• もっと見る

いけもとメール

2006年5月より、私が本で読んだり、人から聞いた話の中から、「これは勉強になった、皆さんにも共有したい」と思った事を、毎週一回仲間にメール(いけもとメール)で共有しています。
このブログは、そのアーカイブです。

【いけもとメールのコンセプト】
・自分が勉強になったことの共有。学びのおすそ分け。
・アウトプットは最強の勉強。
・(一時中断していましたが)継続は力なり。


<< 2011年09月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
#272〜マイナス思考はしょうがない?(2)〜 [2011年09月04日(Sun)]
─────────────────────────

いけもとメール #272 《 2011.9.5 》 

https://blog.canpan.info/ikemoto/

■□───────────────────────

おはようございます。池本です。

スポーツが盛り上がってますね。

なでしこジャパン、五輪予選での韓国戦勝利。
世界陸上でのボルトの200メートル快走。

そんな話題に影が薄くなりつつありますが…
なんといっても今週9日(金)にニュージーランドで
開幕するラグビーワールドカップ!

そんなの知らなかった、という方も多いと思いますが、
実はラグビーのワールドカップ、スポーツイベントとしては
FIFAワールドカップ、夏季オリンピックに次ぐ、世界で
3番目に大きなスポーツの大会になっています。

9日のニュージーランド(オールブラックス)対トンガの
1戦で開幕しますが、翌10日には日本代表が、世界ランキング
4位のフランスに挑みます。

フランスはかなりの強敵ですが、民放でも放映がありますので、
ぜひ見てみて下さい!

───────────────────────□■
★今日の話

 イエスバット法でマイナス感情をプラスに切り替える

■□───────────────────────

先週は、


新しい情報がはいってきても、脳が過去の似たような
経験の記憶からマイナスのイメージや感情を思い出し、
「困った…」「そんなのムリ」と思ってしまう。


という話をご紹介しました。


それは性格なんかじゃなく、脳の構造上の問題なので
仕方がない。


でも、プラス思考の重要性が認知されてきたので、
「プラス思考でなければならない」「マイナス思考に
なってはいけない」と、無理やり言い聞かせ、プラス
思考になろうとするケースがあるそうです。


しかしながら、そういう「義務感」では心がウキウキ
してきません。プラス思考になろうと思えば思うほど、
ストレスがたまってしまいます。


脳は楽しいことや喜びが大好きで、いわゆる「快楽の状態」
じゃないと、何をやってもうまくいかないそうで


「人は楽しくなければ、どんなに努力しても成功できない」


と西田さんはおっしゃいます。


ではどうすればいいか。


「過去の経験からくる記憶データを入れ替えて、脳の条件付けを
変えるしかない」と西田さん。


そんなことができるの?と思いますが、実は意外なほど
簡単にできてしまいます。


それが「イエスバット法」。
自分の感情イメージ、思考をプラスに切り替える。


カッとしちゃだめ、落ち込んじゃだめ、嫌だと思っちゃだめ。
そう無理やり思い込もうとするからうまくいかない。


そうではなく、まずは自分のマイナス感情を「YES(そうだね)」
といったん認めてあげる。


そうだよね、カッとするよね、落ち込むよね、嫌だよね。
それはしょうがないよね、と受け止める。


そのあとで「BUT(しかし)」と切り替える。


人の脳は不思議なもので、「でも」とか「しかし」の後にくる
ことだけを覚えているんだそうです。


マイナスの感情が起こるのはしょうがありません。
だって脳が高性能で、過去のマイナスを覚えているから。
だったらそのマイナス感情をいったん認め、受け止める。


「あーあ、面倒くさいないなぁ」
「そうだよね、面倒くさいよね…」
(ここで無理やりプラス思考にもっていかない。ダメな
ケースは、ここで「だめだだめだ、面倒くさいなんて
思っちゃダメなんだ」と言い聞かせる)


「でも、これをやったら間違いなく○○さんに喜んで
 もらえて、めちゃくちゃ感謝されるよね」


と、いったんマイナス感情を受け止めた上で、
ワクワクすることをイメージする。


ちなみに奥さまから小言ばかり言われていた西田さんは
こんな感じで「BUT」を付け加えていたそうです。


「イヤな女だ」
「しかし、おれの体を思ってくれている証拠だ。世の中は
 広いけれど、おれの体を本気で心配しれくれるのは、
 この女だけだ。他にいない。ありがたいじゃないか」


だからケンカにならず、ストレスもたまらなかったようです。


私がこの西田さんの「No.1理論」を読んで心がけているのは、
マイナス感情の後に「でも、チャンスかも」という言葉を
続けること。


BUTの後のプラス感情を具体的に思い浮かべるのは
難しいこともあると思います。
感情的になっているときなんて特に。


なので、いいイメージが思い浮かばなくても


「でも(BUT)、チャンスかも」


と言ってから、脳の感情を切り替えています。


カッとしていたり、落ち込んでいた時も、不思議と気持ちが
落ち着いてきて、なんとなく楽しくなってきます。


2週間に引き伸ばしておいて、こんな簡単なこと?と
思われたかと思いますが、ぜひ試してみて下さい。


※間違っても、「プラスかも!」「でも、マイナス面があるよね…」
と、逆に考えないでくださいね。

プロフィール

いけもとさんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/ikemoto/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ikemoto/index2_0.xml