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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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7年前の津波の経験は日本に活かされたのか? [2011年12月26日(Mon)]
7年前の今日、インド洋大津波が発生した。
20万人以上の方が命を落とし、生活を流された。



7年後の今日、東日本大震災で甚大な被害を受けた日本の首都の東京で売られている主な新聞には、インド洋大津波のことが一言も書かれていない。
途上国で起きた自然災害だからということで、日本は甘く見ていたのではないか。
あまり好きではない、最近の日本語で表現すると「上から目線」だったのではないかという気がしてならない。

原発事故も含め対応を見ている限り、海外の災害を真摯に受け止めてどれだけ対応できたのか疑問に残る。
専門家など個人単位では真摯に受け止めていた方がいっぱいいたと思うのですが、話を纏め上げていく過程で、教訓を活かされないカタチになっていった。そんなことがどうしても目に付く。
とにかく、チェルノブイリでの経験、インド洋大津波の経験が、活かされていないように思う。
その背景には、日本は優秀だと信じ込んでいた。いや、いまだに日本が優秀だと信じ込み、実際の現場に耳を貸さなかったからではないかと思う。

震災以降、いままでの日本の驕りに悩んでいる方もいる。

震災以降に岩手県沿岸部に暮らしだしたある防災の専門家は、いままで散々、インドネシアやタイなどスマトラ島沖地震によるインド洋大津波の被災国の政府関係や専門家の方に、三陸の海岸の巨大な防波堤などを案内して「鉄壁」だということを紹介してきたそうな。
しかし、自然の力にはなすすべがなかった。
震災直後に被災地を回って愕然としたという。
同時に、いままで案内したスマトラ島沖地震の津波被災国の方、被災した地域の方に申し訳ないという気持ちでいっぱいになったという。
今は甚大な被害を受けた町で、唯一海外に紹介しなかったある町で被災者と寄り添った生活をしているという。
震災前まで、防災の専門家として地域の方に接していたが、この結果を見て顔向けできないという気持ちと同時に、至らなかった分を少しでも被災者たちのために何か出来ないかという二つの気持ちがそうさせたのでしょう。

とはいえ、この専門家のような方もたくさんいらっしゃるとは思うのですが、今の復興策なり原発事故の対策を見ている限り、いまだに驕り高ぶっている方もいっぱいいるように思う。
残念な話だ。

いまからでも遅くないので、インド洋大津波の被災者たちがどのように生活を取り戻して行ったかに耳を傾けてみてはいかかでしょうか。
これは、専門家だけでなく、普通の日本人もそうだと思う。

今年の8月末から9月にかけて、地球環境財団さんの支援をうけて、学者や専門家と共に、対の津波被災地に行きました。
そして、来年の2月には一般向けのツアーも実施します。

私はタイがフィールドなのでタイのツアーになってしまいますが、私のフィールドだけでなくインドネシア、スリランカなど様々な被災地に行き、現地の声や何をやったのかに耳を傾けることが一手、二手先を読んだ、場当たり的ではない復興につながると思います。

慰霊祭があったという報道もいいけど、それから先につながる経験が共有されることが大切だと思います。
浄土ヶ浜deクリスマス [2011年12月19日(Mon)]
岩手県宮古市の浄土ヶ浜ビジターセンターで「浄土ヶ浜deクリスマス」というイベントを実施しました。さをり織りの体験会と環境朗読劇エシカルシアター/エコロジーシアターの上演の二本立てです。


小さなお子さんやお母さんもさをり織り体験。


田老や八木沢の作業所から織機を集めてきての体験会。
出来上がった作品も集めてきて展示したのでちょっとした「三陸さをりプロジェクト(仮称)」の作品展示会になりました。

後半は環境朗読劇エシカルシアター/エコロジーシアターです。
地球環境財団の助成で実現しました。
演目は「星ふりくまのこ」と「世界からのメッセージ」
会場は巨大スクリーン。


待ちきれない子どもたちが、プロジェクターで映し出された波の映像で遊びます。


「星ふりくまのこ」は、手入れのなされない森林による生態系破壊の問題をクマの親子の視線で伝えるお話です。
中山由佳さんの迫真の演技を交えた朗読で少し大人向きの内容でも小さな子どもさんも最後まで見てくれました。


最後は「世界からのメッセージ」の上映です。
震災直後、被災地では家財道具が流され、電気もなく、もちろんインターネットが接続できない状況がありました。
その一方で、世界の国からは日本の被災地を応援するメッセージがインターネットを通して届きました。
それは、欧米のような豊かな国だけでなく、昨年地震にあったハイチ、未だに紛争から抜けられないハイチ、七年前に津波にあったインドネシア、タイ・・・・。スラム・・・。
いろんな国の様々な事情のある地域から、心温まるものでした。
しかし、インフラの揃わない日本の被災地では受け取ることが出来ませんでした。
今回の上映をして、初めて、このようなメッセージが届いていたと驚いている方ばかりでした。

映写が終わり。
ひとつの国際小包を開けました。
その中には、タイの津波孤児施設「バーンターンナムチャイ」から届いた、津波にあった子どもたちが手描きをしたクリスマスカードが入っています。
今日来てくれた方達と、その方の大切な人の分を持って帰っていただきました。

本日来場していただいたみなさんありがとうございました。

ちなみに、クリスマスカードに書かれている住所に手紙を送ると、タイの津波のあった子どもたちに手紙が書けます。

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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」