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いけもとメール

2006年5月より、私が本で読んだり、人から聞いた話の中から、「これは勉強になった、皆さんにも共有したい」と思った事を、毎週一回仲間にメール(いけもとメール)で共有しています。
このブログは、そのアーカイブです。

【いけもとメールのコンセプト】
・自分が勉強になったことの共有。学びのおすそ分け。
・アウトプットは最強の勉強。
・(一時中断していましたが)継続は力なり。


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#329〜ひばりの親子〜 [2012年11月12日(Mon)]
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いけもとメール #329 《 2012.11.12 》 

https://blog.canpan.info/ikemoto/

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おはようございます。池本です。

今日は皆さんにお願いがあります。

下記「キャリアおよび仕事に関する意識調査」
のアンケートにご協力いただけないでしょうか。

実は私の友人が1年半前より筑波大学大学院で
勉強しているんですが、今回、企業で働く人たちの
キャリア意識や仕事に対する取組み姿勢等との
関連を調査したいということで、下記アンケートを
作成しましたので、ぜひご協力いただければと思います。

私も実際にやってみましたが、改めて、
自分がどんな気持ちで仕事に取り組んでいただろうか、
何のために仕事をしているんだろう、という事を
振り返る良いきっかけになりました。

仕事の休憩時間や終業後など、お手すきの際に
ご協力いただけますと嬉しいです。

「キャリアおよび仕事に関する意識調査」
 https://reas2.code.ouj.ac.jp/reas/q/23000
(パスワードは「1234」です)

※対象は民間企業にお勤めの20代後半〜40代の方々です。
※回答時間は15分程度の見込みです。
 回答期限は11/18(日)23:59迄です。
※冒頭画面にご案内(注意事項等)がありますので、
 ご同意の上で回答画面へお進みください。
※最後までご回答頂きましたら画面右下の「完了」ボタンを
 押してください。すると「回答データの送信を行います。
 よろしいですか?」と訊いてきますので「OK」を押してください。

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★今日の話

 みんなで「やろうよ」と言っているときは
 誰も本気になっていない。
 
 ひばりの親子に見られてますよ!

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今日は

「強い現場をつくる トヨタの上司」(中経出版)

という本に出てくる、

「ひばりの親子」という話をご紹介します。


(以下、引用です)

村人が大勢やってきて
「そろそろ麦刈りをしよう」と言っているので、

ひばりの子供が母鳥に
「それなら引っ越ししようよ」と言うと、
母鳥は「まだ大丈夫よ」と子供に答えました。

数日後に今度は2〜3人の村人が出てきて
「麦刈りしよう」と言っていた時も、
母鳥は「まだ大丈夫よ」と言いました。

そして、ついに1人の村人が
「そろそろ麦刈りをしよう」
と出てきた時になって初めて、
子供に「さあ、引っ越ししましょう」と語ったのです。

(引用ここまで)


大勢で「そろそろやろうよ」と言っている時は
みんな全然本気じゃなくて、本当にやろう、
というところまでいっていない。


2〜3人で「やろう」と言っている時も、
まだ本気じゃない。


1人で実際に動き出した時が初めて
その「やろうよ」と言っていたことが動き出す。


ひばりの母親は人間のそういう習性を知っていて、

「かけ声だけで実際はやらないから、まぁ見てなさい」

とひばりの子供に言っているわけですね。


この話、とても耳が痛かったです。


みんなで話をしていると


「こんなことをやろうよ、やりたいよね」


と盛り上がるんですが、
日々いろんなことを抱えているとつい忘れ去られ、
結局誰もやりださない。


具体的な役割分担や、実際のやることに
落とし込まないと、みんな「誰かやるでしょ」
という気持ちになって、実際の一歩を踏み出さない
(=実現しない)ということだと思います。


ではどうすればいいか。


まずは「それ、本気でやりたいと思ってる?」
と自分に対する問いかけが必要だと思います。


やることがたくさんあると優先順位は下がってくる
かもしれませんが、「本気でやりたいの?」と。


もし本気だとしたら、たとえ忙しかったとしても、
ほんのちょっとでも、自分にできる一歩を、小さな
一歩でもいいので、実際に踏み出すことが
大切なんでしょうね。


じゃないと、夢を語ってはい、おしまい、と
なってしまいます。


こたつに入ってみかんを食べながら
「千里先の○○に行きたいね〜」
と話していても、永遠にそこにはたどり着けません。


千里の道も一歩から。
その一歩を踏み出すかどうか。


本気でそこに行きたいと思うかどうか、ですね。


自分で書きながらいろんな事が頭を巡り、
情けないような、恥ずかしいような気持ちになって
しまいましたが、まずは自分一人で踏み出せる
小さな一歩を考えてみましょうか。


では、今週も素敵な一週間になりますように。

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