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いけもとメール

2006年5月より、私が本で読んだり、人から聞いた話の中から、「これは勉強になった、皆さんにも共有したい」と思った事を、毎週一回仲間にメール(いけもとメール)で共有しています。
このブログは、そのアーカイブです。

【いけもとメールのコンセプト】
・自分が勉強になったことの共有。学びのおすそ分け。
・アウトプットは最強の勉強。
・(一時中断していましたが)継続は力なり。


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#219〜理念を考える〜 [2010年07月26日(Mon)]
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いけもとメール #219 《 2010.7.26 》 

https://blog.canpan.info/ikemoto/

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おはようございます。池本です。

先週「100年カレンダー」について書きましたが、
そのメールを読んでくださったある方が、
「30年カレンダー」を送って下さいました。

2001年から2030年まで、30年間分。

すでに10年経っていますので残りは20年ですが、
20年を一つのカレンダーで見てみると、否が応でも
時の流れを意識してしまいます。

カレンダーが終わるのは2030年。
その頃私は57歳。
長男は28歳、次男が26歳。

こうしている今、この瞬間も時間は過ぎているんですよね。

1日1日を大切にしなきゃ、改めてそう感じました。

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※その他つぶやきです(ブログ)

 http://ameblo.jp/enjoyservice/

 http://urayasu.d2.r-cms.jp/blog_my_top/blog_id=3

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★今日の話

 何事にも理念が大事。
 
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先週金曜日はジェイカレッジ(http://jcollege.jp/)の日。


今回の講師は、

「500人の会社が劇的に変わる瞬間」(きこ書房)

の著者、中村仁さんでした。


残念ながら講演は間に合わず聞けなかったんですが、
その後の懇親会にご一緒させていただき、色々と
お話を聞かせていただきました。


お話の中で一貫しておっしゃっていたこと。


それは「理念」の大切さ。


非常に温和で柔らかな語り口調でしたが、
「理念で会社は変わる」という強い芯のようなものを
感じました。


理念とは、その会社の存在意義そのもの。


なぜこの会社は存在するのか。
何のために、誰のために存在するのか。


その理念が確立され、みんなで共有できれば
必ず会社は変わる。


会社を経営する立場としていろんな苦労をされ、
それを克服してきた中村さんの発言、うまくお伝え
できませんが、共感度200%でした。


講演、聞きたかったな〜と思いましたが、まずは著書を
読んでみたいと思います。


そういえば、ちょうど読み始めた松下幸之助さんの
「実践経営哲学」(PHP出版)にこんな記述がありました。


(以下、引用)

そうしたあらゆる経営について、"この経営を何のために
行うか、そしてそれをいかに行っていくのか”という基本の
考え方、すなわち経営理念というものがきわめて
大切なのである。

(中略)

正しい経営理念があってこそ、企業の健全な発展もあるといえる。

刻々に変化する社会情勢の中で、次々と起こってくる
いろいろな問題に誤りなく適正に対処していく上で基本の
よりどころとなるのは、その企業の経営理念である。

また、大勢の従業員を擁して、その心と力を合わせた
力強い活動を生み出していく基盤となるのも、やはり
経営理念である。

(引用おわり)


やっぱり大切なのは「経営理念」。
それは間違いないんだと思います。


自分たちはなぜ存在し、どこに向かって進んでいくのか。
同じ船に乗った乗組員なら、全員で共有したいですよね。


「経営理念」というと、会社が、経営者が決めてくれるもの、
というイメージがありますが、先にご紹介した中村仁さんも
前職ナガノトマト社長をなさった際、多くの社員と議論を
重ね、一緒に創り上げていったそうです。


会社の規模によってはそれはなかなか難しいかも
しれませんが、まずは一人ひとり、なぜこの会社は存在
しているのか、ということを考えてみたいですね。


なにも会社だけに限らず、趣味でやっているサークルや
地域コミュニティ、家族など、それぞれの単位で、各々の
「理念」=存在意義 を考える。


もともと「楽しければいいじゃん」というタイプの私ですが、
それだけではフラフラさまよってしまいそうですし、まずは
ベースについてしっかり考えてみたいものです。


暑さもあいまって、考え出すと眠れなさそうですが、
たまにはそんな日があっていいかもしれませんね。

コメント
中村さん
ご丁寧にコメントありがとうございました。
肩こりはその後よくなりましたでしょうか。
今は会社が本当の意味で生まれ変われるか、という過渡期ですので、さまざまな葛藤がありますが、それを乗り越えて、良い会社にしていきたいと思います。これからもぜひ色々と勉強させてください。
Posted by:いけもと  at 2010年08月01日(Sun) 05:09
書き忘れましたが、「良い会社研究所」でご検索くだされば
ブログを書いております。よろしくお願いします。
Posted by:中村 仁  at 2010年07月28日(Wed) 22:12
中村です。 先日はありがとうございました。 またこのようにありがたいコメントを頂戴し、大変嬉しいです。 J−カレッジ向けにパワーポイントを150枚ぐらい作ったせいか、その後肩こりがひどく、ハリ、注射、マッサージと連日通っております。
理念の持つ根源的な力と、人を本質的に成長させる力、そして会社を変革に向かわせる力、競争に勝利を収める力・・・私ずっと仕事してきてたどり着いた答えです。
またお目にかかってお話できるといいですね。 このたびはありがとうございました。 
Posted by:中村 仁  at 2010年07月28日(Wed) 22:10
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