#261〜言葉をどう使っていますか?〜
[2011年06月12日(Sun)]
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いけもとメール #261 《 2011.6.12 》
https://blog.canpan.info/ikemoto/
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おはようございます。池本です。
昨日、息子と図書館に行ったら、小学校1年生の次男が
「ここはりんごとジュースはだめなんだね」と。
ん?なぜにりんご?と思ったら…
なるほどなるほど。
飲食禁止と書いてある掲示を見てみると、確かに
リンゴとジュースの絵にバツが書いてありました。
その絵をそのまま素直に受け止めたわけですね。
子供って、たまに大人が「えっ?」と思う発言をしますよね。
こういう発言を集めると楽しそうです♪
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★今日の話
言葉をどう使っていますか?
■□───────────────────────
今日も先週に引き続き、マグロ船のお話です。
マグロ船、かなりハードな労働を強いられる、という
イメージがある一方で、給料は結構いいんじゃないの?
と思っていました。
確かに景気のいい時代はあり、中学を卒業して2年しか
経っていないのにひと月に100万円もらっていた、という
時代もあったようです。
ところがそれも今は昔の物語。
今では廃業が後を絶たないそうで、厳しい経営を強いられて
いる船が大半のようです。
そういう環境では、若い人にいい給料は支払えません。
かつ労働条件も厳しい。
そんな中、船長が言った言葉。
「お金はあまりあげられないけど、言葉ならいくらでも
あげられる」
お金ではなく、言葉を贈る。
なんとも素敵ですよね。
じゃあ会社は言葉だけあげればいいのか、というともちろん
そんなことはないんですが、お金以外にも部下や後輩に
あげられるものはたくさんあるんだよ、という気持ちは
大切だと思います。
なかなか気の利いた言葉は言えないものですが、
言葉の持つチカラってすごいですよね。
何気ない一言でやる気がでたり、またはその逆もあったり。
朝ちょっとかけられた一言がとってもうれしくて、
その日は一日中気分が軽く、仕事もはかどる、なんてこともあります。
齊藤さんは著書で、
「マグロ船と多くの企業とでは、言葉を交わす目的が違う」
とおっしゃっています。
多くの企業の場合
@状況を説明する
A指示や命令をする
Bミスをしたら怒る
マグロ船の場合
@自信をつけさせる
A部下の働きを認める、褒める
Bアドバイスをする
→みんなに気持ちよく働いてもらうために使う。
日々を振り返ってみていかがでしょうか。
言葉をどんな風に使っていますか?
職場だけでなく、家族や愛する人に対しては…?
せっかく相談してくれたのに、
「それはあなたが悪いよ」と、正論をばしっと言って、
しゅんとさせていないかどうか。
「あの時のあの一言、とってもうれしくてやる気が出ました」
そう言ってもらえるような言葉を日々使いたいですね。
ただ、それらは決してテクニックではなく、大切なのは
相手に対する思いやり。
本に書いてあった言葉をそのまま使う、テクニックを駆使して
人の心を動かそうとする、では恐らく心に響かないと思います。
うまい言葉じゃなくても、相手を思う気持ちがあればきっと
伝わりますね。
マグロ船仕事術 齊藤正明さん著(ダイヤモンド社)
アマゾンはこちらから:http://p.tl/5ESi
いけもとメール #261 《 2011.6.12 》
https://blog.canpan.info/ikemoto/
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おはようございます。池本です。
昨日、息子と図書館に行ったら、小学校1年生の次男が
「ここはりんごとジュースはだめなんだね」と。
ん?なぜにりんご?と思ったら…
なるほどなるほど。
飲食禁止と書いてある掲示を見てみると、確かに
リンゴとジュースの絵にバツが書いてありました。
その絵をそのまま素直に受け止めたわけですね。
子供って、たまに大人が「えっ?」と思う発言をしますよね。
こういう発言を集めると楽しそうです♪
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★今日の話
言葉をどう使っていますか?
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今日も先週に引き続き、マグロ船のお話です。
マグロ船、かなりハードな労働を強いられる、という
イメージがある一方で、給料は結構いいんじゃないの?
と思っていました。
確かに景気のいい時代はあり、中学を卒業して2年しか
経っていないのにひと月に100万円もらっていた、という
時代もあったようです。
ところがそれも今は昔の物語。
今では廃業が後を絶たないそうで、厳しい経営を強いられて
いる船が大半のようです。
そういう環境では、若い人にいい給料は支払えません。
かつ労働条件も厳しい。
そんな中、船長が言った言葉。
「お金はあまりあげられないけど、言葉ならいくらでも
あげられる」
お金ではなく、言葉を贈る。
なんとも素敵ですよね。
じゃあ会社は言葉だけあげればいいのか、というともちろん
そんなことはないんですが、お金以外にも部下や後輩に
あげられるものはたくさんあるんだよ、という気持ちは
大切だと思います。
なかなか気の利いた言葉は言えないものですが、
言葉の持つチカラってすごいですよね。
何気ない一言でやる気がでたり、またはその逆もあったり。
朝ちょっとかけられた一言がとってもうれしくて、
その日は一日中気分が軽く、仕事もはかどる、なんてこともあります。
齊藤さんは著書で、
「マグロ船と多くの企業とでは、言葉を交わす目的が違う」
とおっしゃっています。
多くの企業の場合
@状況を説明する
A指示や命令をする
Bミスをしたら怒る
マグロ船の場合
@自信をつけさせる
A部下の働きを認める、褒める
Bアドバイスをする
→みんなに気持ちよく働いてもらうために使う。
日々を振り返ってみていかがでしょうか。
言葉をどんな風に使っていますか?
職場だけでなく、家族や愛する人に対しては…?
せっかく相談してくれたのに、
「それはあなたが悪いよ」と、正論をばしっと言って、
しゅんとさせていないかどうか。
「あの時のあの一言、とってもうれしくてやる気が出ました」
そう言ってもらえるような言葉を日々使いたいですね。
ただ、それらは決してテクニックではなく、大切なのは
相手に対する思いやり。
本に書いてあった言葉をそのまま使う、テクニックを駆使して
人の心を動かそうとする、では恐らく心に響かないと思います。
うまい言葉じゃなくても、相手を思う気持ちがあればきっと
伝わりますね。
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