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いけもとメール

2006年5月より、私が本で読んだり、人から聞いた話の中から、「これは勉強になった、皆さんにも共有したい」と思った事を、毎週一回仲間にメール(いけもとメール)で共有しています。
このブログは、そのアーカイブです。

【いけもとメールのコンセプト】
・自分が勉強になったことの共有。学びのおすそ分け。
・アウトプットは最強の勉強。
・(一時中断していましたが)継続は力なり。


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#321〜ダメな自分の生かし方〜 [2012年09月21日(Fri)]
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いけもとメール #321 《 2012.9.21 》 

https://blog.canpan.info/ikemoto/

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おはようございます。池本です。

先週のメールは水曜日、そして今週は金曜日の
配信になってしまいました…

月曜日の朝に書くんじゃなかったっけ?
と自問しつつ、ダメでもなんとかその週には
書き続けよう、と自分を励ましながら今日も
お送りします。

ところで先日、長男が友達から、マンガ
「ONE PIECE(ワンピース)」を大量に借りてきました。

どうやらその友達は、宿題もせずにマンガを
読みふけっていたため、親からONE PIECE禁止令が
出されてしまったようです。

そういえば我が家にも「捨てた」ことになっている
マンガが大量に押し入れにしまってあります。

そのマンガ、実は私も大好きなので、もう捨てる!
と言いつつ奥底に隠してあるんですよね。

ONE PIECE、大人にもめちゃくちゃ人気らしいですね。

夢中になって読みたい気持ちはよーくわかりますが、
「二度と借りてきちゃだめ!」となりませんように。

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★今日の話

 ダメな自分でも活かせるステージがあるはず 

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今日は、


 マグロ船で学んだ「ダメ」な自分の活かし方
 (齊藤正明さん著)


という本をご紹介します。


「ダメな自分の活かし方」がテーマですので、
自分はバリバリ仕事ができるぜぇ!という方には
あまり必要ないかも知れません。


ですので、そういう方はさらっと読み流して
いただければと思います。


逆に「自分はこういうところがイケてないんだよなぁ」
と日々悩み、なんとかしなくちゃ!と思っている方には
とってもおススメです。


著書の「あとがき」にはこう書かれています。


(以下、著書より引用)

今思うのは、能力があるかないかは自分で見つける
ものではなく、自分以外の第三者が見出してくれる
ものだということです。

ですから、自分には能力が「ある」とも「ない」とも
考える必要はないし、自分で「デキる」とも
「デキない」とも決める必要はないということなのです。

(中略)

もし、心の中で「やっぱり自分も、もっと活躍したい」
と思う人は、

「デキない自分でも、活躍する方法はいっぱいある」

と信じて、行動してもらいたいと思っています。

(引用ここまで)


齊藤さんは、ご自身のことを

「かつてはダメ人間の代表のような人間でした」

とおっしゃっています。


仕事があまりできずに上司の怒りを毎日買い、
パワハラを受け続ける日々。


当時の齊藤さんは、マグロなどの鮮度保持剤を
開発することが仕事でしたが、その完成が遅れていて、
毎日イジメられていたそうです。


極めつけは

「お前、マグロ船に乗ってこい」

という、ほとんど嫌がらせとしか思えない命令。


でも、それに対してもノーと言えず、超過酷な
マグロ船の世界に40日間身を置くことになりました。


当時、それを人に話すと「それは断るだろ」
「何でそのまま乗っちゃうわけ?」とバカにされ、
それが広がって、ますます「ダメ人間」という
レッテルをはられることになります。


でも、ひょんなことから取引先との食事会で
マグロ船に乗せられた時の話になり、先方が急に
興味を持って話を聴いてくれた事があったそうです。


それまでは「マグロ船の体験は、断りきれない自分の
欠点が招いた、忘れたい過去の話」でしたが、
実はなかなか経験できない興味深い話で、
人から喜ばれるんだ、という事に気づきます。


「ダメなところがあるということは、実はすごい
 才能なのかもしれない」と。


物事は考え方次第ですよね。


あのまま「自分はダメだダメだ」と思っていて、
恥ずべき体験だったマグロ船の話をそのまま封印
していたら、「マグロ船式 人材コンサルタント」
の齊藤さん(著者)は存在しませんし、
この著書だって当然世に出ることはありませんでした。


卑屈になるのではなく、その「ダメだと思う短所」
を活かす方法はないだろうか、と発想の転換を
してみるのはいいですよね。


著書の構成はこうなっています。


 第1章 ダメなところは、改善せずに活かす

 第2章 能力は、低い方が活躍できる

 第3章 ダメな性格があるから、活躍できる

 第4章 「不器用な自分」を活かす

 第5章 身体や環境に、恵まれないのを活かす


最近もし落ち込んだことがあったら、ぜひ
この本を読んでみて下さい。


きっと「あ、それでいいんだ!」と、元気が出てきます。


でも、単に「ダメなままの自分でいいんだ」と
開き直るのではなく、


「ダメな自分でもこんな活躍の場があるじゃん」


と、一歩を踏み出す気持ちで読んでいただければと
思います。


きっと活躍のステージはあるはず。


あの、ダメだダメだ、と言われ続けていた齊藤さんが、
今では全国を駆け巡る人気講師で、本を何冊も
書いているように。


■著書(講演DVDもついてます!)

 マグロ船で学んだ「ダメ」な自分の活かし方
 がんばりすぎずに スイスイうまくいくコツ36

 Amazonはこちら http://goo.gl/n3q7J


追伸

今日は実は私の誕生日。
※狙ってその日に書いたわけではありません!

ついに30代最後の年を迎えました。

39年前に産んでくれた親、そしてこれまで
支えて下さったたくさんの方たちに感謝して、
これからもがんばっていきたいと思います。

今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

それでは今日1日頑張って、
どうぞよい週末をお迎えください。


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