• もっと見る

STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
<< 2010年11月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
月別アーカイブ
タグクラウド
ドネーションが切れてきた津波被災地 [2010年11月30日(Tue)]
今回、タイ南部のパンガー県の津波被災地を回り気になったのは、いろんな事がハッキリしてきたということ。津波から5年をきっかけにドネーションがストップしている所が多く出てきました。支援を受けることを前提にしたものはたちどころに経営が悪化しているのに対し、自分たちで自立しようという意識で頑張っているところは、ちゃんと結果が出てきています。
これは、カオラックのビジネスでもしかりで。つぶれるところはつぶれ、残るところは残っているという感じです。これは、津波があった、無かった関係なしにという感じです。
ドネーションが切れつつあるプロジェクトでは、慌てて、収益事業を増やしている所もありました。

そんなことで、いろんな収益事業が見られます。



バイクの修理店を持った児童収容施設。
バーンサンファンという施設なんですが。バイクの修理店があります。
先日、バイクでタレーノーク村に行こうとしたとき、いきなりパンクしたんですよね。
ラノーン県のムスリムの村人たちに教えてもらって、バイクの修理屋に駆け込みました。
すでに先客が2人いて、私のバイクを直している最中にも2人のお客さんが修理に来ました。
チューブを交換して、なんと100バーツ(280円)という無茶苦茶な安さにも驚いたのですが。生活必需品としてのバイクの修理というのは堅実なビジネス。
これだけでは、子供たちを食わせられませんが、確実なビジネスです。


そのほかに、土産物を作るための材料となる植物を育てる農園なんかも併設。
手に持っている花はお茶になり。草はバッグなどになります。


畦に生えていた草が、このバッグに・・・・


4年ぐらい通っている、バーンターンナムチャイも新しい事業に取り組み出します。
津波で一番多くの犠牲者を出したナムケム村に新しい宿泊施設がただいま建設中です。


3階建ての建物で、1階はクラフトショップと集会施設と事務所、2階に20名の0歳〜3歳児を預かる保育所、3階がゲストハウスになっています。
2階のフロアの高さは、2004年の津波と同等規模の津波が来ても海水に浸からない高さがあります。
屋上は、ナムケム村、コーコーカオ島やマングローブを一望できます。もちろん客室からの眺望も最高。
来年3月ごろに完成とのことです。

一昨年あたりから、コーコーカオが大人気で、ナムケム村は観光客にとって通過点にされてしまっているのですが。ナムケム村の中心地近くに滞在できるのは、この村に新しい魅力をもたらすでしょう。

つーか、おいしい朝食屋さんがあるんですよね。ナムケム村に・・・。


客室の工事現場からの眺望。
現場監督さん、撮影協力ありがとうございます。

てなことで、ツナミクラフトの役割はこれから大きくなる予感です。
日本で作ったものを売るだけでなく、日本のお客様に製品を鍛えてもらい、自信を持って販売できる製品を作れるように育て上げる。
現地の情報を伝えることで、スタディツアーなどで現地に行ってみる人を増やし、現実を見てもらい、問題解決の糸口を見つける。または、今、自分たちの抱えている問題を解決する方法を、現地から学んで持ち帰ってもらう。自立を実現した被災者自身が、支援を続けている実践者が、世界の問題を解決するための先生となる。
そういう活動を広げて行きたいと思います。
戦争って周到に準備されている [2010年11月25日(Thu)]
北朝鮮と韓国との間でなにやら起きていますが、北朝鮮とアメリカの動きがどこか変に感じます。
そう感じるのはミャンマーとタイの動きからです。
数日前、ある事情通から、あくまでも私の予想ですが・・・という話を聞いた。
それは、約3週間前にミャンマーのカイン州で起きたミャンマー軍とカレン族との紛争に北朝鮮の武器が使用されたのでは?という内容でした。
あくまでも状況を観察していて感じることとして・・・という話です。
去年の12月に、タイのドンムアン空港で北朝鮮からパキスタンに向かう荷物から35トンの武器が見つかったということがあったのですが。しかも、処理費用として米国から金が出ていたそうな。それが、不思議なことに消えてしまったんですよね。
その一方で、「戦場に架ける橋」で有名なカンチャナブリ県の国境近くの町、サンクラブリに向かう道路が、ただでさえ状態が良かったのに、さらに10センチほどアスファルトがかさ上げされたのだそうです。戦車が走っても大丈夫なぐらいに・・・・。
しかも、ここ数年、サンクラブリの街周辺には、白人が経営にからんでいる難民を受けいける施設が次々と出来たり。ホテルが新しくでき。ミャンマーで何かが起きて、ビルマ人難民が来ても大丈夫なようになって来ているそうな。
また、ある人権がらみの集会が行われた時、メインの会場ではないところに、仏教系カレン族の幹部人が集められ、そこにスーツにサングラスの白人2名がお金を渡すということが目撃されたという話も聞きました。
その後、整備された道路に、普段通らない、なにも書かれていない巨大なタンクローリーが何台も往復したそうです。通常タンクローリーには、会社の名前や内容物と積載重量が書かれているのですが、そういうものはなく、なにか異様だったとのこと。
そして、今月頭のカレン族とミャンマー軍との小競り合い。今までは、キリスト教系のカレン族が戦闘に関わっていたのですが、今回は武器を持っていなかったはずの仏教系カレン族が武器を手にして戦闘に加わっていたのだそうな。そそ、あの山路さんの拘束されたあの騒ぎ。
で、つい10日がばかり前の11/15に、タイで拘束されていたロシア人の武器商人と言われるボウトを米国に司法取引で引き渡した。
つまり、彼が北朝鮮から運んだ武器が無事に使われたから契約成立ということで、アメリカに引き取られたのではないのかということになる。
しかも、アメリカ製の武器が使われないから、アメリカのせいにはならない。で、本番になればアメリカの武器産業が大手を振って武器を持ち込む。ってか。相当なやり手。一件落着。
日本では武器輸出三原則を緩和しようとしてますが、このような手口で、想定していた納品先でない所に武器が流れるってこともある。だから日本に有利なところだけにという変な口実をつけて緩和するのは意味がない。

さて、話は38度線に戻って。今回は、いや、今回も軍事演習中に騒ぎが起こっています。しかも米韓合同演習。
狙う側としては、演習中に本物の戦闘が行われると、指揮系統が混乱するため、狙い目ではあるのですが。やっぱ変ですよね。
現地に行けば周到に準備された何かがあるのかもしれませんね。
北朝鮮が時々アメリカのシナリオに乗ることで、お金をもらうと共に、国の威厳を保っているなら、今回の件は日本の思いやりを増大させるためのヤラセ・・・。沖縄の知事選もあるしね。

どこがとは、言い切れないけど、平和でないことで暮らしている人、莫大に稼ぐ人、本人の意図とは違うかもしれないけど、お金で平和を売ってしまう人がいるんですよね。
南アフリカから来客 [2010年11月23日(Tue)]
さをりトレーニングセンターには、いろんな来客があるのですが、今日は南アフリカの学生さんたちです。津波から復興すること自体が新たな観光資源になり、新たな層のお客さんを呼び寄せています。











見たものを理解しカタチに [2010年11月23日(Tue)]
8月に仙台の「さをり本舗ねこや」さんで作られたTシャツを着ていって、身ぐるみはがされるぐらいにチェックされたのですが。なんと、そのTシャツをヒントにした製品ができあがっていたのです。しかも人気商品になっていて、大量生産中。
遊び心が大きいものは若い層、遊び心が少ないものは高齢層に受け入れられているそうな。
「ねこや」さんの製品とまた違ったテイストになっているのも面白い。


みんなで、はさみでチョキチョキ



こちらは、イギリスに在住の日本人デザイナーさんのネパールで作っている製品を見て、さっそくなにやら作っていました。
パンガーではパーツが手に入りにくいので、手元にある糸でできるもののバリエーションが増えると、出来る製品が増えてきます。
ちなみに、サンプルはポーチだったのですが、バッグにしてみるのだそうです。

タイの精霊流し -津波孤児たちと- [2010年11月22日(Mon)]
タイでは11月の満月の日に「ローイクラトン」という精霊流しをします。
津波孤児施設のバーンターンナムチャイの子供たちとともに、さをり織りを行っているバンムアンにある精霊流しの会場に向かいました。
タイで一番被害の大きかったナムケム村からも近く、たくさんの方が来ていたので知った顔と再会もありました。

精霊流しは二つのパターンで行われます。一つは、「カトン」と呼ばれるバナナの葉で作られた丸い小舟で、旗や線香、ろうそくなどが立てられています。
これを川に流します。海に近いところでは海に流します。


バーンターンナムチャイの子供たちがカトンを流します


もう一つの方法は、「コムローイ」と呼ばれる、紙で出来た円筒状の熱気球を飛ばします。
このエリアでは、もう一回、12月26日に飛ばします。津波犠牲者と同じ5300個のコムローイを一気に飛ぶので壮観だそうです。
もともとはタイ北部のチェンマイ付近の風習なのですが、タイ北部出身の出稼ぎ労働者が多いこともあり、津波の式典などに使ったりして、津波被災エリアで普及しています。



会場のすぐ近くでは、タイ人得意の特設ステージを作って催し物を行い、ダンスなどが披露されます。タイ国内の謎の一つが、祝い事があると、どこに行っても、どこからともなくダンスチームが現れるということだったりします。




観光地のカオラックのエリアでは、海でローイクラトンを行います。
ホテルが贅を尽くしたパーティーなども開いて、バンムアンの庶民のローイクラトンとはまた違った趣です。



ビーチに無数のコムローイが飛ぶ


こちらには、連休にあわせてダイビングに来た日本人の姿がありました。
シミランの海も最高だったそうですが、カオラックの海と空も最高。超ラッキーです。

日本人女性ダイバーが「火を見ることで神聖な気分になれる」とおっしゃっていました。

キャンドルナイト・・・そんな時間は大切ですよね。

てなことで、12月4日横浜YWCAにて、もうひとつのキャンドルナイトで、もっとたくさんの写真を見せちゃいます。 くわしくは・・・こちら
バンコクでの朝 [2010年11月19日(Fri)]
昨夜、深夜にバンコクに着きました。
いま、セントルイス病院の裏の小さなホテルにいます。



最上階以外がエアコンなしなので寮なんでしょうね。
モダンなマンションと生活感が面白い感じでミックスされてます。

ということで、これからバンコクでの用事を済ませて、タイ南部に移動。
朝日新聞朝刊2面で紹介されました [2010年11月18日(Thu)]
といっても私じゃなくて。12月4日に横浜YWCAのイベントでご一緒するイクラさんです。
イクラさんは、一年少し前だったかに、新しい命を授かったことをきっかけに、児童虐待を防止しようと、児童虐待に遭っていたとカミングアウトしたんですよね。その記事はこちら

3年ほど前から、津波被災者についてのイベントに出たいという話があったのだけど、こちらのスケジュールやイクラさんの体調の都合でタイミングがあわなくてなかなか実現しなかったのですが、今回実現します。是非見に来てください。

ちなみに、イクラさんは、ツナミクラフトのマングローブの植物で染めたパクトリアム村のベビースリングを愛用していただいています。オレンジリボンのような、鮮やかな自然から生まれたオレンジ色に赤ちゃんを包んでいただいています。


2010年11月18日 朝日新聞東京版朝刊2面

100万人のキャンドルナイト・冬
〜フェアトレードがもたらす女性と子どものエンパワメント〜


あたたかいキャンドルの光のなかで、人身売買をはじめ、さまざまな暴力や災害、

紛争や貧困のただなかにある女性を、「フェアトレード」がどのように力づけるのか、

そして女性と隣り合わせる子どもを支えることにつながるのかを考えます。

お話は、ツナミクラフト代表の東山高志(ひがしやまたかし)さん、他。

2004年12月のインド洋大津波を乗り越えた女性たちの取り組みを紹介します。

トークセッションの前後に、ミニクリスマスコンサートも開催〜♪

音楽をつうじて人と人とのつながりをはぐくむ活動家・浅見太郎さん

DV被害を乗り越え、世の中にやさしい歌を届ける唄い手・イクラさんが出演。

お一人で、お誘い合わせで、横浜YWCAにぜひお出かけください。

こころから、世界のすべての人びとに、メリークリスマス!

日時:2010年12月4日(土) 18:30〜20:30
(開場は、18:00を予定。開園時間中、入退場は自由です)

場所:横浜YWCA 1F 花花カフェ

(JR/横浜市営地下鉄線 関内駅南口より、迷わず歩いて6分)

参加費:500円(ワンドリンク付き/予約不要)

お問い合せ:横浜YWCA TEL:045-681-2903 (月〜土)



【共催】 横浜YWCA×てのひら〜人身売買に立ち向かう会

【助成】 かながわボランタリー活動推進基金21 


ありがとう「トラグーン+」APECと共に閉幕 [2010年11月16日(Tue)]
横浜みなとみらいのクイーンズイースト4Fのフェアトレードショップ「トラグーン+」が14日に閉店しました。APECの最終日と同じ日です。もともとは、期間限定のお店だったのですが、契約期間の延長、延長でなんやかんやとかなり長期間に店を構えていました。
ツナミクラフトの商品は、さをり織り、草木染め、子どもたちのつくった製品など、多くのプロジェクトの製品を置いていただきました。
長い間、ありがとうございました。

パシフィコ横浜の周りに作られたAPECの立ち入り禁止区域のバリケード解体工事が進むのを横目に見ながら、お店にいろいろと引き取りに行ったのですが。
昨日までお店であったのか・・・と思うぐらいきれいに片づけられていました。

さて、トラグーンのお店とツナミクラフトの製品はどうなるの?ということですが。
17日に新横浜プリンスペペ1Fの「エシカルクローゼット by トラグーン」がリニューアルオープンして、そこに集中配備されます。

お店のスペースが小さくなるので、今までのような大きなバッグ類は置けないのですが。ポーチや財布など、小物を中心にセレクトしたラインナップで置いていただきます。
神奈川大学の藤本ゼミさんが、神大フェスでたくさん売ってくれた、大好評のあの新作ポーチも新横浜で販売開始です。

「エシカルクローゼット by トラグーン」をよろしくです。

エシカルクローゼット
http://www.prince-pepe.com/page/shop/detail/?id=377
横浜で「もうひとつの100万人のキャンドルナイト冬」を実施します [2010年11月14日(Sun)]
12月4日に横浜YWCAにて、トーク&ライブイベントを開きます。私も出るのですが、イクラさんの素敵な唄も聞けますよ。



100万人のキャンドルナイト・冬
〜フェアトレードがもたらす女性と子どものエンパワメント〜


あたたかいキャンドルの光のなかで、人身売買をはじめ、さまざまな暴力や災害、

紛争や貧困のただなかにある女性を、「フェアトレード」がどのように力づけるのか、

そして女性と隣り合わせる子どもを支えることにつながるのかを考えます。

お話は、ツナミクラフト代表の東山高志(ひがしやまたかし)さん、他。

2004年12月のインド洋大津波を乗り越えた女性たちの取り組みを紹介します。

トークセッションの前後に、ミニクリスマスコンサートも開催〜♪

音楽をつうじて人と人とのつながりをはぐくむ活動家・浅見太郎さん

DV被害を乗り越え、世の中にやさしい歌を届ける唄い手・イクラさんが出演。

お一人で、お誘い合わせで、横浜YWCAにぜひお出かけください。

こころから、世界のすべての人びとに、メリークリスマス!

日時:2010年12月4日(土) 18:30〜20:30
(開場は、18:00を予定。開園時間中、入退場は自由です)

場所:横浜YWCA 1F 花花カフェ

(JR/横浜市営地下鉄線 関内駅南口より、迷わず歩いて6分)

参加費:500円(ワンドリンク付き/予約不要)

お問い合せ:横浜YWCA TEL:045-681-2903 (月〜土)



【共催】 横浜YWCA×てのひら〜人身売買に立ち向かう会

【助成】 かながわボランタリー活動推進基金21 


白石昇さん5年半ぶりに津波被災地入りレポート [2010年11月13日(Sat)]
津波―アンダマンの涙の著者、白石昇さんが5年半ぶりに津波被災地に入り、さをり織りの工房を訪ねたレポートが公開されています。ライブ映像もありです。

6日目・プーケット県、パンガー県。 - 白石昇日刊藝道馬鹿一代。of WHITESTONE Risin’ ของ หินขาว มังกรบิน
http://d.hatena.ne.jp/whitestoner/20100920/jp#tb

私の常宿の場所での当時の惨状の様子の話

ぜひカオラックに来てください!



さをり織りの工房レポート


その他に、ライブ映像などもあるので是非ご覧ください。

6日目・プーケット県、パンガー県。 - 白石昇日刊藝道馬鹿一代。of WHITESTONE Risin’ ของ หินขาว มังกรบิน
http://d.hatena.ne.jp/whitestoner/20100920/jp#tb


参考書籍


玉川上水伐採映像 [2010年11月12日(Fri)]
落葉広葉樹が伐採されています。
しばらく、五日市街道の紅葉のトンネルは見られなくなると思います。

スリランカのツナミクラフト3店舗に入りました [2010年11月12日(Fri)]
新しい取扱商品のかわいいスリランカの木のおもちゃが、東京、横浜、石川のお店に並びだします。
津波から数年経って、政府などからの支援が打ち切られた場所で、仕事づくりとして始ったプロジェクト。土地は確保したけど、お金が無く建物がまだ建っていないので、近くの街で仮住まいで作業しています。みなさんのお買い上げで作業場が出来上がります。

どうぶつセット



ほとんどの動物が自立します。
布の上とか、机の上とか、床面の素材によって、自立しなくなったり、逆に自立したりします。



遊び終わったら、木箱に収納。
片付けるのもパズルあそび。
答えが一つではないのがミソ。


■取扱店■ 11/12現在

「コミュニティードレード・al」
石川県石川郡野々市町本町2-1-24
 自然食品店「のっぽくん」2F
 TEL&FAX:076-246-0617
http://www.h4.dion.ne.jp/~ftc/

「千手観音」
東京都杉並区成田東5-42-13 小川ビル1F
TEL:03-3393-0294
杉並区役所、東京メトロ丸の内線南阿佐ヶ谷駅スグ

「Ethical Closet by tragooon」
神奈川県横浜市港北区新横浜3-4 新横浜プリンスペペ 1F
http://tragooon.com/
11/17より本格オープン
尖閣流出ビデオと石油ピーク [2010年11月11日(Thu)]
昨日、海上保安官が尖閣諸島での中国漁船による衝突のビデオ流出の件で、私がやったと名乗り出て、大きなニュースになっています。
この問題の基本の基本は地下資源問題。地下資源が見つかるまでは見向きもされなかった場所が、発見されるや否や各国が領有権を言いだしたのが、尖閣諸島の問題で、その問題の最前線にいたのが自衛隊ではなく海上保安庁だったわけです。
最前線でいる自負と沖縄返還以来の長年の政府トップの行動とのギャップが、ビデオの流出に繋がったのでしょう。

そんなことが、話題になっている中で、これから尖閣諸島でのいろんな出来事が激化しそうなニュースが入ってきました。
それは、11/9に、国際エネルギー機関(IEA)によって、2006年をピークに世界レベルで石油産出量が落ちてきたというデータが公表されたということです。
しかも、これからは、深い油田やら、海底油田、尖閣諸島などいろんな国が領地と主張し紛争状態となるなどで、コストのかかる石油に頼らざるを得なくなるということです。
2008年の石油高はその第一波だったんでしょうね。あれって、市場経済は敏感に反応していたということです。
もう、お金でCO2排出権とか、海面上昇とか言ってられなくなるかもしれませんね。
石油ピークの次は、すぐにウランピークも来るらしいという話ですから原発も駄目です。ウランピークを越えたあと、長期間にわたる残留放射能の残る役に立たない施設に対しての維持のモチベーションは当然下がるでしょうから、放射能漏れなんてざらに起こりそう。こいつもヤバイ。
根本的なエネルギー対策が必要です。


“石油ピーク”は2006年に過ぎた?
Mason Inman
for National Geographic News
November 10, 2010

日本語 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101110003&expand#title
英語 http://news.nationalgeographic.com/news/energy/2010/11/101109-peak-oil-iea-world-energy-outlook/

 国際エネルギー機関(IEA)は11月9日、在来型石油の生産量が2006年にピークを迎えた可能性が高いとオーストリアのウィーンで明らかにした。

 IEAは年に1度、「世界エネルギーアウトルック」という報告書を発表している。最新の2010年版に掲載された今後25年の見通しによると、石油生産量は1日あたり6800万〜6900万バレル前後で停滞する可能性が最も高いという。

 このシナリオでは、「2006年に記録した史上最高の7000万バレルに再び並ぶことはない」と書かれている。

 生産量が停滞するからといって、乗用車やトラックの燃料がすぐに不足するわけではない。IEAの予測でも、いわゆる「石油系燃料」の総生産量は右肩上がりに増加し、2035年までには1日約9900万バレルに達する可能性が最も高いとしている。

 こうした液体燃料の増加はすべて、「天然ガス液(NGL)」など非在来型の資源によるものだ。NGLは天然ガスの副産物として産出される。

 当面はNGLをはじめとする非在来型資源をあてにするとしても楽観はできない。「石油が安い時代は終わった」とIEAのチーフエコノミスト、ファティ・ビロル氏は言う。「消費国サイドで需要増加の抑制に努力しなければ石油価格は上昇する。消費国の経済にとっても好ましい状況ではないだろう」。

 IEAは1970年代の石油危機後、先進国の大部分が参加する形で立ち上げられた。世界のエネルギー事情を分析し、各国の政策に関する助言を行っている。

 価格上昇と生産量停滞の主な理由として、「既存の油田の生産量が減る」ことをビロル氏は挙げている。現役の油田の生産量を合わせると、1日約7000万バレルになる。ところが、「2035年までに2000万バレルを切る」とビロル氏は予測する。現在の生産量を維持するだけでも、再開発や新たな発見などによって大幅に生産を増やす必要がある。

 また、IEAが最も可能性が高いとするシナリオでは、油成分を含む砂「タールサンド」からの原油生産が今後25年で3倍に増えると予測する。タールサンドは「オイルサンド(油砂)」とも呼ばれ、主にカナダとベネズエラで見つかっている。

 ただしIEAによると、こうした非在来型の資源は在来型石油より高価で、環境負荷も大きい場合が多いという。「タールサンドの採掘は自然環境への影響が大きい」と報告書にも記されている。森林を伐採し、加工の過程で出る有害物質を集める大きな貯水池を作る必要があるためだ。

 またIEAによれば、タールサンドから原油を製造すると、二酸化炭素(CO2)の排出量が在来型に比べ5〜15%増えるという。CO2は地球温暖化の主な原因となる温室効果ガスだ。

 原油の生産量が停滞する理由について、「地上と地下、両方の要因が絡み合っていることは明白だ」と分析するのはガイ・カルーソ氏。米国エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の元局長で、現在はワシントンD.C.のシンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)に所属している。

「資源の地質学的な制約が理由の1つだ」とカルーソ氏は話す。「古い油田では既に減少が始まっており、そのスピードは予想を上回っている。ベネズエラやイラク、カザフスタン、ナイジェリアのような例もある。原油があることはわかっているが、政治的混乱などの問題により生産量が潜在能力をはるかに下回っている」。

 あらゆる要素を考慮した上で、石油価格は上昇に向かうとカルーソ氏は結論づけている。価格の上昇がなだらかであれば消費国は対応できる。「2008年のような乱高下は混乱を招く。当時、1バレル150ドル近くまで達し、その後急降下した」。
『名もなき受刑者たちへ』 [2010年11月10日(Wed)]
興味深い本の紹介があったので紹介します。
刑務所から出たとき、住民登録が抹消されているために、出所しても生活保護など再出発のための公的扶助が一切受けられず、再犯の原因となっているそうな。
犯罪を犯し受刑した知的障害者の4割が再犯し、しかも繰り返す傾向があると聞きました。再出発できる制度作りや、その人の状況に合わせた受刑中の対応で、再犯を減らすことが出来れば、安心安全な社会に近づけることが出来るように思います。


ニッポンが抱える意外なムショ事情!〜『名もなき受刑者たちへ』

『名もなき受刑者たちへ 「黒羽刑務所 16工場」体験記 (宝島SUGOI文庫)』
本間 龍
宝島社
480円(税込)

刑務所といえば犯罪者が収監される場所、厳しい規律もあるし、どちらかといえば怖いところというイメージがあるが......。ある刑務所には、認知症の高齢者や身体の不自由な人やオカマばかりが集められているという。栃木県にある黒羽刑務所第16工場だ。本作品の著者・本間龍はここで"用務者"という懲役労働に従事した。

 認知症高齢者や障害者は、健常者と同じスピードで同じ作業をこなせないことから"作業不適格者"と呼ばれる。日常生活でも突発的な事態が発生しがちだ。そこで、彼らをお世話する用務者の登場となる。本間氏は普通に生活していればまず目にしない、「そんなバカな!」と思ってしまう光景を目の当たりにすることになる。例えばこんなことだ。

 工場での刑務作業が始まったとき、手を上げている人がいた。本間氏が近寄って声をかけると彼は非常に困った顔でこう訊ねてきたのだ。「あの......私の名前はなんでしたっけ?」

 また別の日のこと。孤独な認知症の老人たちの話し相手になってくれたのは、オカマのオネエさまたちなのだが、彼女たちが"卒業(出所)"するとき、あるご老人が泣きだした。「俺を置いていかないでくれよ、一緒に連れてっておくれよ」......。

 ほかにも、居るはずのない女の幻覚を見る人、とても男らしかったのに一夜明けたらオカマになっていた人、共用石鹸の減りが早いと思ったら盗んで食べてた奴、呆けてしまって自分の罪がわからず周囲に尋ねる人などなど、ウソのようなホントの出来事が次々と起こる。これだけだと「笑い話を集めたムショ物の本でしょ?」と思う人もいるだろう。だが、本作品はそれだけでは終わらない。

 出所したばかりの人が「刑務所に戻りたかった」と言ってタクシーに無賃乗車したり、無銭飲食をしたというニュースを聞いたことはないだろうか。この手のニュースを聞くと、「刑務所ってそんなに戻りたくなるような場所なんだ」と思ってしまうが、実はこの話、知れば知るほど、本作品を通して著者が訴えようとしている問題が内包されている。

 数年間刑務所に入っていると、住民登録が抹消されて住民票がなくなるため、出所しても生活保護など再出発のための公的扶助が一切受けられない。また、時給6円の作業報奨金(懲役作業の代金)をいくら貯めても、3〜5年服役の後、出所の際にもらえるのはたった数万円。そして、出所者とわかれば、どんな会社も雇ってはくれないから、いつまでたっても生計の見込みは立たない。要するに、出所者には金も職場も住居も無いし、公的援助も一切ないから、身寄りがなければ生活出来ないのだ。

 結局、金もなく頼れる身内がいない、特に高齢者や障害を持った出所者は、せっかく復帰した社会で生きる場所がないために、再犯を犯してまた刑務所に戻らざるを得ない。だからいつまで経っても再犯率が下がらない。本書ではそうした現実もクールに描き出し、その解決策を呈示している。

 本書の前半で綴られてる奇想天外な毎日を思わず笑いながら読んだ人も、後半の問題提起にはヒヤッとするはずだ。罪を犯したとはいえこれほど純粋無垢な人々がまったく救われないという現実、しかもこういった人々は増加する一方だという事実。自分には関係ないと思いがちな、現在の刑務所行政について深く考えたくなる一冊だ。


関連ニュース

<法務省>知的障害受刑者のチェックシート11年度導入へ 
(毎日新聞 - 11月09日 03:13)

 法務省は来年度から、受刑者の知的障害の有無を刑務官ら現場職員が判断できるチェックシートを導入し、障害の正確な把握をめざすことを決めた。刑務所内での生活では支障は少なくても、出所後生活苦に陥り再び罪を犯すケースも多い。これまで知的障害が見過ごされがちだった受刑者を福祉の支援につなげ、再犯防止を図るのが狙いだ。【石川淳一】

 受刑者が刑務所に入る際に実施される能力検査では、全体の2割強にあたる毎年7000人前後がIQ(知能指数)相当値70未満。70未満は通常、知的障害の疑いがあるとされるが、刑務所の検査は正式なIQ検査ではなく、実態を反映していないとも指摘される。法務省の統計上では、知的障害が確認される受刑者は療育手帳取得者など毎年200〜300人にとどまる。

 刑務所の出入所を繰り返す累犯者の中には、障害に気づかれず福祉の支援がないまま生活が苦しくなって窃盗などの犯罪に再び手を染めるケースが多いとされる。心理技官や社会福祉士がいる刑務所もあるが、受刑者全員にかかわる余裕はない。出所者を受け入れる福祉サイドから「刑務所内で知的障害が見落とされていることが多い」と、法務省矯正局に対応を求める声が寄せられていた。

 来年度からチェックシートを用いる対象は、主に能力検査でIQ相当値70未満だった受刑者。過去に福祉の支援を受けたり、特別支援学級に在籍した経験などを聞き取るほか、足し算や引き算、漢字の使い方などを確かめる。服役後も、刑期満了日が言えるかや、ボタンの掛け外しができるかを診断する。知的障害があると判断された場合、出所前から保護観察所や各地の地域生活定着支援センターと連携し、福祉の支援先を探すという。

 矯正局は「これまで、知的障害のある受刑者が『理解が悪い』、『やる気がない』と誤解されかねない状況にあった。現場の刑務官が『障害の存在』を意識して把握の漏れをなくし、出所後の福祉につなげたい」と話している。
「今時の子どもは…」ってのは「拒絶」だ [2010年11月09日(Tue)]
一週間ほど前の@ikurakoikuraさんのツイートにごっつ共感を覚えました。
子どもの問題、世代間の問題、そして、未来について話し合う時、持つべき視点が書かれています。
てなことで、ツイッターで、とぎれとぎれに書かれていたものをつないで、掲載させていたたきます。

地域の中学校で行われたという地区懇談会をまとめた冊子を読んだ。テーマは「人と繋がるマナーと思いやり」。漠然とし過ぎてやはりあんまりまとまってなかったけど、何かみんな「オトナ目線」だなぁと感じた。子供の事を考えているようで、「余所の子」に対するダメ出しっぽいのが多かった。

中には「挨拶がしっかり出来る子は運動部系だ」とか「お母さんが元気でいること、子供に毎日ご飯を食べさせることが大事」とか「『家では元気』な不登校は、学習の遅れさえ学校が支援すればよく、医学・心理的サポートは必要ない」とか、オイオイ!と思うのも載ってた。

特に目立ったのがPCやケータイに対する戸惑い。それらの何たるかをイメージで語ってる意見が多いように感じた。確かにどちらも犯罪の危険はあるけれど、安全に使えば便利なツールなんだし、ただただ危険、怖いと遠ざけるよりも、どう使ったら便利で、どうしたら危険かを教える方が大切な気がした。

子供とのコミュニケーションの取れなさをPCやケータイのせいにし過ぎな感も。というかある種、今はもう「そういう時代」なんだから、大人こそ凝り固まっていないで柔軟に対応すべきな気がした。子供はそのケータイの先で、世界中の友達とコミュニケーションを取っているかも知れないんだ。

わたしたちが子供の頃は大抵親は共働きでみんな鍵っ子で、だからわたしたちは大人が子どもとどう関わるのかを知らないんだよね。正解なんてないけど見本があるかないかは大きな差だと思う。大人がいないと子どもは自分で社会性やルールを作るからそれを普段いない親がやいやい言ってもそら聞かないよね

地域の懇談会だから仕方ないけど、そこに子ども側の声がひとつもないのが残念でならなかった。小学校で、中学高校で、この冊子を生徒に読ませたらみんなどう思うだろう。何て言うだろう。そこで上がる声こそ、大人は聞くべきだ。

わたしは、子ども派なんス!!オトナの言い分もわかる。でもわたしは子どもを一概に非難したくない。彼らには彼らの世界があるんだ、そこをまず見詰めなきゃ。イメージだけであれこれダメダメ言ったって、理解しようともしてくれない相手の言葉なんて誰も聞きやしないし、心を開きもしない。

まずは一度一緒に子どもの世界を楽しんでみたらいい。何を見て何を感じ何を発信してるのか。「今時の子どもは…」ってのは「拒絶」だ。拒絶されたら子どもはオトナに失望する。傷つきたくないから、失望した相手を見なくなる。異論があるなら子どもの世界を共に楽しんで、それから初めて発言すべきだ。

オトナには「自分はオトナだ」ってヘンなプライドがあるから、子どもに「教えて下さい」って言えないんだよね。だから「今時の子は…」って定型文で問題を凍結させちゃう。だけど本来、未来へ歩みを進めるのはいつだって子どもで、教わるのはオトナの方なんだ。

子どもの「楽しい!」をオトナが共感する、それだけでだいぶ関係は変わると思うんだよね。オトナが「これ楽しいぞ〜!」って教える事はあっても、逆は敬遠しがちなオトナたち。だけどそこを共感出来たら、お互いにきっともっと楽しいし、嬉しいと思うんだ。

ともあれまずはあの冊子をリビングに置いて、家族でディスカッションしてほしい。そう思ったワタクシでゴザイマシタ〜、ぐふぐふ。
白楽のまち [2010年11月09日(Tue)]
先週書こうと思っていた記事ですが・・・。神奈川大学の最寄り駅、東横線の白楽駅付近のまちってけっこういいんですよね。
なんというか、人が住んでるってまちなんです。

まず、改札から出たらすぐ店がある。
よく駅前に大きな広場をつくるところがあるのですが、そういう駅前って活気がない所が多い。
駅を出た瞬間に、広々としていると、そのまちで買い物をしようと思わなくなるんですよね。
そそくさと、バスやタクシーなどの交通機関に乗って移動したくなるので、そのまちをちょっと覗いてみようという気が無くなります。
その点、白楽は改札を出たらいきなり店があるので、なんかわくわくします。

駅ビルが無い。まあ、ビルを建てるほどの駅ではないのですが・・・
駅からすぐに店があるというのは、駅ビルというのは似て非なるもの。
モダンな建築物であるビルに整然と並べられた店は、わくわく感に欠ける。
また、大手のチェーン店などが入っていると、どの駅に来たのかわかんなくなるという無個性なムードを漂わせ。まちを探検したくする気を萎えさせます。

幅2.5メートルの道を挟んだ昔ながらの商店街がある。
裏に4メートル以上の道路が走っているから成立しているようなもんですが。
店の中に居ながら、向かいの店と世間話できるぐらいの道路幅は、店と店との間のコミュニケーションを生み出し、販売に必要なコミュニケーションスキルの向上に繋がる。また、通行している人に対してもメッセージを発信しやすい。
お店の中が見えちゃうし、いろんなものが聞こえちゃうので、お客さんも発見が多い。
バーカウンターだけの店の会話も通行人にまる聞こえ。まちの噂の発信源に。

とはいえ、まあ、こういう狭い路地の商店街が一度ダメになると、一気にまちが暗くなってしまうという欠点もありますが、ちゃんと機能していれば、相乗効果抜群。



だから、活性化しようと努力しています。

そして、徒歩で行ける大学など学校がある。



大学や高校が徒歩圏内にあると、まちを若者が歩きます。
その若者が、おもしろいと思える店が出来る事で、商店街に新陳代謝のチャンスが現れます。

ちなみに、スクールバスで行くような学校の近くの駅前はいまひとつです。

大学生に舞台と言うか、チャンスを提供するおおらかさも、まちに若者の関心を向かせます。
大学祭の横断幕をつけてあげるだけで、大学生が駅前の街への愛着が増します。

とはいえ、学生は卒業していってしまうのですが、ほんの少しだけでも、地域に残ってくれれば御の字です。

そんなことで、白楽のようなまちって、すっごく貴重かも。
そして、まちやひとが元気になるヒントがいっぱいあるように思います。
庭先で干してみるだけで作品状態 [2010年11月09日(Tue)]
新宿御苑で芝生の上に敷いたタイ南部のさをり織りがちょっと湿っていたのと、芝がついていたので、ついた葉っぱを取り除きながら軽く干しています。



こうやって、庭先で干すだけでも別の作品になってしまう。
面白い。楽しい。きれい。

さあ、取り込み。
「妊娠解雇」が「児童虐待」の引き金になった [2010年11月09日(Tue)]
というタイトルの日経ビジネスオンラインの記事が掲載されています。
妊婦や乳幼児を持つ母親に対し、労働基準法が機能せず、働く人の人権が守られないことから、それが児童虐待に繋がり、二次的、三次的な被害者が出ているという事例の記事。
いたたまれないですよね。



この件以外にも、変な話があります。

某乳児同伴で働ける職場では、最低賃金以下でたくさんの乳児を持つ母親たちが働いています。
どうも、乳児同伴で働く場合、障害者と同じ扱いとなって、最低賃金以下での雇用してもいいという特例が認められるらしいんです。それを利用して、低賃金で雇用しているようなんです。
しかも、経営者は乳児同伴の職場を提供しているということで、世間的には高い評価を得ちゃってるわけです。
最低賃金は、なんのために作られているのかを考えると、目的を達成できていないのは明らかです。
変な話ですよね。

この変な話を成立させてしまうのが「妊婦解雇」。

経済的な問題やら、生きがいという面も含めて、働けない、働かせてもらえないというのは、とても苦痛なんですよね。
そりゃ、少子化や児童虐待などのいろんな問題が起きるわ。

0歳から預かれる保育所整備などの社会基盤作りなどの、対策は急務だと思います。
また、保育所に預けやすい仕組みも整備すべきです。

単に増やすだけではなく、制度が受けられやすくするよう、ハードルを下げることも必要かと思います。
うちの子が行っている保育所には、一人っ子が少数派で。少子化と言われる昨今とは逆に二人・三人はたまた五人兄弟などたくさんの兄弟のいる園児が多いんです。
公団や公営住宅もそうなんですが、最初は審査が厳しく、一度、入り込んでしまえば制度をいくらでも活用できてしまうって事が、保育所で起きているからそうなっているのではないかと思うわけです。
つまり、最初の出産後に受けられるサービスの差や、その他の待遇の違いが二人目、三人目に・・・・ということへの差に繋がっている可能性が非常に高いわけです。

定員割れしている幼稚園と、待機児童だらけの保育園を、-1+1=0という算数の発想で「こども園」に合体させればうまくいくなんてありえないと思います。
「妊婦解雇」をはじめとする雇用の実情などと合わせた、総合的な対策を望みます。
布と緑に癒される-ライフスタイルフォーラム- [2010年11月08日(Mon)]
この週末、新宿御苑で開催されたライフスタイルフォーラム2010にツナミクラフトを出店してきました。
おかげさまで、好天に恵まれ多くの方に来ていただけました。



イギリス式庭園に面した側の一番端のブースだったので、さをり織りの反物を芝生の上に広げてみました。



すっごく気持ちがいい。
布の魅力に人々が引き寄せられてやってきます。



さをり織りの布を見て、女の子たちが布の上に寝転がっています。

織物は、約1万年の歴史があると言われています。
キリスト教の5倍、仏教の4倍、中国4000年の歴史の2.5倍の歴史です。
おそらく、これらの歴史によって「布がステキ」という事が人のDNAに織りこまれているのでしょうね。

都会の中の緑に癒されるように、布でも癒されるのでしようね。

明後日よりライフスタイルフォーラム [2010年11月04日(Thu)]
11/6.7に、新宿御苑で開催される「ライフスタイルフォーラム」にツナミクラフトが出店するのですが。ブース位置がわかりました。
菊の花が見ごろの時期なので、都会の中の緑地に、是非、遊びに来てください。



ピンクの矢印のところです。

タイ関係では、TPAC地球市民かながわさんとかも出店します。ゲコゲコ。
| 次へ
プロフィール

まいける東山さんの画像
まいける東山
プロフィール
ブログ
https://blog.canpan.info/ideaeast/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ideaeast/index2_0.xml

tsunamicraftをフォローしましょう

canpanブログ大賞
特報!
ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」