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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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もう海は怖くない [2009年03月15日(Sun)]
造形遊びのあとに、津波孤児施設バーンターンナムチャイの子供や職員たちとナムケム村の津波メモリアルパークに隣接するビーチにバーベキューに出かけました。





津波から4年以上が経ち、多くの人の努力と支援、そして子どもたち本人の再生能力のおかげで、津波に遭った子供たちはもう海が怖くないようです。


となりの津波メモリアルパークには、この村を襲った津波の高さを体感できるモニュメントがあるのですが。それとは関係なく、子供たちは、元気よく海と戯れていました。


一方大人は・・・・



酒と肴を楽しんでいました。




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タイの子どもと造形遊び [2009年03月15日(Sun)]
バーンターンナムチャイでの共同作業の二日目は造形遊びです。

子どもたちに村を歩いてもらい、落ちているものを拾ってきて、タクアパーのバスターミナルの脇に捨てられた剪定された木の枝と、大工さんの協力でもらってきた廃材などを組み合わせて、いろいろ作ってみようという試みです。



外に出ての作業なので子供たちはたのしそう。



復興住宅街は、意外とものが落ちていなかったりするので、いろいろ拾うのが大変だったりします。
タイ人はゴミをぽいっと捨てるわりに、いろいろ拾ってきれいにしていたりします。だから、ビーチがけっこうきれいだったりします。



創意工夫でつくりあげます。
道具が少ないので、みんなでシェアしながら使います。



勢ぞろいしたこどもたちの作品たち。



いろいろと細かい細工がなされています。
日本に持って帰れないのがもったいない。




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私の住んでいる世界 [2009年03月14日(Sat)]
津波孤児施設バーンターンナムチャイでの共同作業がはじまった。

今日は、タイまで来てくれた東京都で38年間小学校で図工を教えていた鈴石先生の指導の元に子供たちに「私の住んでいる世界」というテーマで絵を描いてもらいました。

画材など日本から120キロを越える荷物を持ち込んでのワークショップです。

なかなか絵の描けない繊細な子もいましたが、多くの子は楽しそうに描いていました。
この絵は「アンダマンスマイル展」にて展示します。






言葉の壁を越えてこどもたちと絵を制作する鈴石先生

(画材提供 株式会社ぺんてる)


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赤いファミリア [2009年03月12日(Thu)]
夕張を舞台にした映画「幸せの黄色いハンカチ」で活躍した赤いファミリアを、タイの津波被災地であるパンガー県タクアパー市内(さをり織りの研修センターから数キロという所)で発見。

しかも、ぴっかぴか。



参考 黄色いハンカチ広場

タイって、日本ですでに見なくなった日本車が平気で走っているのがいいです。




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謎が解けた [2009年03月11日(Wed)]
先日のプーケット沖の転覆事故ですが。その船が向かっていた先が「バトンビーチ」とのことだったのですが。ここには港がありません。
その謎が解けました。



写真のように沖合に停泊させて、小舟で連れていくということのようです。

なるほど・・・


ビーチを歩いていると、不思議な足跡があります。



鳥の足跡、人の足跡のほかに、カニの足跡が・・・・

おそらくまだカニが穴の中にいそうです。





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管轄って・・・ [2009年03月10日(Tue)]
海外に住んでいる日本人の子どものために、日本語補習校という学校がたくさんあります。
プーケットにも日本語補習校があります。
この日本語補習校には、そこに住んでいる人たちの手でつくられた手作りの学校があり。ぎりぎりの運営をしているところが多いそうです。
そこで、日本の政府から補助金が出ています。
これが、どうも外務省から出ているようなんです。普通、教育のことは文部科学省の管轄だと思うのですが、海外に永住する人以外に対しての教科書の無料配布などが中心の活動となっていて、学校のための家賃や教師給与の補助金は出していないそうなんです。
管轄って不思議です。

その教師への給与の補助金ですが、どうもルールが変わるかもしれないということで、物価の安い地域の日本語補習授業校が揺れているとのことです。
いままでは、物価を考えず定額で支払っていたのですが、そうなると物価の高い地域の学校の教員給与に対する補助金の割合が低くなり、生徒の保護者の持ち出しが増えてしまいます。
逆に、物価の安い地域では、教員の給与が出るために、保護者の負担が少なくなります。
そこで、この不公平を減らそうということで、教員給与に対し、一律で何割を補助するというルールに変えてみてはどう・・・ということなのだそうです。
不公平の是正としては有効な手段だと思うのですが。
地域によっては、日本語補習校の存亡に関わるルール変更だったりもするのです。
どういう地域かというと、物価が安い地域で現地採用で働いている日本人が多い地域です。
日本の企業などの駐在員が多い地域はいいのですが、物価の安い地域で現地採用で働くと、駐在員に対し比べ物にならないぐらい安い賃金で働くことになります。
その一方で、払う方は外国人価格だったりすることもあり、学校にお金を支払う能力が低くなってしまいます。
日本で義務教育期間の教育がタダという常識のまま、海外にきて、教育にお金がかかるということにピンと来ていない保護者の方もいるようで、それも問題ですが、なんとか負担が少なく、海外に住む日本人として教育が受けられるようになればいいのですが。



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プーケット沖転覆事故発生 [2009年03月09日(Mon)]
明日から、タイのプーケットやシミラン諸島に近いパンガー県に出かけるのですが、とんだニュースが入ってきました。

タイのアンダマン海上で、ダイバーたちを乗せる船が転覆し、日本人を含む行方不明者が多数出ている模様です。

プーケットからシミラン諸島へは、泊まりがけでダイビングに行くプラン人気があるわけですが。寝ている間に転覆した可能性があります。

一人でも多く、無事に救出されることを祈ります。


プーケット沖でボート転覆、邦人ダイビング客ら7人不明
(読売新聞 - 03月09日 19:18)

 【バンコク=田原徳容】タイ南部のリゾート地プーケット島沖のアンダマン海で9日未明、ダイビング客を乗せたボートが転覆、沈没した。

 タイ海軍によると、乗客乗員30人のうち日本人3人を含む23人が漁船などに救助されたが、奈良県の男性(44)ら7人が行方不明となっており、海軍が捜索活動を行っている。在タイ日本大使館は状況確認を急いでいる。

 海軍やタイ警察によると、ボートは8日夜、アンダマン海のダイビングスポットとして有名なシミラン島を出発し、プーケット島中心部のパトンビーチに向かったが、到着予定時刻の9日午前4時になっても帰港せず、消息がわからなくなっていた。プーケット島沖では8日夜、激しい雨が降っており、警察はボートが転覆したのは大波にのまれたのが原因とみている。





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保険は弁護士のためにある? [2009年03月09日(Mon)]
いま「医療安全全国共同行動http://kyodokodo.jp/という、医療業界を横断的にかつ医療業界外を巻き込んで医療の質や安全を高めていこうという動きがある。

いろいろ縁があって、医療関係者ではないでもかかわらずセミナーや会議の記録をしているのですが。
この取り組みはあまり知られていないのですが、本当に多くの方が手弁当で努力して取り組んでいます。

記録をしていて、発表などを聞くと、時々、一般では報じられない驚くことを耳にする。

医療崩壊の原因となっていることのひとつが、医師が逮捕されたり、病院が訴訟されたりすることを耳にする機会が増えたことがある。
その行く末が、訴訟社会と言われるアメリカの現状があるわけですが。
アメリカの保険金の支払額の内訳についてのスライドがあったのだが、その数字を見て驚いた。

なんと72%が訴訟費用で、弁護士などに支払われ、被害者救済には28%しか渡らないのだそうです。(ちなみにスウエーデンでは、比率が全く逆転します。)

これにはびっくりした。

誰のための保険なの・・・・

これが、日本の近い将来の状態なの・・・・


日本では、事故が起こったら何をしているかというと、原因探しではなく、犯人捜しとなる傾向があり。ついつい肝心の被害者のことが二の次になってしまいます。

これは別の記事で書こうと思っていたことですが。

3月7日の朝日新聞に「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の記事が書かれていたが、記事の内容は素晴らしかったかもしれないが、その記事が医療への不信感を煽るだけになっているにもかかわらず受賞したことに、雑誌編集者が自らの社会的影響や社会的責任に鈍感になっている気がした。
(とはいえ、雑誌の恩恵もたくさんうけていますが・・・)



こういう報道による医療制度に対する不信感を煽る行為が、必要以上の訴訟を生み出す背景となり、最終的に被害者に支払われるより多くのお金が、弁護士などの訴訟に関わった人の手数料となってしまうことに違和感を感じます。
これは、訴訟費用だけでなく、病院のリスクマネージメントに対するコストをも引き上げることにも繋がっていると容易に予想され、病院経営に関わる費用のうち、患者のために使われる費用が減ってしまう原因となってしまう。

報道によって摘発することで、時には社会の問題を解決する事がある一方で、報道によって社会の問題をさらに助長してしまうことがある。
そういう、社会の問題を助長する事に対して素晴らしいと評価をしてしまうことって本当に良いのでしょうか。

そんなことしてるから、となりの記事で、6分類が何かは書かれていませんが、信頼度が高い媒体として挙げられなくなってしまうのでは。

(とはいえ、雑誌は信頼出来る内容から眉唾な記事まで、さまざまなものが玉石混合だからこそ面白いわけで、それを一カテゴリーとして捉えて、媒体の信頼度がどうのというのもおかしい気がするんですけどね)



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国民ってなんだろう、民族ってなんだろう [2009年03月02日(Mon)]
タイのホアヒンで開催されているASEANで、人権について取り組もうとする一方で、国のそれぞれの主権を侵害しないということで話題になった、ミャンマーに住むムスリムの少数民族ロヒンギャ族が、ミャンマーが国籍を認めないために宙に浮いている問題ですが。宙に浮いているために、難民にもなれないそうです。

こういうの話って出てくるたびに思うのだけど、国ってなんだろう、民族ってなんだろうって思ってしまう。
少数民族に対してきちんと処遇しているしていないに関わらず、自分の国にたくさんの民族が住んでいるという事を認めている国も多いのですが。
国によっては、その国の土地に住んでいれば、全てその国の国民であり、建前上、少数民族の存在がないことになっている国もあったり。実際は、いろんな血が混ざっているのに、自国は単一民族だと信じ込んでいる国もある。
その一方で、自国に住んでいても、自国民ではないと主張する事がある。津波で注目を浴びた海洋少数民族のモーケン族も、つい20年近く前までは、タイでも国民として認められていなかったりした。少数民族からすると、国民として認められる事のメリットは、普段の生活ではないが、何かあったときに、国による保障がうけられないなどの問題が発生する。
同一民族が、国境を隔てて住んでいるということはざらにある。
だからといって、民族毎に国を作るというのも、かなり無理を強いるもので、戦争を起こす原因を作るようなものだったりする。
また、民族の定義も難しい。
遺伝子的にはほぼ同じなのに、農耕、狩猟などの生業が違ったり、宗教が違うと、違う民族だと言うことでいがみ合い、エスカレートして戦争や虐殺に走ったりすることもある。
また、国や政治によって、国境が引かれたりすることで、民族が分断される場合があるが、それぞれの国の文化の影響で、別の民族ではないかと思われるようになってしまう場合もある。
また、生きるために、民族固有の言葉を捨てる場合がある。そうなれば、民族と言葉も一致しなくなる。

国民ってなんだろう、民族ってなんだろう



<ロヒンギャ族>「難民と認めて」…日本に200人
(毎日新聞 - 03月01日 20:51)

 ミャンマー軍事政権による差別や迫害を受け、周辺各国への流出が続いている「ロヒンギャ族」。ミャンマーは自国民と認めず、タイやマレーシアなども受け入れに難色を示す。日本国内でも約200人が暮らすが、日本政府は大半を難民認定せず、一方でミャンマーが自国民と認めないため強制送還もできない「宙に浮いた」存在だ。経済危機で生活困窮に拍車がかかり、正式に就労が可能になる難民認定を強く求めている。【鵜塚健】

 「食費を減らしても、もうお金がない。(マレーシアで暮らす)家族に電話できるのは週1回だけ。心が痛い」。約160人のロヒンギャ族が集まって暮らす群馬県館林市。05年12月に来日したモハマド・アユーブさん(35)は肩を落とす。

 就労禁止の「仮滞在」の身分だが、生活に困り派遣会社に登録。工場で溶接の仕事をしていたが、不況で08年11月「もう来なくていい」と突然解雇された。妻と2人の子供への仕送りも途絶えた。

 ロヒンギャ族の故郷は、ミャンマー西部ヤカイン州。ロヒンギャであることを理由に移動の自由や教育、仕事が制限され、軍による強制労働もあるという。アユーブさんは88年のヤンゴンでの大規模民主化デモに参加。友人4人が軍の銃撃を受け死亡、多くの仲間が逮捕された。タイからマレーシアに逃げたが、不法滞在として繰り返し拘束された。

 05年12月、中国人ブローカーに約30万円払い来日。成田空港で難民申請したが「仮滞在」のまま3年以上過ぎた。

 ロヒンギャ族の日本入国は、周辺国が取り締まりを厳しくした05年ごろから増え始めたが、日本政府の難民認定を受けたのは11人。在日ビルマ人難民申請弁護団の渡辺彰悟弁護士は「母国も周辺国も追い出された多くのロヒンギャ族が、日本に入国している現実を受け止めるべきだ」と、難民としての早急な保護を求める。

 ◇ロヒンギャ族

 イスラム教徒の少数民族で、約100万人前後と推計される。ミャンマー政府は82年導入した国籍法で、国民から完全に排除。周辺各国も「経済的事情による移住目的」として流入を取り締まる。09年に入り、漂着したロヒンギャ族をタイ軍が暴行のうえ海上に放置したとして問題化。1日の東南アジア諸国連合首脳会議でもこの問題が協議されたが、具体的な対策などはまとまらなかった。





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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」