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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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毎日放送のWebサイトに写真が載っています [2009年07月31日(Fri)]
先日、毎日放送ラジオで、タイのさをり織りのことが放送されたのですが。
その番組のwebページに、写真が掲載されていました。



河本光正アナウンサーと2ショット



掲載ページ「ネットワーク1.17」 http://www.mbs1179.com/117/

ポッドキャストでラジオで放送された内容もしばらく聞けます。
聞き逃した方は、こちらでチェック。
朝日新聞千葉版に掲載されました [2009年07月28日(Tue)]
今船橋で開催されているTSUNAMIクラフト展のことが新聞に載りました。


タイ被災者の工芸品作り支援
船橋で展示、販売、来月1日まで


04年12月のスマトラ沖大地震で被災したタイ沿岸部の人々の工芸品作りを支援する「TSUNAMIクラフト展」が、船橋市で開催されている=写真。「手織り」を通して体が不自由な人やお年寄りの支援をするNPO法人、「さをりひろば」が、被災者の心のケアと経済的支援を目的に全国各地で開催している。
津波の被害が大きかった南部の村の福祉施設などで作られた、カシューナッツをかたどった布製キーホルダーや綿織物のバッグなど約100点を展示、販売している。現地に通う映像作家、東山高志さん(42)の写真作品も。兵庫県西宮市で阪神大震災を経験した東山さんは、「被災地の復興は、社会の関心が薄れ支援がとぎれてからが大変」と振り返る。タイの人々の「『かわいそうだから』ではなく、気に入った作品を買ってほしい」の言葉に共感したという。
船橋市本町5丁目のSAORI船橋(047-423-8070)で8月1日まで。


2009年7月26日火曜日 朝日新聞千葉版


人々の関心 [2009年07月28日(Tue)]
横浜には横浜地域情報サイト「横浜 X」があり、そこには関心の高いキーワードの推移が表示される機能があります。

それを見ていて興味深い事に気が付きました。

現在、横浜開国博Y150が開催されていますが、横浜関係者の中でも既に関心が薄れているのではないかというデータです。


「開国博Y150」の登場回数推移



「ヒルサイド」の登場回数推移


オープニングの時期がどうしても関心が高いということや、わざわざ「開国博」とか言わなくても暗黙の了解があるので単語の出現回数が減ったなども考えられるのですが、それにしても急激に落ちています。

「開国博Y150」とい単語の登場が2008年11月以降ということで、周知が遅れていて、急激にメディアに載せたので、その分早く色あせたのか・・・・。

人の関心はうつろいやすいとはいいますが、なぜそうなったのでしょうかね。



ちなみに、東京Xはブタの名前です。
繋がる街 [2009年07月27日(Mon)]
前の記事では船橋の負の面を書きましたが。
一方では、いろんな繋がりが広がっています。

古い通りには、NPOやらなにやらいろんな活動をしている看板が立っていたりします。

たとえば、勤労市民センターの前の通りにあるコミュニティカフェ「ひなたぼっこ」
さをり船橋の方に紹介してもらって行ってきました。



ここは、NPO法人ちばMDエコネットが運営しているカフェで。若い仲間たちが働いています。
もともと石屋さんのショールームだったところが空いたので、そこを利用して開店したとのことで、豪勢に石が使われているので少し不思議空間ができていますが。
とっても美味しいコーヒーがいただけます。

店内には船橋市内のフェアトレード精神にのっとった輸入雑貨屋さんの「Chautara(チョウタラ)」の取り扱い商品をはじめ、津波のさをり織りなど、やさしい商品が置かれています。



その中にみつけちゃいました。



チェンマイのさをり織り「ヒーリングファミリー財団」の作品がありました。
ぱぁっと明るいツナミクラフトのさをり織りと違い、北部らしいちょっとシックなデザインになっています。

帰り際に、焼き菓子のおいしいにおいがしたので、ついつい買っちゃいました。
焼き菓子はけっこう力仕事で、作るのが大変なのですが、とても美味しい焼き菓子でした。


コミュニティカフェ<ひなたぼっこ>
千葉県船橋市本町4-31-23
TEL 047-426-8825
分離している街 [2009年07月27日(Mon)]
本日より船橋でのTSUNAMIクラフト展が始まりました。
そんなことで、JR船橋駅の北口に出たところ、不思議な光景を見たのです。
駅を降りた人が、一斉にエスカレーターに乗って登って行くのです。



船橋駅の北側に行きなれないために、よくわからず地上を歩いた後、歩道橋の上に昇ると全く風景が違うのに驚きました。
地上は、車だらけで、歩道は一部を除いて細いく、薄汚い店が多いのですが、歩道橋の上は、屋外に椅子やテーブルの並んでいるカフェがあり。まるで別世界です。

かなり前に故岡並木さんのエッセイに書かれていたのですが、駅前で商売できる範囲は、改札口から400メートルまでなのだそうです。ただし、様々な障害があると、その距離が短くなってしまいます。
エスカレーターがあるとはいえ、いちど歩道橋に上らなくてはならないため、歩道橋から直接入れる店舗は別にして、歩道橋から降りなくてはいけない店舗はかなり苦戦を強いらているのではないでしょうか。
それが、歩道橋の上下の違いの原因のひとつではないかと感じました。



また、JRの高架下には、SHAPO~というショッピングモールがあり、始発から終電まで通れる解放通路になっています。

船橋が東京のベッドタウンとして急速に発展し、多くの人が住むようになったことと、車や自転車の増加で、人と車を分離した結果、人が駅前の地上から追い出された形になってしまったのでしょうか。なにか、いびつな感じがします。



こちらは、高架下の側道です。自転車が歩道に侵入しないように、障害が設けられています。
夕立のときに撮影したので、写真には写っていませんが、この障害のおかげで、人が通りにくく、車道を歩く人も・・・
しかも、車道にはバイクや自転車が放置されていて、歩こうとすると、道路の真ん中になります。
そして、車いすは当然歩道を通行できません。

そんなことで、表側は、なにか殺伐としたものを感じるのですが。
一歩裏道に入ると、昔ながらの建物の「編み物教室」があったり、いわゆる「荒物屋」があったりと、懐かしい感じがします。

どのようなプロセスでこうなったのかわかりませんが、近郊の人がそこに踏み込まれないような街の構造になっているような気がしました。

ラジオ聞きましたか [2009年07月27日(Mon)]
7月27日のMBSラジオ「ネットワーク1.17」で、ツナミクラフトのさをり織りの事が紹介されました。

とはいえ、東京では聞けません。

どなたか聞いた方がしらっしゃったらカキコミください。



それにしても、前後の番組の出演者がすごい。

阪神ファンなら心に残っている亀山つとむ
桂三枝
堂本光一
押尾コータロー
・・・・・・
船橋でTSUNAMIクラフト展 [2009年07月26日(Sun)]
船橋でTSUNAMIクラフト展が開催されます。

大阪の会場と違い、ビルの1階なのでふらっと寄ってみたくなる感じがします。





さをり織りの船橋のスタッフは、津波のさをり織りのルーツとなる、タイ北部のチェンマイに「SAORIタイプロジェクト」のメンバーとして参加したそうです。
つまり、タイにさをり織りを伝えた方々なのです。


TSUNAMIクラフト展 船橋

日時 7月27日(月)〜8月1日(土) 10:00〜18:00 最終日は1時間ほど早く終わります。

場所 SAORI 船橋
船橋市本町5-2-15 松寿ビル1階
TEL&FAX 047-423-8070
Y150でくっちゃペッてきました [2009年07月25日(Sat)]
開国博Y150ヒルサイドにてくっちゃべってきました。



社会起業家についてのトークショーで。

起業家から教わる、夢にチャレンジする秘訣
〜地域を再生する国内外の二つの取り組み〜


ってことで、若者の視点で地方を再生するDANNA projectの林賢司さんとくっちゃべってきました。



舞台の裾をタイのさをり織り、舞台上はパクトリアム村の草木染めということで、ツナミクラフトで装飾。

DANNA projectは、地方と都市、旦那衆と若者を結ぶプロジェクトで、広報誌を作ったり、合コン風の地域体験イベントを実施したりして、地域振興をしています。
ツナミクラフトも、被災地と消費地、アーティスト交流など、繋げることで地域振興していくというところで、一見まったく違う二つのプロジェクトですが、多くの共通点がありました。

楽しくしゃべくった2時間でした。


参考サイト

DANNA project

【さをり織り】無心に織る展 [2009年07月24日(Fri)]
さをり集ギャラリーのTSUNAMIクラフト展の次の展示「無心に織る展」に行ってきました。

この「無心に織る展」は、日本国内の仲間たちが作った作品が集まる展示会で、個性的な作品が一度に展示されて販売されています。



展示しているのは、
青い鳥工房、やごの家、なごみ苑、企業組合、SAORI*hands、ワークスペース あすく、あかまつ園、工房まち、小山郁子、サニーサイト、にこにこ福祉会、友遊の里、工房こすもす、支援センター 中、あさひ希望の家、ワークショップ虹、さをり工房ゆう、はたのさと、アトリエゆうハウス、街喫茶さをり、高知さをりひろば、八王子生活館、シルフ、工房わい、あかぎの工房



なかなかの力作です。無茶苦茶ファッショナブルです。



実用性の高いサイフ。

いろいろ楽しいものがとにかく大集合です。




「無心に織る展」

さをり集ぎゃらりい

7/22(水)〜8/11(火) 11時から18時 日・祝休み

大阪市北区中津1-2-21 明大ビル3階 TEL 06-6376-0392
船場でゆるくフェアトレード [2009年07月23日(Thu)]
ツナミクラフトを取り扱っていただいている、大阪の本町にある「アルゴノートカフェ」に、お昼の時間に立ち寄ってみました。



本町通りから、丼池(どぶいけ)ストリートという心斎橋筋よりひとつ東側の筋を、船場センタービル方面に20メートルぐらい入った、商売人の町にあります。

お昼少し前にお店に入ったのですが、12時になったとたん、サラリーマンがドドドドドっとやってきます。彼らは、食事をオーダーして、一斉に二階に吸い込まれていきます。

二階を見に行くと、ソファーで和みまくって、ゆるゆるになっているサラリーマンの姿が・・・・。

おそらく、サラリーマンたちは、ソファーが目当てで、フェアトレードとか、オーガニックだとか、エコだとか考えていないのだと思いますが。店内には、いたるところにフェアトレードの文字やマークがちりばめられており、ゆるゆるになったサラリーマンのリフレッシュされた脳みそにサブリミナルにフェアトレードを植え付けていっているような感じになってしまっています。

食事もおいしいです。
パスタもオムライスもおいしいです。
ジェラートはまります。プリンもうまいです。
ピスタチオはいったシェイクもうまいです。
フェアトレードコーヒーも、2杯分飲めるのでお得でおいしいです。

それだけに、オープンして一カ月少しですが、確実にお客さんが増えていっている感じがしました。



そして、ちょいと面白いと思ったのは、電子マネー使用可能のマークととなりあわせで、フェアトレード製品取扱店の表示がなされている。


アルゴノートカフェの前にも、新大橋の近くで、小さなフェアトレードショップを経営していたそうですが。フェアトレードを知っている人が店を訪ねるという感じだったのだそうですが。
船場でのカフェということで業態と場所を変化させたところ、全くのフェアトレードを知らない人に、フェアトレードとは何かを説明しなくてはいけなくなったとか。
つまり、カフェがフェアトレードを広げる媒体となっているということです。



お店の3階ではフェアトレード展が行われています。
ぜひ、くつろぎついでに見てください。
燕の巣がいっぱい [2009年07月22日(Wed)]
明石からフェリーで岩屋に渡りました。

フェリーを降りると、さびれた商店街があります。



商店街の中には昔ながらの荒物屋があったり、露店の魚屋さんが目の前で魚をさばいてくれるという、タイムスリップした世界も残っていたりします。

その中で一番元気なのが燕です。

こんなにビュンビュン飛んでいるのは、日本国内では久しぶりに見ました。

で、軒先を見ると、



燕の巣がいっぱいあります。

これだけ燕の巣があるということは、燕の巣の材料がたくさんあるということです。
粘土質の土や植物がいっぱいあるということです。

逆からの視点で見ると、都市がいかにコンクリートとアスファルトで覆われ、土も砂利や砂、はたまた土など、燕の巣の材料となる粘土質の土を排除してしまっているということかもしれません。



岩屋には、漁船を直す工場があります。



波が高くなく、浅いところをいける船の形が、瀬戸内ならではという感じがします。


それと、燕の巣のほかに岩屋でたくさんみかけたものというと。



トヨタBbのオープンデッキタイプです。最低2.3台はありました。

ワル顔の若者向けの車ですが、魚を運ぶのに便利なのと、狭い道が多いので車体の見切りのいいボディが、漁村にウケたのでしょう。

マーケティングがしっかりしているトヨタですが、設計者は、こういう需要には気付かなかったんでしょうね。
うぉんたな と フェリーのピンチ [2009年07月22日(Wed)]
久々に明石に行ってきました。

明石は、タイとタコと明石焼きと呼ばれる、出汁につけて食べるタコ入り玉子焼きが有名です。

明石はなぜタコやタイで有名かかいうと、大阪湾と播磨灘との間で、淡路島と本州との距離が3.6キロと狭いため、海流が速くなり、水深20-30メートルという大阪湾に対し、水深100メートルを超える深さになっていて、そこにタコやタイという深海が好きな生物が生息している。

そこで獲れる魚介類を販売する市場が「魚の棚(うぉんたな)」がちょっとした観光名所になっている。店員さんもなかなか言葉巧みなので、そのやりとりだけでも楽しめる。



ここの市場では、昼網と呼ばれる、午前11時からの競市の鮮魚があり、午後から行っても新鮮な魚介類が手に入る。

そんな活気のある魚の棚に対して、いまひとつ元気がないのが「タコフェリー」。
キャンペーンをいろいろやっているのですが、それが余計に、タコフェリーがピンチなのかを象徴している。



タコフェリーは、もともとは、兵庫県が始めたのですが、このフェリー自体が国道28号線ということもあり、日本道路公団が運営していたりして、国道フェリーとか言われていた時期があります。その後、日本道路公団に近い公団が明石海峡大橋をつくることでライバル?になり、いろんな民間会社を経て、今は第三セクターが運営しています。

狭い明石港の中でターンをしたり、急流で危険な明石海峡を運航するなど、かなりの熟練技術をもっている。



カーフェリーということで、トラックも何台か積まれています。
しかし、今は、深夜時間帯の便が無くなったので、



旅客輸送では、450円ということでたこフェリーより70円高いのですが、本州と淡路を13分で渡り、しかも淡路側はバスターミナルとなっている淡路ジェノバラインが便利なのだが。

ただでさえ、明石海峡大橋で利用者が減っているのに、今は、ETC割引のおかげもあり、かなり寂しくなっているような感じがしました。

この寂しさは、魚の棚以外の明石の商店街にも影響を与えていて、空き店舗などが多く、少しさびれた感じがした。

高速道路は便利だが、海という自然と出会える船がピンチというのは、少しさみしい気がするたけでなく。いろんなもののありがたさを実感できなくさせているのではないかという気もします。



甲子園の空を仰ぐ [2009年07月22日(Wed)]
日食を屋久島に見に行く予定がキャンセルになり甲子園に来ています。

駅に行こうと外に出ると、空がなんとなく薄暗くなりだしたので、空にカメラを向けました。


欠けだした頃 11時8分


11時11分


11時15分


11時20分

あいにくの曇り空でしたが8割欠けた太陽が撮れました。

甲子園のダイエーに行くと、店員さんが日食のディスプレイをはずしていました。
那須高原で天空を感じるイベント [2009年07月22日(Wed)]
皆既日食でもりあがっていますが、こういう素晴らしい天体ショーは、宇宙を感じることが出来ます。
とはいえ、それ以外にも自分たちと宇宙との繋がりを感じることの出来るイベントがあります。
毎回、大変なのですが、とても好評なイベントなのでぜひお越し下さい。

音 楽 と お 話 を 聞 き な が ら 草 原 に 寝 転 が っ て 星 を 見 よ う !
ペルセウス座流星群と星のうた

8月 12. 13日 in 那須高原


■主催
「ペルセウス座流星群と星のうた」実行委員会  担当 : 岡本
 TEL&FAX:042-469-8570 携帯 080-3512-1482
 secretary@rainbow.gr.jp

■共催 特定非営利活動法人レインボー
特定非営利活動法人ドルフガルテン協会
MAKE the RULEキャンペーン実行委員会
■協賛 (株)松田ホームサービス
■協力 アイデアイースト
■後援 那須町(予定)

このイベントはペルセウス座流星群を鑑賞しながら、地球を育んだ宇宙、私たちを育んだ地球というかけがえのないつながりについて最新の研究も含めて紹介していきます。温暖化をはじめとする地球環境問題を改善するため、私たち個人として、そして社会としてどうしたらよいのか、考えるきっかけをつくることも目的としています。

http://rainbow.gr.jp/perseus/

高さ5メートルの恐怖 [2009年07月21日(Tue)]
山口県をおそった豪雨による鉄砲水ですが、防府市では高さ5メートルに達したとか。
タイの津波被災地で一番多くの死者行方不明者を出したナムケム村の津波の高さが高さ5メートルと言われており、地上での高さは2.6メートルだったと言われているわけですが、その村だけでも千人を超える死者行方不明者が出ました。
土石流は津波に比べれば範囲は狭いわけですが、2.6メートルでもかなりひどいのですから5メートルは相当なパワーだと思われます。しかも、水だけでなく石なども流れてきますからね。
津波にしろ土石流にしろ、流されてきた車が凶器になるようです。

まだまだ、豪雨が続くようですし。すでに降った雨量が尋常じゃないので、再び土砂災害がおきないことを祈ります。



<豪雨>「高さ5mの鉄砲水」、家屋次々に浸水…山口・防府
(毎日新聞 - 07月21日 21:03)

土石流が流れ込み、行方不明者らの捜索活動が続く特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」=山口県防府市で2009年7月21日午後5時56分、本社ヘリから貝塚太一撮影
 流れ出た土砂が老人ホームに襲いかかり、車をのみ込んだ。21日、山口県防府市の山間部を見舞った梅雨末期の豪雨災害。国道を襲った土石流は午前と正午ごろの2回あり、国道を約2キロにわたって土砂で埋めた。住民は「信号機(高さ約5メートル)ほどの鉄砲水が襲ってきた」と恐怖に声を震わせ、近くの中学校体育館などの避難所で不安な夜を過ごした。【脇山隆俊、丹下友紀子、中尾祐児】

 死者・行方不明者が相次いだ防府市真尾の特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」から1キロ離れた場所に住む久保田稔さん(62)は午後0時50分ごろ、テレビを見ていた。突然「ゴオー」という音が響きはじめ、北と東西の3方向から「ドーン、ドーン」とすさまじい音を立てながら、土砂や岩、木が押し寄せてきたという。乗用車と軽自動車が目の前を流れ、「家の前は川のようだった」。そのうち、土砂などが家に押し寄せ、居間のサッシが久保田さんに直撃し、両足にケガをした。

 また近くに住む国村シノブさん(66)は「滝のような雨と雷に震えるしかなかった」と、その時を振り返った。真尾地区では真尾川上流の山が崩れて樹木が濁流とともに流れ出し、ホーム以外にも家屋の浸水が相次いだ。近くの山で2カ所が崩れ、茶色い濁流とともに杉などの大木数本や砂利が道路を流れていった。国村さんが老人ホームの近くにいくと、屋上に避難したお年寄りたちをヘリコプターにつり上げて救出していた。さらに、救急車が近寄れないため、レスキュー隊員が濁流につかりながらお年寄りを担架で1人ずつ運び出していたという。

 ホームの下流約500メートルに住む主婦、国村正子さん(50)は「あっという間に家の周りが海みたいになった」と当時の様子を語る。午前中、いったんは小康状態になった雨が正午前後に再び降り始めると、1時間もたたないうちに自宅前の川があふれ、外に逃げる間もなく、ヘドロまじりの濁流が家屋に迫ってくるのをただ窓越しに見ているしかなかったという。

 ◇土石流2度

 土石流があった国道は山口市と防府市を結ぶ幹線道路。市境にある佐波(さば)山トンネルを防府市側に抜けた道沿いに佐波川の支流が流れる。

 現場近くに住む20代の夫婦によると、21日午前10時半ごろ、支流がはんらんし、直径約1メートルの石を含む土石流が国道に流れ込んだ。その後、雨が小康状態になったため、市消防署員や住民が土砂の撤去作業を開始した。

 しかし、正午すぎ、「どぶのようなにおいがした」と異変に気づいた直後、外から「うわーっ」という消防署員の悲鳴が聞こえたという。すぐに窓から国道に目を向けると、車両用の信号機(高さ約5メートル)の高さほどの鉄砲水が一気に国道を駆け下った。

 また、国道から脇の市道に土砂が流れるのを防ぐため、近所の人と土のう積み作業をしていた無職の男性(60)は「突然、高さ3メートルぐらいの木片や岩石の塊が、自分たちの横を通り過ぎていった」と恐怖を振り返った。
タイのフェアトレードコーヒー [2009年07月19日(Sun)]
タイって、フェアトレード先進国だったりします。
フェアトレードの生産者も多ければ、お店もたくさんあります。
いわゆる先進国や、いわゆる途上国では、フェアトレードの生産者と消費者が同居していることってあまりないのですが、タイでは同居しているんです。
フェアトレードを、不公正貿易の改善と捉えるのか、貧困などの対策と捉えるかで、変わってくるのでしょうが、タイのケースは面白い。

さてさて、そんなことで、タイのフェアトレードの話題を3つほど。

先日紹介した、水天宮前の「Love Luck Life」で、タイのフェアトレードコーヒーが発売されました。



このコーヒーは、タイの王室のプロジェクトで、かつて「ゴールデントライアングル」と呼ばれた麻薬地帯で生産されたコーヒーです。麻薬の原料となる芥子から、コーヒーに転作するという試み。非合法な作物は、非合法な取引が行われるため、生産者も非合法な扱いを受けることがあります。それを防ごうというわけです。

標高1000メートルを超える山岳地で作られたコーヒーはとても飲みやすかったです。


つぎ タレノーク村のせっけん2店舗に出荷 しばらく入荷できません。



人気のタレノーク村のせっけんですが。
水天宮前の「Love Luck Life」と、下北沢の「African Forest」に出荷したので、現在の国内在庫がなくなりました。
「African Forest」は、土曜日から店内のレイアウトを一新しています。是非お立ち寄りください。

ちなみに、タレノーク村を訪ねるツアーも8月24日出発のみに限定して募集中です。


最後に、前回書いた「カシューナッツの実」が、水天宮の「Love Luck Life」で発売になりました。



安産の神社「水天宮」の新しいおみやげになってくれればいいですね。

災害に負けない子供に育ってね。
困った人をたすけるやさしい人になってね。

かわいい新製品開発中 [2009年07月18日(Sat)]
かわいい、新製品を開発中。





それは、「カシューナッツの実」です。

裏には、この製品が好きになれるウンチクが書かれています。



この、「カシューナッツの実」が目に触れることで、多くの人がやさしくなれますように。
7/25Y150ヒルサイドでトークショーに出演します [2009年07月18日(Sat)]
横浜で開催されている、開国博Y150のヒルサイド会場のステージに、わたくし、まいける東山がトークショーをいたします。

起業家から教わる、夢にチャレンジする秘訣!

ということで、学生の社会起業家の林さんとともにステージに立ちます。

本日、顔合わせと、事前打ち合わせを終えたのですが、全く違う二つのプロジェクト、そして、世代の違いがあるのに、根底に同じモノが流れているという事を感じました。

起業といっても、継続してなんぼです。

社会起業は、役割を終えれば済んでしまうという性質のモノもあれば、継続性を必要とするモノがあり。特に後者は、継続的に続く必要があります。

単に起業するだけでなく、事業を継続していくシステムとは何かを共に考えられる時間になりそうな予感です。


日時 7 / 25 土 13:30
場所 竹の海原 つながりのステージ
タイトル 起業家から教わる、夢にチャレンジする秘訣!


http://www.yokohama150.jp/event_d.php?eventid=509

ズーラシアのついでという時間帯ではありませんが、是非のぞきに来て下さい。
大阪市が財政破綻するかも [2009年07月17日(Fri)]
大阪市が、このままでいくと2015年に財政破綻をするとの発表をしたそうです。

さて、大阪市が財政破綻をしたらどうなるでしょう。

おそらく、住民や企業に対し、大阪の街がどれだけ好きかが、試されるときになるでしょう。

まず発生するのは、お金持ちや大企業が早々に大阪から撤退する。

その土地が不利になるのであれば、お金をもっていれば、さっさと移動してしまう。
得するところに住むかに、お金持ちになったわけですから、場所に拘って、損してまでそこに住み続けることはない。

これは、タイの津波の被災地でも、夕張でもお金をたくさんもらっていた公務員がさっさと退職するなどで起こっていることです。

また、古くは関東大震災の時、谷崎潤一郎などの文化人たちが東京から関西に流れたのも、同様の現象です。

考えようによっては、大阪をどないかしようという人が残るとも言えますが、同時に移動出来る力のない人がそこに取り残され、その人たちがかつで赤字を作ってきた人の分の借金を背負うという事になるでしょう。

タイの津波の被災地では、撤退するお金がなかった人が、その土地で頑張って、成果を出したという話がいくつかあります。そして、そんな話は、多くの人が好んでします。

しかし、実際に再建というか復興してくると、大資本が入ってきて、美味しいところをとっていってしまうという事が起こります。

まあ、これが資本力の現実というか、資本主義というものなのかもしれませんが、心情的には、困ったときにそこで頑張った人に、ちゃんと成果がいくようにしてあげたいところです。


大阪では「好きやねん。大阪」なんてのが番組とかCMとかで流れたりするのですが。
財政破綻したとき、始めて、その人やその企業が本気で「好きやねん。大阪」と言っていたかどうかが試されるように思います。


大阪市、2015年度にも「破産」見通し
(読売新聞 - 07月16日 20:42)

 大阪市は16日、今後10年間の市の収支見通しを発表し、新たな収支改善を行わなければ、2015年度にも自治体の破産にあたる「財政再生団体」に転落する、との試算を明らかにした。

 市内企業の業績悪化による法人市民税の落ち込みなどが理由で、このままでは、12年度以降、年210億〜610億円の財源不足が発生。15年度には累積赤字が1860億円に達し、実質赤字比率が財政再生基準の20%を超えるという。

 市は、職員給与の平均5%カットなど今後2年間で総額約650億円の歳出削減策に着手している。平松邦夫市長は「現行の改革を確実に達成するのは当然として、歳出の精査や歳入確保策の検討に早急に取り組む」としている。

 財政再生団体になると、地方自治体財政健全化法に基づき、財政再生計画の策定が義務づけられ、国の管理下で財政再建を行うことになる。


東京も大阪のことやと思っていたら、大変なことになりまっせ。
既に、知○の老害が出てきていますが、これからは400万人とかそういう規模の高齢者を抱えるわけで。急激な施設整備に無茶苦茶なコストがかかり。それが財政を蝕む可能性があります。
また、貧富の差が大きくなっているといいますが、生活保護者増えます。実際、新宿区は生活保護者の率が高いそうです。東京の高い家賃が貧しい人を直撃し、高い家賃が払ったがために、引っ越しするお金がなく、移動出来なくなったり、ホームレスの増加が予想されます。
そして、都営地下鉄の莫大な借金。
大江戸線が出来る前に、営団と合併しおけばよかったのに・・・
東京メトロは新線計画が終了して、あとは稼ぐだけの世界になってます。だから、これからの合併話は難航するでしょう。
いよいよ九州上陸か? [2009年07月16日(Thu)]
先週、タイトな日程で下関に行って、フェアトレードを実施している方にあってきました。

ツナミクラフトはすごく好評で、会ってお話しをした家庭料理の店の女将さんにも大好評。
持っていった全ての品を仕入れて頂きました。

さて、どんなところで販売されるかというと。
下関市豊前田町のカフェ「P cafe」や、山口県から北九州−福岡にかけてこの夏に実施されるイベントなどで販売するとのことです。

「P cafe」は、普段からさをり織りを実施しています。

そうそう、「P cafe」と言えば「熱帯雨林」の問題への取り組みを行っています。

毎日新聞 下関版 6月26日より

Tシャツ:ボルネオ島のみなしごオランウータンに 下関のカフェ店長が募集 /山口
 ◇保護施設「おむつ」に活用
 親のいない幼いオランウータンに、要らなくなったTシャツを送りませんか−−。下関で、マレーシア・ボルネオ島のオランウータンにTシャツを送る運動が広がりを見せている。Tシャツは現地で「おむつ」として使われるという。【尾垣和幸】

 活動に取り組んでいるのは下関市豊前田町のカフェ「P cafe」店長、井上桂さん(37)。2年前、専門学校の非常勤講師としてフィールドワークのためボルネオ島を訪れた際、オランウータンの悲惨な状況を目の当たりにした。

 井上さんによると、現地は約30年前から、食品や洗剤用の油が採れるパームヤシが多く植栽されているが、その代わりに原生林が次々と失われているという。原生林に住む動物たちの環境も変化。伐採のため森に入ってきた人間に驚いたり、密猟などで、オランウータン親子が離ればなれになるケースが目立っている。

 現地の人たちが親に代わり、子どものオランウータンに森での暮らし方を教え、森に返すリハビリ活動を展開。しかし、オランウータンを保護している施設のおむつが不足している。井上さんは「最終的に私たちがパームヤシの油を消費している現実があり、関係ない話ではありません」と協力を呼びかける。

 8月20日まで受け付けており、古くなったTシャツを洗濯した状態で「P cafe」へ持参か郵送を。問い合わせなど詳細は同カフェ(083・242・9565)へ。

〔下関版〕


このブログで紹介している。
エコロジーシアター「天の浮舟」で訴えている事の問題解決への動きの1つです。

オランウータンは、マレー語系列(インドネシア語など)で、森に住む人という意味で、一番人間に近い遺伝子を持つ類人猿だと言われています。

「天の浮舟」では、熱帯雨林を伐採するなどの自然破壊が、人に一番近い類人猿であるオランウータンではなく、人間(=オラン)に不幸をもたらしているお話しになっています。

ちなみに、タイの津波被災地に住む海洋少数民族は、オランラウトと呼ばれる民族に分類されます。

タイ南部でも、パームヤシの栽培が行われています。
津波の被災エリアもそうで、巨大なパーム畑があります。

実は、タイ南部では、パームやゴムの生産が活発なために、産業が発展しにくくなっています。
何故かというと、パームやゴムの生産に土地を割きすぎたために、主食の生産がおろそかになっています。その結果、主食となる米などの消費地となっており。物価が高くなる原因となっています。
物価が高いとどうなるかというと、その地域で、ものを仕入れて加工する産業が立地しなくなります。つまり、産業が停滞してしまいます。

ツナミクラフトのさをり織りは、その影響もあり、ファスナーや糸などを、タイ中部や北部から何百キロとか千キロ以上運んでそれを使わざるを得ません。
また、食料品などが高いために、人件費が高いこともあり、同じモノを作っても、タイ南部や北部には、価格面では負けてしまいます。
だから、品質やデザインで勝負しないといけないという面があるのです。

津波だからといって、可哀想だから買うというのは、もうとっくに終わっているので、現地では品質向上に真剣に取り組んでいます。

また、タイ南部では、砂糖椰子の一種らしいのですが主食になる植物の生産に取り組む地域も出てきたときいています。

つまり、環境破壊を起こすパーム油の問題とツナミクラフトの抱えている問題は、関係していて。それぞれの問題に関しての取り組みも、一見全く関係のない要に見えますが、裏で繋がっているのです。

「P cafe」のとりくみチェックしてみてください。

それと、ツナミクラフトのほうも、これで、青森県と山口県を押さえたので、あとは本州もオセロゲームのよにいきたいところです。
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