暖冬といわれる気候が続いています。
測候所の梅のつぼみをみるとふっくらとしていました。
いったん休眠に入った花芽が、冬季に一定期間低温にさらされ休眠から覚めることを休眠打破(きゅうみんだは)というそうです。
その後の気温上昇と共に花芽は開花するのですが、冬暖かすぎると春先の気温が高くても開花が遅れることがあるのだそう…。
美しく花を咲かせるには冬の寒さが大切なんですね。

南向きに植えられているボケの株には開いた花弁が…。
この暖かさで惚けて咲いてしまったようです。

雪も降らず、この時期になっても冬景色の風越山を望めません。

年末に、白馬村の高校生が「美しいパウダースノーを守ろう」と声をあげたことがきっかけで村が「気候非常事態宣言」を出し、地球温暖化対策に取り組むことを約束したというニュースがありました。
世界中で1000を超える自治体が宣言しており、日本では7自治体。ようやくその動きが始まったようです。
その土地の、その季節らしい美しい環境を、子供の世代やその先まで残してあげたいですね。

保育園の子供たちが凧あげをして楽しんでくれています。