#263〜仕事は手段?〜
[2011年06月26日(Sun)]
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いけもとメール #263 《 2011.6.26 》
https://blog.canpan.info/ikemoto/
■□───────────────────────
おはようございます。池本です。
昨日、次男が通っていた保育園で、3月に卒園した
子供たちと親たちが保育園に集まる機会がありました。
その時のお昼ごはんが「保育園の給食ブッフェ」。
はい、給食食べ放題です。
園児のみんなが好きだったメニューを取りそろえ、
親も一緒に食べましょう、という企画。
「給食」を20数年ぶりに食べましたが、どのメニューも
栄養士の方々が心を込めて作ってくださっているもので、
とってもおいしかったです。
この企画、単に「親にも食べてもらおう」というものでは
なく、栄養士さんの「3月の震災以降、給食を食べられずに
卒園してしまった子供たちに、もう一度子供たちが
好きだった給食を食べさせてあげたい」という想いから
実現したものでした。
保育園の皆さんの温かい気持ちが伝わってきて、
素敵な週末の午後を過ごさせていただきました。
保育園のみなさん、ありがとうございました。
───────────────────────□■
★今日の話
仕事は目的ではなく手段です。
■□───────────────────────
今週は、学生時代からお世話になっている先輩から
薦められた本よりご紹介します。
人生に無駄な経験などひとつもない
「難有り」を「有難い」に変える「志」の力
(上甲晃さん著 五月書房)
松下政経塾の元塾頭で、松下幸之助さんの教えを
受けた上甲(じょうこう)さんという方の著書ですが、
「物事は考え方次第なんだよ」
ということを改めて教えてくれる本で、ご紹介したい
箇所がたくさんありました。
すらすら読めますし、心にすっと入ってくる、
おススメの一冊です。
(以下、本文より)
私は人生の目的は、社会の役に立つこと、みんなに
喜ばれることであると考えている。
仕事はあくまでもその手段である。
職業を通して本当に世の中の役に立ちたいという点に
目的を置くと、どんな仕事でも喜んでやれるのである。
松下政経塾で塾頭の立場にあった間、頭の片隅で、
もし「明日から松下政経塾の保安係をやってくれないか」
と言われたら、喜んで引き受けようと思っていた。
塾頭という立場だから頑張るとか、保安係になったから
やる気を失うということではない。
「もしも保安係になったら日本一の保安係をめざそう」
と思っていた。
「日本中にいろんな保安係がいるけど、あんな親切で
見事な保安係はいない。あの人と話をするだけでも
松下政経塾に行く値打ちがある」と言われるような、
日本一の保安係になってやろうと考えていた。
まさに職業はあくまでも生きる手段なのである。
その職業を通じて社会の役に立ちたい、人に喜ばれたい
という思いを持つならば、仕事を選り好みする
ことはない。
「ハイ、喜んで」という気持ちになれるのではないだろうか。
(引用ここまで)
今の仕事はもともとやりたかったことでしょうか。
「ありえない」人事異動で、嫌々ながらもまあなんとか
やっている、という仕事でしょうか。
それとも、もともとやりたかったわけではなかったものの、
与えられた以上、その仕事を通じて仲間を、お客さまを
幸せにするために、喜んでもらえるために使命感をもって
やっている仕事でしょうか。
「職業を人生の手段と考えよ。目的とするな」
と著者は言っています。
マーケティングの仕事をやりたかった。
営業の仕事をやりたかった。
接客業をやりたかった。
その仕事をやるために会社に入った。
会社でその仕事をすることが目的になってしまうと、
その仕事ができなくなった瞬間に目的を見失い、
「やらされ仕事」になってしまいます。
『私は人生の目的は、社会の役に立つこと、みんなに
喜ばれることであると考えている』
と著書にありましたが、仕事や日々のいろんな活動も、
すべては自分の生活や成長、満足のためではなく
「社会の役に立つ、喜ばれるため」と考えたら、どんな
ことだってやりがいを持って、喜んでやれる気がしてきます。
みなさん、今日もたくさんの仕事をかかえていますよね。
週の初めに、一日の始まりに今週の、今日のやること、
To Doリストを洗い出すとき、
「それらが誰のどんな役に立ち、喜ばれるためのものか」
と考えてみると「やらされ感」から「使命感」に変わって
くると思います。
「今日もやること盛りだくさん」の場合、その分だけ
誰かの役に立ち、喜んでもらえる、ということですね。
今日も、今週もあなたに関わる大勢の人に喜んでもらうために、
その目の前の仕事を楽しみましょう!
人生に無駄な経験などひとつもない
「難有り」を「有難い」に変える「志」の力
(上甲晃さん著 五月書房)
Amazonはこちらから http://p.tl/JyXi
いけもとメール #263 《 2011.6.26 》
https://blog.canpan.info/ikemoto/
■□───────────────────────
おはようございます。池本です。
昨日、次男が通っていた保育園で、3月に卒園した
子供たちと親たちが保育園に集まる機会がありました。
その時のお昼ごはんが「保育園の給食ブッフェ」。
はい、給食食べ放題です。
園児のみんなが好きだったメニューを取りそろえ、
親も一緒に食べましょう、という企画。
「給食」を20数年ぶりに食べましたが、どのメニューも
栄養士の方々が心を込めて作ってくださっているもので、
とってもおいしかったです。
この企画、単に「親にも食べてもらおう」というものでは
なく、栄養士さんの「3月の震災以降、給食を食べられずに
卒園してしまった子供たちに、もう一度子供たちが
好きだった給食を食べさせてあげたい」という想いから
実現したものでした。
保育園の皆さんの温かい気持ちが伝わってきて、
素敵な週末の午後を過ごさせていただきました。
保育園のみなさん、ありがとうございました。
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★今日の話
仕事は目的ではなく手段です。
■□───────────────────────
今週は、学生時代からお世話になっている先輩から
薦められた本よりご紹介します。
人生に無駄な経験などひとつもない
「難有り」を「有難い」に変える「志」の力
(上甲晃さん著 五月書房)
松下政経塾の元塾頭で、松下幸之助さんの教えを
受けた上甲(じょうこう)さんという方の著書ですが、
「物事は考え方次第なんだよ」
ということを改めて教えてくれる本で、ご紹介したい
箇所がたくさんありました。
すらすら読めますし、心にすっと入ってくる、
おススメの一冊です。
(以下、本文より)
私は人生の目的は、社会の役に立つこと、みんなに
喜ばれることであると考えている。
仕事はあくまでもその手段である。
職業を通して本当に世の中の役に立ちたいという点に
目的を置くと、どんな仕事でも喜んでやれるのである。
松下政経塾で塾頭の立場にあった間、頭の片隅で、
もし「明日から松下政経塾の保安係をやってくれないか」
と言われたら、喜んで引き受けようと思っていた。
塾頭という立場だから頑張るとか、保安係になったから
やる気を失うということではない。
「もしも保安係になったら日本一の保安係をめざそう」
と思っていた。
「日本中にいろんな保安係がいるけど、あんな親切で
見事な保安係はいない。あの人と話をするだけでも
松下政経塾に行く値打ちがある」と言われるような、
日本一の保安係になってやろうと考えていた。
まさに職業はあくまでも生きる手段なのである。
その職業を通じて社会の役に立ちたい、人に喜ばれたい
という思いを持つならば、仕事を選り好みする
ことはない。
「ハイ、喜んで」という気持ちになれるのではないだろうか。
(引用ここまで)
今の仕事はもともとやりたかったことでしょうか。
「ありえない」人事異動で、嫌々ながらもまあなんとか
やっている、という仕事でしょうか。
それとも、もともとやりたかったわけではなかったものの、
与えられた以上、その仕事を通じて仲間を、お客さまを
幸せにするために、喜んでもらえるために使命感をもって
やっている仕事でしょうか。
「職業を人生の手段と考えよ。目的とするな」
と著者は言っています。
マーケティングの仕事をやりたかった。
営業の仕事をやりたかった。
接客業をやりたかった。
その仕事をやるために会社に入った。
会社でその仕事をすることが目的になってしまうと、
その仕事ができなくなった瞬間に目的を見失い、
「やらされ仕事」になってしまいます。
『私は人生の目的は、社会の役に立つこと、みんなに
喜ばれることであると考えている』
と著書にありましたが、仕事や日々のいろんな活動も、
すべては自分の生活や成長、満足のためではなく
「社会の役に立つ、喜ばれるため」と考えたら、どんな
ことだってやりがいを持って、喜んでやれる気がしてきます。
みなさん、今日もたくさんの仕事をかかえていますよね。
週の初めに、一日の始まりに今週の、今日のやること、
To Doリストを洗い出すとき、
「それらが誰のどんな役に立ち、喜ばれるためのものか」
と考えてみると「やらされ感」から「使命感」に変わって
くると思います。
「今日もやること盛りだくさん」の場合、その分だけ
誰かの役に立ち、喜んでもらえる、ということですね。
今日も、今週もあなたに関わる大勢の人に喜んでもらうために、
その目の前の仕事を楽しみましょう!
人生に無駄な経験などひとつもない
「難有り」を「有難い」に変える「志」の力
(上甲晃さん著 五月書房)
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