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いけもとメール

2006年5月より、私が本で読んだり、人から聞いた話の中から、「これは勉強になった、皆さんにも共有したい」と思った事を、毎週一回仲間にメール(いけもとメール)で共有しています。
このブログは、そのアーカイブです。

【いけもとメールのコンセプト】
・自分が勉強になったことの共有。学びのおすそ分け。
・アウトプットは最強の勉強。
・(一時中断していましたが)継続は力なり。


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#330〜自分で考える、とは?〜 [2012年11月25日(Sun)]
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いけもとメール #330 《 2012.11.25 》

https://blog.canpan.info/ikemoto/

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おはようございます。池本です。

先週はメールをお送りできませんでしたので
お礼が遅くなりましたが、キャリア・仕事の
意識調査アンケートにご協力いただいた皆さま、
ありがとうございました。

しばらくお会いしていない方からわざわざ
「アンケート答えたよ」とのお返事をいただいたり、
とても嬉しかったです。改めてお礼申し上げます。

ところで最近冷え込みが厳しくなってきましたね。
雨が降るとほんとに寒いです。

それはそうですよね。
11月も今週で終わり、土曜日からいよいよ12月。

風邪をひいている方も多いようですが、
何かとあわただしくなる年末、体調管理には
十分注意したいですね。

では、11月最後のメールをお送りします。

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★今日の話

 自分で考え行動する、とは?

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今日は、2008年4月発行の
「三菱総研倶楽部」に掲載されていた
「『勝つ組織、リーダーの役割』自分たちで考えて
 実践するフォロワーシップ」という記事を
ご紹介します。


この記事は、元早稲田大学ラグビー部の監督で、
フォロワーシップなどを提唱されている中竹竜二さんと
三菱総研の中伏さんという方との対談の対談形式ですが、

サラリーマンで、プレーヤーとしても指導者としても
さして実績がなかった中竹さんが、どのように
早稲田大学ラグビー部を率いて行ったのかが
語られています。


(以下、記事より引用)

【中竹】最近の若者は一般的に言われているように、
自分で考えようとはしません。

正確に言えば考えてはいるんだけれど自分では
決めません。

なぜならリスクをとることが怖いからです。

これは大人たちが、これまで、自分で考え決断を
させ、リスクをとらせてこなかったからだと思います。

その上、彼らは、否定されることを特に怖がり、
否定された場合、それを認めようとはしません。

練習中もミスを指摘すると
「今まではこう教えられました」と反論する。

これは言い訳と言うよりは、むしろリスクを背負って
チャレンジしたときに評価されたことがないことから
出てくる言葉だと思っています。

【中伏】それは若い人にだけではないかもしれない。
世の中がそういう風潮になっていますよね。

何か一つ失敗すると徹底的に叩かれてしまう。

だから叩かれないように、きちんとルールを決めて
ルールどおりにやったことを担保とする。

その結果、ルールどおりやることばかりに重きを置き、
自分で決断しない社会になってきているのではないかと
感じます。

(引用ここまで)


以前、サッカー元日本代表監督の岡田武史さんも
同じようなことをおっしゃっていました。


監督に言われた通りに動くチームは、
そこそこのレベルまでは行くけど、
世界では絶対に勝てない。


自らのリスクを背負って勝負しなければ
そもそも面白くないはず。


リスクもなければ自分のものにもならない
人のお金でギャンブルし、大勝ちしても
つまらないのと同じで、人から言われた通りに
動いて勝ったとしても、それは本当の楽しさ、
面白さにはならない。


失敗もあるかもしれないが、そのリスクを
自分で背負って、自分で考え、判断して動き、
その結果として勝つからこそ楽しいんだ。


そうおっしゃっていました。


中竹さんの話、そして岡田監督の話、
とても深いですね。


この話を読んで、どんなことを考えましたか?


自分の部下、後輩はどうだろうか。
自分で考え、行動しているだろうか。


もし出来ていないとしたら、自分の接し方に
問題はなかっただろうか。


言われた通りにやらず、失敗したら頭ごなしに
叱責していなかっただろうか。


職場や子育て、それから週末にコーチをやっている
ラグビースクールなど、いろんなシーンが
頭に浮かびました。


いやまてよ、そもそも自分自身はどうかな…
など、考えがどんどん膨らんでいきます。


それらを一度メールに書いてみましたが、
すごく長くなってしまったのと、
最終的な私の中での結論に至らなかったので、
今日はご紹介のみにしたいと思います。


こういう話、
仲間内でじっくり話し合うのもいいですね。


冒頭にご紹介した三菱総研の記事は、
以前、中竹さんの著書をこのメールで紹介した時に、
友人から「こんな記事があるよ」と教えてもらったものです。
(Nさん、ありがとう!)


その記事、ネットで全文をご覧いただけますので、
興味のある方はこちらからどうぞ。

http://www.mri.co.jp/NEWS/magazine/club/05/__icsFiles/afieldfile/2008/10/20/
20080401_club04.pdf


では、11月最後の週、今週も楽しくいきましょう!
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