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IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

「地球上のすべての生命にとって調和的で民主的な発展のために」を設立目的に、「社会事業家のマネジメント支援」、「ビジネスと市民生活を通じた環境問題・社会的課題の解決」、「2020年の地球への行動計画立案」に取り組むNPOです。


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おかげさまで設立満21周年を迎えました。 [2015年08月24日(Mon)]
いつもお世話になっているみなさま

東日本では、ようやく虫の声が心地よく感じるほどまで
涼しくなり始めましたが、まだまだ続く残暑をお見舞い
申し上げます。
また、九州・沖縄を中心に、例年より多く台風が襲うなど、
被災された方々には、心からのお見舞いを申し上げます。

私どもIIHOEは、本日・2015年8月25日に、
創立から満21年を迎えました。

「地球上のすべての生命にとって、調和的で民主的な
発展のために」を組織目的として1994年に設立されて
以来、その志をともにして、より良い社会づくりに取り
組んでいらっしゃる組織の運営のお手伝いを続けるうちに、
気付けば21年経っていたというのが正直な実感です。

昨年もお伝えした通り、この団体の発足を思い付いた20年と
少し前(=私がまだ30歳になる少し前)は、「50歳に
なったらこの団体は解散して、次の世代が運営する団体の
お手伝いに専念しよう」と考えていました。
それをいつも心の片隅で意識しながら、30歳代は、アクセルを
踏み抜くつもりで加速を続けましたが、しかし、2010年ごろ、
40歳代の半ばを迎えて、それは幻想か、あるいは甘えにすぎない、
ということを思い知らされました。

市民活動が、意欲の高いごく一部の人々によって始められ、それを
「どう着実に成果に結び付けて続けるか」をお手伝いしてきた90年代。

高齢化(正確には多老化)の進展と、世界市場における経済的優位性の
低下に伴う「社会課題の日常化」と、ICT環境の整備を受けて、
「課題へのチャレンジャー」が増え、それをまともな事業者へと
育てることをお手伝いし、その力を活かせる自治体行政を増やせるよう、
働きかけ続けてきた00年代。

そして、日本海側や中山間地を中心に「もはやボランティアやNPOを
待っていられない」状況の地域で、静かに進んでいた小規模多機能自治を、
今後、加速度的に多老化が進む都心部でも着実に展開するために、
先輩たちに学ばせていただくとともに、しくみづくりを働きかけつつある
10年代。

まだまだ、教えていただきながら、それを共有することしかできませんが、
これからも「社会の経営」=ソシオ・マネジメントを担う人々をひとりでも
増やし、課題の解決と理想の実現を、より早く、着実に実現できるよう、
働きかけ続けてまいります。

末筆ながら、これまでお手伝いさせていただいたみなさまに、重ねて、
心からのお礼を申し上げるとともに、みなさま方が起こしてくださった
変化や進化こそが、社会を変えつつあることを、誇りに思います。

ますますお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者
兼 「ソシオ・マネジメント」編集発行人
ソシオ・マネジメント・スクール プリンシパル
川北 秀人
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