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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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無茶苦茶だけど、どこか懐かしくて、わくわくする店 [2010年06月30日(Wed)]
札幌の「これからや」に行きました。
フェアトレードショップって、ものがあふれている店が時々あるのですが、単にあふれているのではなく、世界観とか宇宙観があったりするのがおもしろい。
「これからや」はまさにそんな店の一つだ。



無茶苦茶だけど、どこか懐かしくて、わくわくする店。



モモンガも飛んでいます。
ヤモリも壁に張り付いています。



ビーズもわんさかあります。

なんなんでしょう、この楽しさは。

札幌による際は、是非行ってみてください。


環境友好雑貨店 これからや

住所 札幌市白石区菊水3-1-6-12(地下鉄「菊水駅」1番出口よりスグ)
定休日 : 日曜・祝日 営業時間 : 10:00〜18:00
電話 : 011-812-4915/Fax : 011-812-4377 Web :  http://www.d6.dion.ne.jp/~korekara/
北の街で野菜を届けること [2010年06月30日(Wed)]
札幌のフェアトレードショップ「これからや」さんにいたら、無農薬野菜の移動販売車が来た。
使い込んだハイエースにたくさんの野菜と食品が積まれている。
この後、北大の方に向かって走り約40軒に野菜を届けるという。
お客さんの多くはお年寄り。安くて安全な野菜とともに、短い時間だけどお店の方との語らいの時を届けているとのこと。



北海道は今の季節はいいが、お年寄りに限らず、冬となるとどうしても家に閉じこもりがちになる。だからこそ、こういうコミュニケーションが人々の生き甲斐や励ましとなる。



今シーズン最後のいちごをいただきました。
ちいさいということと、車で揺られたとのことで、少しお安くしてくれました。



いちごは、本来初夏の果物。
しかし、クリスマスケーキに使用されるとのことで、ハウス栽培が中心となり、いまや冬の食べ物になってしまいました。

また、来年も初夏の旬いちごが食べられますように。
問題解決から社会との接点を増やす [2010年06月29日(Tue)]
夕張でお弁当の配送サービスをしている方と再会し屋台村で食事。
楽しい仲間との食事は楽しい。

さをり織りがきっかけで夕張に通い出して3年がたちました。

当たり前のようですが、変わるものは変わり、変わらないものは変わらない。

古くからやっていたのに閉まってしまった店もある一方で、新しくておもしろい店も増えた。

久しぶりに泊まったホテルは、日本人相手から、アジアの観光客を受け入れる体制に変わっていた。
一番わかりやすいのが朝食。3年前は、和定食と洋定食から選ぶタイプだったのですが。
今は、ビッフェ形式。これなら、無駄も少ないし、多様な好みに応えることができる。
朝食のバンケットルームには、中国人や韓国人の家族ずれがいっぱいでした。日本人の肩身が狭いほどでした。

変わらないものもある。
夕張は炭鉱で働いた年金で暮らしている人が多く北海道の他の地域に比べれば収入がある方で、しかも町の規模が最盛期の10分の1以下になったこともあり、施設やインフラが人口以上に整っている。住宅は炭鉱が盛んだった頃は、増える人口に対応するために粗末だったが。そのうち改良型と呼ばれる住環境が改善されたものに変わった。
そんなことで、ここにいれば特に社会との接点を増やさなくても楽に過ごせるということでひっそりと住み続ける人も多いとのこと。
これが孤独死に繋がるとのことです。

孤独死をした人自身は、亡くなってしまったので本人にとって良かったのか悪かったのかはわかりませんが、社会としては孤独死は問題と捉えられている。
そんな問題の解決と、障がいを持っていたり、若者の雇用が少ないために社会との接点が持てない人のための事業が夕張で立ち上がっている。

お弁当の配達という、何も特別なことではない仕事をすることで社会の問題を解決していこうというのは、当たり前のようでいて当たり前ではない画期的なことではないかと思います。

現在、次の事業として、放課後の居場所事業として、発達障害の受け入れが出来る学童保育の準備を進めているそうです。
医学などが発展したことで、今まで障がいと思われていなかったり、見落とされていたことも障がいとして認められるようになってきたにも関わらず、なかなか対応できていないという問題に着目し。障がいとともに生きていくため、障がいを持つ持たない双方の社会の接点を増やし共生できるようにしようという目論見です。
前例があまりないことなので、行政の手続きがなかなかうまく進まず、オープンが遅れているとのことですが。
どのようになっていくのか楽しみです。
開かれた場所ですから [2010年06月29日(Tue)]
旭川の郊外にある当麻町の「かたるべの森美術館」に行ってきました。



ここは、閉校された学校の施設を利用して作られた知的な障がいと共に生きる仲間たちの作品が展示されているところです。
前日間違えて、閉館日でしかも、同じ団体の別の施設を訪ねてしまって、その時に教えてもらった通りに行くと、一発で行けました。わかりやすい案内ありがとう。

さて、美術館に入ると「こんにちわ」と仲間たちから声をかけられた。
そして「どこから来たの」と聞かれたので「東京」と答えると、遠くから来てくれたととても喜んでくれました。

一階のカフェで拝観料を払うと「今日はワークショップの日なので、よろしければ見てください」と声をかけられた。



二階に上がると、ワークショップを実施しているところが活気に溢れてるのが見えた。

それにしても見応えのある作品です。
アンディー・ウォーホールを思わせるポップアートの作品が壁一面に並ぶと壮観です。
以前は天気図の模写をされていたそうですが、ある時、パッケージデザインの模写をするようになり、描き続けているのだそうです。

そして、B6版のノートを円筒状につなげたオブジェもすごい。
ノートにはなぜか同じ単語が繰り返し繰り返し隙間無くびっしりと書き続けられている。
しかも、食べ物の名前が多い。
この作品は、仲間とアーティストのコラボレーション作品なんだそうです。
書き続けられた膨大なノートを並べ方を変えるだけで、感動が増す。

お昼時が近づいているせいもあり、そわそわしたオーラが漂ってきました。
ふと見ると、作家さんの顔が見えます。
それが、なんとも楽しい。

せっかくだからということで、一階のカフェで昼食をいただいていると、なんとなく職員の方とお話しすることになりました。

お話ししていて、何回も職員さんの口から出てきた印象的な言葉がありました。

それは「開かれた場所ですから」という言葉です。

気持ちよく、かたるべの森美術館で過ごしていたわけですが。
実は、これは、当たり前のようでいて、どうも当たり前ではないことのようなのです。

その日の夜に、別の施設の職員の方に聞いたのですが、このような場作りは相当な努力のたまものなのだそうです。

昨年から、一年掛けて、全国のさをり織りの拠点を回って、障がいと共に暮らす仲間とそのご家族とお話しする機会があったのですが。
さをり織りがこの仲間の唯一の社会との接点だというお話を聞いたことがありました。
障がいの度合いにもよりますが、社会との接点が少ないのだそうです。そのような状態で、なかなか開かれた場所に馴染むのはなかなか難しいようです。

また、障がいと共に暮らす仲間が社会との接点が少ないということは、いわゆる健常者と言われる方もこのような開かれた場所に馴染むのには経験が必要となります。

かたるべの森美術館は、すばらしいだけに、メディアに取り上げられることがるそうです。
しかし、うれしい反面、少し気を遣うことがあるとのことです。

急がずにゆっくりと広げるというのがひらかれた場所を維持するのにいいようです。


ちなみに、昨日間違って行ったところです。



すぐ近くに屯田兵の石碑がありました。
この施設は、大地を切り開くのではなく、共生しながら社会を切り開く、そんな開拓者なのかなって感じました。


参考サイト かたるべの森 http://www.katarube.ne.jp/
  ふらっとかたるべ https://blog.canpan.info/katarubenomori
ユーカラ織りを見てきました [2010年06月29日(Tue)]
朝一番からユーカラ織りを見に行きました。
車で美術館を目指すと目の前に森の中に古城のようなものが・・・



どこかで似た印象の風景があったなと思ったら、カナダのバンフーにあるホテルでした。これを一番最初に視界に入ったときの風景に似ていました。
規模は全然違いますが・・・



ユーカラ織(優佳良織)はなかなか見事なものでした。
でも、見応えがあったのは、世界の織りと染めを展示している美術館の方でした。
今は技術が進み、手軽に布が手に入りますが、つい百年ぐらいまではかなり貴重だったというのがよくわかります。
ここはおすすめです。

『織りと染めのパノラマ展』 国際染織美術館

雪の美術館はパスしました。

それと、優佳良織の販売コーナーを見ていて、ツナミクラフトのさをり織りは、まだまだではありますが、意外とがんばっているとも思えました。
5年、10年、20年と続けると、タイ・パンガー県の文化になれるのではと思いました。
砂澤ビッキが通った店 [2010年06月29日(Tue)]
旭川の中心部は1000軒ぐらいの飲食店があるといわれています。
歩行者天国の平和通り買物公園からちょっとずれたところにある古い木造の長屋の店につれていってもらった。
薄いガラス戸を開けて入ると六畳にも満たない部屋に、斜めに配置された5.6人も座れればいいようなカウンターがあり。その向こうにどこかきりっとした女将さんがいた。
この建物は戦後すぐに、満州から引き上げてきた人のために作られた長屋だそうで、いろんなビルが建ってもここが気に入って店を続けているそうです。



年老いた女将さんがひとりで切り盛りする小さなこの店に魅せられていろんな感性の強い人がくるのだそうですが、その一人にアイヌ人の木彫作家である砂澤ビッキがいたという。
1989年に亡くなったのだそうですが、毎日のようにこの魅せに通っていたそうで、あれだけ酒を飲めば命が短くなるよというぐらい酒を浴びていたという。
北海道のお土産というと熊の木彫が代表的ですが。ビッキさんはかたくなに熊を彫らなかったのだそうです。
波瀾万丈な人生を送りつつも、木と向き合っていたビッキさんがなぜ熊を彫らなかったのかの真相はわかりませんが、表現者としての誇りの現れのひとつなのかもしれません。
アイヌ人ということで、計り知れない差別を受けていたこともあったとかその立場にならないとわからないことがあったのだそうですが、ビッキさんがとにかく一生懸命生きていたということを女将さんは感じていたそうです。



ごく普通というか、粗末ともいえるこの店に魅せらてしまう。
なんなんでしょうね。
店っておもしろい。
暑い旭川でビエンチャンを想う [2010年06月28日(Mon)]
この数日北海道は記録的な暑さとのことです。
旭川も午後6時を過ぎているのに気温は29度。



旭川の繁華街を歩いていて、なぜか撮影の仕事で行ったラオスのビエンチャンを思い出した。
ビエンチャンは内陸にあるのでタイのバンコクに比べて少しからっとしていることと、たまたま初日に行ったコプチャイドゥという店が地鶏を焼いていたので、その臭いとこの暑さがそうイメージさせたのでしょう。

さある飲み屋に入りカウンターに座ると、なぜか目の前に瑞泉の瓶がおいてある。
泡盛のルーツはラオスのお酒のラオラーオで、泡盛の瓶はクメール文化圏の形状をしているという。

この店のおすすめの豚肉を焼いた上に生姜をすり下ろしココナツミルクとスパイスを混ぜたソースをのせたのがあったのですが。
これまた、どことなく東南アジアの味がする。

北の国に旭川に来てラオスのことが懐かしく思うなんて・・・・

昨夜、フェアトレードフェスタin札幌の打ち上げの時、ラオスの話が出て、今度は仕事でない形でラオスに行きたいって話がでたからかも。


実証実験実感 [2010年06月28日(Mon)]
札幌から旭川へ高速道路で移動
今日から料金が3250円が1000円に
これなら納得料金と言う感じ
全く混んでいませんでした



札幌で出店ナウ [2010年06月26日(Sat)]
大通公園のテレビ塔の近くで開かれている。フェアトレードフェスタinさっぽろで出店してます。
それにしても暑い

北海道へ [2010年06月24日(Thu)]
50キロの荷物と共に北海道へ
新作を楽しみにしている北の国の方に
南国の品をお届けしますよ

環境gooに掲載されました [2010年06月24日(Thu)]
ツナミクラフトとギリシャのさをり織りが環境gooに掲載されました。
ギリシャのさをり織りのウミガメは、ギリシャの障がい者が自分で作った作品を売ることで地中海のウミガメの保護を進めようと販売しています。
どこかの団体がコーディネイトして、障がい者の作った商品を買ってきて販売した利益の一部を環境保護に充てるというケースが散見されるのですが、これは珍しいケースです。



環境goo 「おりがみプロジェクト」のページより

10月に名古屋で環境問題のうち生物多様性に関する大きな会議「COP10」が開催されます。それにあわせたキャンペーンとして、〜10年後の未来を描こう〜というテーマで折り紙にメッセージを書くというアクションが行われています。

おりがみプロジェクトについてはこちら。 

COP10おりがみプロジェクト http://www.cop10-origami.com/
昨年のフェアトレードフェスタin札幌の映像発見 [2010年06月24日(Thu)]
見つけちゃいました。
昨年の札幌の映像。

6/26.27の2010年のフェアトレードフェスタin札幌のためのプロモーション映像とのことです。



手作り感あふれる作品です。
私もちゃんと映ってます。

今年も行きまっせ。

それにしても、パンの使い方が独特ですね。
タイから荷物到着 [2010年06月23日(Wed)]
年に一回の北海道巡業と、夏のイベント用の荷物が到着しました。お陰様で今年のタイフェスの山のような売れ残りは七割りがた出荷して売るものがない状態になっていたので、これで北海道に行けます。

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慰霊の日もキャンドルナイトを [2010年06月23日(Wed)]
6月23日は慰霊の日です。
沖縄以外の人にはピント来ない日なのですが、夏至の100万人のキャンドルナイトのように、大切な人と平和や命のことを考えるキャンドルナイトにしてもいいんじゃないかな。
先日19日に人身売買の問題のための「もうひとつの100万人のキャンドルナイト」を実施してとても好評でした。だから、さらにもうひとつのキャンドルナイトもあってもいいんじゃないでしょうか。
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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」