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IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

「地球上のすべての生命にとって調和的で民主的な発展のために」を設立目的に、「社会事業家のマネジメント支援」、「ビジネスと市民生活を通じた環境問題・社会的課題の解決」、「2020年の地球への行動計画立案」に取り組むNPOです。


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CSRに本気で取り組む企業を、本気で支援します。 [2007年04月27日(Fri)]
「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」
という目的を実現するために設立され、活動を続けている
IIHOEにとって、「ビジネスと市民生活を通じた環境問題・
社会的課題の解決」は、最も重要なテーマの1つです。

その実現のために、1994年の創設以来、環境負荷削減や
社会貢献に関する研修や助言などの支援を積極的に続けています。
特に1996年のISO14000シリーズの発効以降、
認証を受けた企業が情報の発信を義務付けられたことや、
21世紀に入って「法的責任」を超えた「社会的責任」に
積極的に取り組む必要性が指摘されるようになったことから、
個々の企業からの直接のご依頼も増えてきました。
(概要は、川北のCSR関連の略歴をご参照ください。)

昨今、最も増えているのは、
(1)環境・社会報告書(CSRレポート)への第三者意見執筆
(2)市民などとの対話(ステークホルダーズ・ダイアログ)の
   企画・運営(ファシリテーション)
(3)従業員や取引先を対象とした内部研修
のご依頼です。
取り組む企業が増えていることは、とても歓迎すべき流れなのですが、
他社に遅れないためだけに形式的に取り組まれている企業からは、
広告代理店・制作会社を介して、報告書上にアリバイとして
掲載するかのごとき「発注」の依頼も増えてきていることには、
その本来的な趣旨の理解不足に強い憤りを感じています。

そこで、これまでお手伝いした各企業には、個別にお伝えしてきた
「IIHOEがお手伝いする際の基本的な考え方と原則」について、
ここでご紹介します。
とても長文のため、誠に申し訳ありませんが、ぜひ、
通してお読みいただくよう、お願いいたします。

(1)環境・社会報告書(CSRレポート)への第三者意見執筆
 監査法人や認証機関などによる「第三者検証」が、
報告書に紹介された内容やマネジメント・システムに
誤りや不備がないかを確認する「検証」に力点を
置いているのに対して、私たちNPOが執筆する
「第三者意見」は、その会社に対する社会的な期待に対して、
同社の取り組みが適切かどうか、良ければ誉め、悪ければ
改善を求めるという、「価値判断」に力点を置いています。

環境・社会報告書の読者の中には、全体をしっかり読む
のではなく、最初の数ページと第三者意見だけを読んで、
その会社の取り組みの特徴を知ろうとしている人もいるようです。
 このような市民の代表として、その企業の取り組みの良い点や
 改善を要する点を、可能な限り、包括的かつ具体的に
把握するために、第三者意見の執筆に際しては、以下の4点に
合意していただくよう、お願いしています。

@意見に取り上げる項目、内容や表現、また、事前にヒアリングする項目について、一切の制約を設けないこと。

★「この話はできない」「これについての資料はお見せできない/
お送りできない」といった制約がある場合には、執筆をお断りします。

★内容や表現への修正のお申し入れは、当方の事実誤認や、
読者に誤解を招きかねない場合を除いて、お受けしません。

★もちろん、知的財産権などに関する守秘義務は守ります。
特別な規定がある場合には、事前にお知らせください。

★覚書などを締結する必要がある場合には、その文案を
メール添付などで事前にお送りください。

A事前のヒアリングの対象について、一切の制約を設けないこと。

★明確な理由がないにもかかわらず、「○△部へのヒアリングは
受けられない」「この工場の視察は受け入れられない」といった
制約がある場合には、執筆をお断りします。

Bヒアリングや視察のスケジュールを、早めにご調整・ご確定いただくこと。

★各社の報告書発行時期が集中するため、直前での日程調整は
非常に難しく、ご要望に添えないことがあります。

★第三者意見の第一稿執筆や、その後の貴社内でのご確認、
追加資料ご手配の時間などを、十分にとっていただくためにも、
発行予定日から逆算して、余裕を持ってヒアリングや視察の
日程を確保していただけますよう、お願いいたします。

C意見の中で「改善を求める点」として指摘された事項については、次年度の報告書またはウェブサイトの中で、必ずお取り組みの進捗をご報告いただくこと。

★意見を「聞く」だけでなく、それをきっかけにどう取り組むかが
マネジメント・サイクルの基礎であり、その実践をお願いします。

★CSRご担当部署から各部署にヒアリング対応を依頼される
際にも、前年度の指摘に対する進捗や改善点などをご回答
いただける資料を必ずご準備の上で、ヒアリングに臨んで
くださるよう、お伝えください。

★「○△部へのヒアリングは受けられない」といった制約が
ある場合には、執筆をお断りします。


 ご依頼から執筆後までの大まかな流れは、下記のとおりです。

 ご担当からのご依頼
  ↓ なお、初めてご依頼いただく場合には、恐れ入りますが、
  ↓ 下記の資料をご送付くださるよう、お願いいたします。
  ↓  ・過去3年分以上の、環境・社会関連の報告書
  ↓   (冊子でなくても、ウェブアドレスをお教えいただければ
  ↓    結構です)
  ↓  ・環境・社会関連で、従業員や取引先に配布されている資料
  ↓   (同上)
  ↓
 (日程調整などは電話か電子メールで)
  ↓
 貴社より報告書の原稿(案)のご送付
  ↓ 未確定稿でも結構ですので、ヒアリングの資料としてお送りください。 
  ↓
 ヒアリング・見学
  ↓ 環境、人事、調達など、社会責任の重要な課題に関する
  ↓ ご担当の部門のみなさんから、お話をお聞かせください。
  ↓ 基本的な構成としては、マネジメント・サイクルが適切に
  ↓ 機能しているかどうかを確認する意味からも、各部門から
  ↓ 「前々年度(07年発行の場合、05年度)末時点の課題→
  ↓  →「前年度の目標と重点課題」→「前年度の取り組み内容」
  ↓  →「前年度の成果と課題」→「今年度の目標と重点課題」
  ↓ について、20分程度でお話をうかがい、その後30分程度の
  ↓ 質疑応答をお願いします。(計5時間から8時間程度)
  ↓ また、可能な限り、生産・販売の現場の視察をお願いいたします。
  ↓
 当方で意見案を執筆し、貴社に送付
  ↓ 顔写真や自筆署名が必要な場合には、この時点でお送りします。
  ↓ 
 貴社にてご検討・ご確認の上、疑問点などを当方に返信
  ↓
 両者で協議・確認の上、意見の確定
  ↓
 入稿、レイアウトなど
  ↓ ウェブ版や他言語版がある場合には、作業が続きます。
  ↓ 
 完成後、見本として3冊お送りください。
  ↓ 
 翌年度の報告書発行時に、「改善を要する点」として
 指摘した事項についての、取り組み状況をご紹介ください。
    ウェブのみでのご紹介でも、結構です。

 謝金については「所要日数×日当+旅費」でお願いしております。 
 標準的な日数として、ヒアリング・視察1日+意見案執筆1日
 +(ウェブ版・他言語版を含む)協議・確認1日の計3日程度は
 かかるものと想定しています。


(2)市民などとの対話(ステークホルダーズ・ダイアログ)の
   企画・運営(ファシリテーション)
 市民と企業との対話は、双方にとって、とても貴重な機会です。
 その貴重な機会を最大限に生かすには、双方にとって共通の重要な
 テーマについて、企業が率直に成果や課題を報告し、市民はそれを
 理解しつつ質問や提案を行うことが大切です。

 また、ファシリテーターは本来、中立の立場で運営することが
 求められますが、市民のひとりとして、質問・要望や提案を
 行うことをお許しくださるよう、お願いしています。
 
 ご依頼から実施後までの大まかな流れは、下記のとおりです。

 ご担当からのご依頼
  ↓ 下記の資料をご送付くださるよう、お願いいたします。
  ↓  ・開催の趣旨とねらい(期待される成果)
  ↓  ・過去3年分以上の、環境・社会関連の報告書
  ↓   (冊子でなくても、ウェブアドレスをお教えいただければ
  ↓    結構です)
  ↓  ・環境・社会関連で、従業員や取引先に配布されている資料
  ↓   (同上)
  ↓
 (日程調整などは電話か電子メールで)
  ↓
 当方から企画案の送付
  ↓ 
 貴社にてご検討・ご確認の上、疑問点などを当方に返信
  ↓
 両者で協議・確認の上、進め方など企画内容の確定
  ↓
 準備作業
  ↓ 双方で分担して作業を進めます。
  ↓ 
 当日の実施・ふりかえり
 ↓
 翌年度の報告書発行時に、「改善を要する点」として
 指摘した事項についての、取り組み状況をご紹介ください。
    ウェブのみでのご紹介でも、結構です。

 謝金については「所要日数×日当+旅費」でお願いしております。 
 標準的な日数として、事前協議1日+当日運営1日
 +(報告書やウェブ版への)まとめの執筆・確認1日の
 計3日程度かかるものと想定しています。


(3)従業員や取引先を対象とした内部研修
 最近では、各部門のCSR推進担当者や、すべての上級管理職、
 さらに、新入社員全員を対象に、CSRの現状と今後について、
 半日や全日の研修のご依頼も増えています。
 CSRの最前線は、日常のビジネスの現場であり、だからこそ
 従業員や取引先は、最も重要な利害共有者(ステークホルダー)です。
 一人でも多くの従業員や取引先が、本気になって取り組みを
 進めることが、今、最も大きな課題といってもいいでしょう。

 IIHOEでは、研修に際して、単に座学で話を聞くだけでなく、
 CSRの現状と今後を包括的に理解するために、あえて、自社と、
 業界にこだわらず他社の報告書をしっかり読む時間を設け、
 その後、小グループに分かれて、
 「自社の取り組みの優れている点」
 「他社の取り組みの優れている点」
 「自社が急いで取り組むべき課題と、改善案」をまとめて
 発表するベンチマーキングの機会を設けることをお勧めしています。

 ご依頼から実施後までの大まかな流れは、下記のとおりです。

 ご担当からのご依頼
  ↓ 下記の資料をご送付くださるよう、お願いいたします。
  ↓  ・開催の趣旨とねらい(期待される成果)
  ↓  ・過去3年分以上の、環境・社会関連の報告書
  ↓   (冊子でなくても、ウェブアドレスをお教えいただければ
  ↓    結構です)
  ↓  ・環境・社会関連で、従業員や取引先に配布されている資料
  ↓   (同上)
  ↓
 (日程調整などは電話か電子メールで)
  ↓
 当方から企画案の送付
  ↓ 
 貴社にてご検討・ご確認の上、疑問点などを当方に返信
  ↓
 両者で協議・確認の上、進め方など企画内容の確定
  ↓
 準備作業
  ↓ 双方で分担して作業を進めます。
  ↓ 
 当日の実施・ふりかえり

 謝金については「所要日数×日当+旅費」でお願いしております。 
 標準的な日数として、事前協議1日+当日運営1日の
 計2日程度かかるものと想定しています。


長文にわたってお読みくださり、本当にありがとうございます。

企業が、社内と社外の課題を同時に効果的に解決するためには、
利害共有者(ステークホルダー)との協働が不可欠です。
そのお手伝いができる機会が、今後も拡がることを、
心から願っております。
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