問した事例は多くはないと思います。行政がなぜ手出しができないのか、法的な部分の答弁もとっています。 前エントリをお読みの方は、水害時のパネルの取り扱いがどれほど危険であり、難しいかは想像できると思う。 前回、触れさせて頂いたのは、個人住宅設置向けの「低圧」の話である。 今回紹介するメガソーラーは「高圧」である。 この違いを端的に申し上げれば、高圧の感電は「ただちに人体に影響が出る」のだ。 はっきり言えば、人が死ぬという違いがある。 私個人の見解としては、生物にとって極めて高い毒性をもつ重金属を含有し、かつ消火方法の確立されていない太陽光発電は、「人の生活とは切り離すべき」という考えだ。この中には、水資源としての山、そして河川を含む。米という意味での農地、そして海産物という意味での沿岸部を含む。 ただし、太陽光発電という「仕組み」自体は否定しない。例えば宇宙空間での活用などは正しいと思う。非常時にも避難所として活用されるべき施設の、一部の電力を賄うことも妥当性がある。 だが、人と共存させて良い技術ではないと考えます。 いま読めば「納得」かもしれませんが、これは私が2015年に書いた記事です。国民が知らない太陽光発電の実態。もしよかったら参考にして頂きたいです。 https://samurai20.jp/2022/07/pv12/ |