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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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1.27 ネバダ・デー ヒロシマからアピール [2010年01月27日(Wed)]
昨日から広島でTSUNAMIクラフト展が始まりましたが、せっかく広島に来たのだからということで、広島平和記念資料館に行ってみた。
平和と復興を願う気持ちの力強さを感じつつ建物を出て公園に行くと、なんらか人が集まっているので近寄ってみました。
何をしようとしているのかと聞いてみると、アメリカのネバダで初めて核実験を行った日に反核運動を行っているそうです。
この活動は「ネバダ・デー」という活動で、最初は、1951年の最初の核実験から33年後の1984年1月27日に、アメリカのユタ州の方の呼びかけで始まり。全米各地、イギリス、カナダと広がったのだそうです。
日本では、広島の原爆慰霊碑前で座り込みを毎年行っているのだそうです。

ネバダ・デーの資料をいただいて、この記事を書いているのですが、さきほど見てきた資料館の展示とこの資料を見て、気がついたことがあります。
それは、平和への活動が大手を振ってできるまでに時間がかかっていることです。
日本では、占領下の日本で原爆のことを報じるのを規制されたり、手紙が検閲されたり、平和を祈願する祭りも開催できないようにされていたそうで、平和のために核の問題を報じたり、展示するまでに20年近くの時間が必要だったようです。
平和を願う施設や、原爆を取り上げた書籍や出版物は、原爆から20年経った昭和40年代あたりから表に出だしたという感じです。
そして、アメリカでは、核実験から30年以上たって、やっと活動を始めている。
ネバダでの核実験の運動がなぜ、33年も後から始まったのでしょうか。。
手元に資料はないのですが、日本国内と同様に、核の問題について、事実が隠されたり、活動が制限されていたのではないかと、感じざるを得ません。なぜ、33年後から始まったのか、誰か知っている方教えてください。

核兵器がなくなり、事実を知り、伝えることができる社会でありますように。



広島の空は澄み渡り。
建物のない平和記念公園の空は広い。(そういや、原爆投下の日も、晴天だったそうな)
焼け爛れた方の姿が模型ではなく実際にどういうものだかわかりませんが、15年前の神戸で、生まれて初めて焼け野原を見たとき、空がやたら広いとを感じた。
その、やたら広い空に、この公園が似ていると感じました。
神戸の焼け野原より、もっと大きな規模で、空の下に焼け焦げた建物や焼けてしまった命があると思うと、手をあわせざるを得ない。
元安川を渡ると、とっくに復興し人通りの多いにぎやかな街ですが。広島平和記念公園は、慰霊碑とか、そういうモニュメント的なものだけではなく、こういう広い空間で、平和の大切さを語りかける優れた公園のデザインだと感じました。
神戸・鎌倉・東京でトークイベント [2010年01月27日(Wed)]
TSUNAMIクラフト展が最後の都市にきていますが、まだまだ、イベント目白押しです。

【神戸】

one vilage one earth 遊と講 vol.1
 「スマトラ島沖地震による大津波から5年… 被災地と日本をつなぐクラフト」

1月30日(土) 18:00〜20:00
会場・お申込・問合:one vilage one earth
 神戸市中央区下山手通3-4-10小林ビル2F(1F:ヤマト運輸)
tel/fax 078-332-6262 078-332-6262
mail info@1village1earth.com
会費:800円(フェアトレードのお茶つき)

【鎌倉】
インド洋・ツナミ復興支援アート・ドキュメンタリー映像5周年上映&交流会” 

Date:  2/7(日) 17:30〜

ツナミクラフト・ドキュメンタリー・上映&レポート・トーク by 東山高志(アイディア・イースト)
メディア紹介動画:http://www.youtube.com/watch?v=69eAguRLqd4&feature=autofb
Tsunami Craft サイト:http://tsunamicraft.asia/
アイディア・イースト サイト:http://ideaeast.jp/

スペシャル・ライブ(リラクゼーション&瞑想音楽): モジョ横山(モジョライジング)
倍音民族楽器サイト:http://www.mojorisingovertones.com/
もじょらいじんぐ倍音的ブログ:http://mojorisingovertones.seesaa.net/

入場料:¥1500

ツナミクラフト、倍音民族楽器(http://www.mojorisingovertones.com/)の販売もあります!!

Place : 麻心(オーガニック・カフェ&Bar)
住所:鎌倉市長谷2-8-11(由比ケ浜)
TEL: 0467-25-1414 0467-25-1414
http://www.magokoroworld.jp/

【東京】
「ツナミクラフト」から見える支援と自立  
●第7回トークカフェ
―津波被害から復興へ、被災者の心を希望へ―
「ツナミクラフト」から見える支援と自立


2004年12月スマトラ島地震の津波により壊滅的な被害をうけたタイ南部。

被災地では、建物や家だけでなく、多くの命や、伝統的な生活も壊されてしまいました。
被災した村を復興へ導き、村人たちの心に希望を与えたもの、それは「与えられる」支援でなく、自分たちが自分たちの力により復興へ手段となる「ツナミクラフト」でした。

そのツナミクラフトを日本に広く紹介しているアイデアイースト代表の東山高志さんに製品が生産される過程や、現地の復興の様子などをお話いただきます。

また東山さんが現地で撮影した写真や映像もご覧いただきます。

JICA地球ひろば カフェフロンティア
東京都渋谷区広尾4−2−24
アクセス:東京メトロ日比谷線 広尾駅 3番出口徒歩1分

タイ南部を襲い甚大な被害を齎したツナミから復興への活動に関するトークカフェです。

参加費:500円(フェアトレードのお飲物&スウィーツつき)

2010年2月14日(日)15:00〜(約1時間半)

応募方法
メールinfo[@]peaceslow.org/又は電話にて 03-5807-1691 03-5807-1691

募集団体名
株式会社日本エコプランニングサービス(JEPS)
いよいよ広島展 [2010年01月26日(Tue)]
TSUNAMIクラフト展は、いよいよ8都市目の広島にやってきました。

さをりひろば広島は、横川駅の近くにあります。
市内の中心部からは少し離れていますが、山陽本線、可部線、広島電鉄の駅があり、しかも、図書館のある建物なので場所を説明しやすい場所にあります。



さをりの拠点にあるギャラリーは、それぞれの場所で個性的です。すべて、主要駅から離れていないというのと、ショーウィンドウが大きかったり、二階にあっても外から見えるところにあるなど、外に主張しているのが共通点です。
それぞれの場所ごとに飾り甲斐があり、どのように飾ろうかと頭をわなければならない。
広島は外にも飾れるのが特徴で、コーディネイトしたものを外に並べてみました。

手書きのろうけつ染めのタイパンツにキャミソール、くるくる帽子、ショルダーバッグのコーディネイトは夏やリゾートを先取りしている感じです。

広島での展示は、1月26日から2月6日まで。
10時〜18時 入場無料

SAORI広島 
広島市西区横川新町6-8 西区民文化センター1階
 スカイプラザシーイング内
TEL 082-532-1170
偶然か? 必然か? [2010年01月22日(Fri)]
NHKのBS1での放送が終わり。地球アゴラのスタッフの方が、スタジオで展示したさをり織りを届けてくれました。

その時に、聞いた話ですが。
放送のちょうど5年前。2005年1月17日に、現在さをり織りが行われているバンムアンにいた方が、番組に関わってくれていたというのです。
番組の企画段階で、スタッフの方に、タイの津波被災地を知るための貴重な書籍として、この方の本を紹介したのですが、当の本人が翻訳会社の派遣でやってくるとは、偶然か、必然か・・・という感じがしました。

当時の事を、こと細かく手記にした本は「津波 アンダマンの涙」という本です。

インタビューのビデオを見て、言葉を聞き取り、日本語に訳するという作業を通じて、復興していく姿を見ていただけたと思うと、ちょいと嬉しい。

ちなみに、こちらで買えます。




それと、生中継にも、わたしに、さをり織りことを教えてくれたカオラックのダイビングショップの方が、バンムアンの中継ポイントで関わってくれたのだそうです。


5年の時を超えて、映像を通じて、繋がりあった。

不思議なもんですね。


それぞれの1.17 [2010年01月19日(Tue)]
15年経ってしまいました。

今年は15周年で、しかも週末ということで、どこもかしこも、追悼イベントです。
皇太子夫妻が公務で来るということで、交通規制が引かれたりしていました。

テレビも、ローカル番組を中心に、震災の特集だらけ。
ですが、復興住宅の高齢化の問題と15年前のことを取り上げるものがあまりにも多い。
復興住宅は、高齢者を優先して入居してもらったので、最初から高齢化の問題が予想されたのに、いまだに解決されていない。高齢者ばかり集めたため、若い世代がおらず、世代交代ができないのも、ちょっと考えればわかるはず。
まあ、高齢者の多い、木造住宅の密集地域が大きな災害を受けたから仕方がない面があるにせよ、お年寄りを敬いたい気持ちが優先したのも当然ですが、いまだに問題を引きずっていることが、なんでできへんのやと思ってしまう。

報道を聞いてあきれたのは、震災障害者の対策が、なんと震災から15年以上経った来年度から始まるそうな。
・・・・・・

いまだに、更地や基礎のまま放置している家もあるのですが、見た目の建物ばかり作って、いま生きている人のことを置き去りにしているように感じてならない。そして、毎年1月17日になると、亡くなった方のことばかり報じる。
ご遺族のお気持ちもあるのですが。ご遺族の暮らしはどうなの?って思ってしまう。そっちが心配。

ドキュメンタリー「STILL ALIVE 2005年プーケットで何が起きたのか」の中で、プーケット在住の方が言うのですが。
「悲惨な状態の人を"いじくる"のが、今の日本のマスコミにありますよね。いじくるなら、いじくるのでいいんですけど、ケツ持っていただきたい。」

悲しいのも、悲惨なのも、仕方がない。いまだに復興できずにいるのも事実です。
でも、前を向いて歩こうとしているのに、過去の・・・しかも、無くなってしまった、取り返しのつかないことを、無理やり掘り起こしてまで、過去に縛り付けて悲惨さを訴えるのは考えものです。
そのため、前を向いていこうとしている人の、成果が報じられる時間やスペースを大きく割くのはごめんです。

まあ、そんなメディアや、そういう報道を楽しみにしている方たちへの不満もあるのですが。

そんな中で、東京の製作ながらがんばってくれた番組がありました。
さをり織りを紹介してくれた「地球アゴラ」です。

難を言えば、ドナー側の立場の方が多かったのが唯一残念だったのですが。
いろんなえらい目にあったけど、それが、世の中の役に立つのであれば、浮かばれる。
そんな番組でした。




今回は、STILL ALIVEを、神戸で上映したのですが。
会場からこんな声が・・・・

「豚インフルエンザの件で、神戸から発病した方が出たけど。過剰な報道のおかげで、大阪なんかに行ったら、神戸の人ということで、病気がうつるんちゃうかということで、差別的な対応を受けた」

今では、新型インフルエンザと言われていますが。
実際は、毒性は季節型インフルエンザより弱く。特効薬といわれるタミフルは、世界の7割を日本で消費している。

地味でも、見る人は見る。
だからこそ、フォローする報道を続けてほしいし。
ちゃんとフォローした報道を、見た人が良かったよとか評価してほしい。
そうすれば、こういう報道は、ウケるんだ。スポンサーもよろこぶで。
ってことになる。


1.17 とっておきのさをり展in神戸が始まりました [2010年01月15日(Fri)]
ハイチで大きな地震がありましたが、阪神大震災から15年ということで「1.17/とっておきのさをり展in神戸」が始まりました。



津波からも5周年ということで、ツナミクラフトも「1.17」の中で展示しています。



今回は、私の作品も展示しています。作品名は「1.17」です。



私の作品は、さをり織りではなくて映像です。

あす16日はファッションライブ、17日までは映像上映、展示は19日までです。

神戸駅前のハウジングデザインセンターでやってます。



是非お越しください。






神戸スタイルのフェアトレードショップ [2010年01月13日(Wed)]
14日からのハウジングデザインセンター神戸での展示作業の後に、神戸の元町にある新しいフェアトレードショップ「1Village1Earth」に行って来ました。



このフェアトレードショップは、神戸の繁華街の元町駅と三宮駅との間にあります。
といっても、昔からあるアーケード街や高架下ではなく、新しいお洒落な店が集まるエリア、住所で言えば下山手三丁目にあります。
ここは、表通りに面していない、いわゆる裏通りなのですが、古いビルをうまく活かした、お洒落なショップが並んでいる。しかも、ここでしか買えないようなものが買える店が密集していてる知る人ぞ知るゾーンです。

そこに、昨年末に新たにオープンしたのが、1Village1Earthです。



珪藻土の白い壁と作り付けの木の棚のシンプルでナチュラルな内装。窓際には植物が置かれ。暖かく居心地のいい空間に人や地球にやさしい商品が並んでいます。

ビルの二階というあまりいい立地ではないのですが、お部屋にいる感じがするお店となっていて、フェアトレードのライフスタイルをさりげなく提案しています。

窓の外の町並みとのちょっとしたギャップも面白いです。



one village one earth

神戸市中央区下山手通3ー4ー10小林ビル2F(1Fヤマト運輸)
:
営業時間 : 11:00〜20:00
電話 & FAX : 078ー332ー6262
Web: http://1village1earth.com/
テレビで紹介されます [2010年01月12日(Tue)]
2010年になって初投稿です。
今年もよろしくお願いします。

いま、甲子園の実家に帰っていて、商売繁盛の神様「えべっさん」の西宮神社に行ってきました。
今年は、えべっさんの10日戎は、土日祝ということもあり、世間では不景気と言われていますが、そんなことを感じない程むっちゃ混み状態でした。おみくじが売り切れたり、的屋さんが売り切れたので早々に店を閉めたりしてました。

さてさて、ツナミクラフトにも、新年早々にいい話があります。
それは、NHKのテレビ番組で紹介されることになったのです。



番組名は、衛星第1放送の「地球アゴラ」です。
この番組は、海外で活躍する日本人を紹介する番組で、日曜日の夜10時10分から11時まで放送しています。このブログに登場した人が、二人出ているので、これで三人目になります。(一人は、タイの日本料理屋。もう一人は、ネパールの歌姫)

ツナミクラフトが紹介されるのは、1月17日の放送。
あの阪神・淡路大震災の日です。
特集は、それにあわせて『世界で生かされるKOBEの教訓』です。

この放送で、このブログで何回も紹介している「アチャン・光男・ガヴェサコー」さんが生出演します。

津波被災地で、神戸のひまわりをもらったことで、ひまわりのコースターから製品化をした、日本の織物「さをり織り」が紹介されます。

このブログではおなじみの内容を、テレビ番組でまた違った形で紹介されます。

是非見てください。
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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」