医療観光・医療ツーリズム
[2009年02月26日(Thu)]
医療観光とか医療ツーリズムってご存じですか。
治療を目的に海外旅行をするってものです。
これが、最近流行っているそうなんです。
以前は、日本では出来ない性転換の手術をしに行くなど特殊な場合が多かったのですが。
アメリカなどの医療費の高騰などをうけて、海外で治療をするのが流行だし、保険会社も医療ツアーに保険が適用出来るようになるなど、医療観光がしやすくなってきているそうです。
そんなことで、タイでは、ちょっとした医療観光ブームということで、プーケットの病院などが観光客?の誘致のために設備投資をしているそうです。
ある記事では、タイの観光収入の10%が医療ツーリズムだと書かれていたぐらい成長株です。
韓国なども、美容整形などを観光のウリにしてきいます。
この医療ツーリズムというのはとても幅広くて。
スパなんかで、美容に・・・・というところの延長上の美容整形から、臓器移植まであります。
去年の話題作の映画「闇の子供たち」では、タイで人身売買された子供の臓器を使って臓器移植をするというお話しになっていましたが。タイでは臓器売買による心臓移植に関してはフィクションと言い切ることができますが。
シャレにならないのは、中国とフィリピンです。
最近、中国では違法な臓器移植の話が話題になっていますが。
日本人も絡んでいるという記事も出てきています。
違法な臓器移植ですから、違法な方法の臓器の調達が行われている可能性もあるだけに、ぞっとします。
医療ツーリズムはどこまでが良くて、どこから悪なのか、どこからが医療ツーリズムなのかの境目がわかりづらく。良いことなのか、悪いことなのか、わからない。
それと、東南アジアからの看護師や介護士の受け入れも話題になっていますが。
これも、医療ツーリズムと表裏一体のような気がします。
<中国の臓器売買に関する記事>
日本人17人が「ヤミ臓器移植」=関係者は厳重処罰へ―中国
(Record China - 02月17日 09:02)
2009年2月、旅行名目で中国を訪問した日本人17人が臓器移植手術を受けたとの報道を受け、中国衛生部の黄潔夫(ホアン・ジエフー)副部長は事実ならば病院および関係者を厳正に処罰するとの方針を示した。16日、中国新聞社が伝えた。
2007年、中国政府は旅行名目で中国を訪問した外国人に対する臓器移植手術を禁じる通達を行った。しかしその後も一部で「ヤミ臓器移植」は続けられており、日本人17人が手術を受けたという。
12日には黄副部長は肝臓・腎臓移植手術の登録システムの構築が進められていることを発表した。その目的は「移植手術を行う医療機関を強制的に同システムに参加させ、臓器提供の公平性と秩序を保っていく」ことにあり、違法な移植手術を防ぐことが狙いとみられる。(翻訳・編集/KT)
<続報>日本人への「ヤミ臓器移植」、執刀医の謝礼は200万円―中国
(Record China - 02月25日 15:22)
2009年2月24日、旅行名目で中国を訪問した日本人17人が臓器移植手術を受けていたとされる問題で、中国のネット上では執刀した医師に対し「金儲けのため日本人に魂を売った売国奴」といった批判が巻き起こっている。執刀医への謝礼は200万円とされた。中国紙・中国青年報(電子版)が伝えた。
中国衛生部の統計によると、中国で臓器移植を待つ患者は100万人以上に上るが、手術を受けられる人の数は毎年わずか1万人。自国のニーズもまかなえない中、海外から移植目的で訪れる外国人がいることに以前から批判が集まっていた。そのため当局は昨年、こうした外国人の受け入れを禁止した「人体器官移植条例」を施行、中国人患者を優先させる措置をとった。
だが、これ以降も日本人の「ヤミ臓器移植」が続いていたと報じられたことで、中国国内で反発が広がっている。中国衛生部の毛群安(マオ・チュンアン)報道官は10日、「真相解明のための調査に着手した。厳正に処罰する」と発言。黄潔夫(ホワン・ジエフー)副部長も12日、「厳しく罰する」ことを強調した。
また、ネット上でも大きな批判が起こっている。大半は中国人執刀医を「売国奴」と責めるものだが、中には「日本人だから余計に許せない」というものまで。パリに本部を置く英字紙・インターナショナル・ヘラルド・トリビューンもこの点に着目し、今回の移植問題を「日中間の新たな論争の火種」と報じている。(翻訳・編集/NN)
韓国での整形外科が人気・・・・
「円高」のおかげ 明洞は日本人観光客でいっぱい(2)
(中央日報 - 02月24日 14:12)
◇整形外科も人気
昨年1年間、アルンダウン皮膚科・整形外科を訪れた日本人は約1300人。 アルンダウンナラ明洞店は日本語が話せる担当職員を配置し、日本人観光客が不便なく診療を受けられるようにしている。 病院の関係者は「円高で今年1・2月は日本人観光客が30−40%近く増えた」と伝えた。 この病院は旅行会社と提携し、医療観光商品も出している。
主要ホテルの円高特需もデパート・病院に劣らない。 パラダイスホテル釜山(プサン)は昨年12月から3カ月間の日本人宿泊客が前年同期比で20−70%以上増えた。 パラダイスホテルは日本観光客特需で売り上げが30%以上増え、1月、全職員に100%の成果給を支給した。
もちろんソウルは言うまでもない。 ミレニアムソウルヒルトンホテルは「日本人が宿泊客全体の36%に達する」と話した。 明洞からやや離れた江南区(カンナムグ)のインターコンチネンタルホテルも日本人宿泊客が例年の2倍に増えた。 スパ商品を運営しているグランドハイアットホテルの「ザ・スパ」は、「コリアンスクラップ(あかすり)」をする日本人でにぎわっている。
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治療を目的に海外旅行をするってものです。
これが、最近流行っているそうなんです。
以前は、日本では出来ない性転換の手術をしに行くなど特殊な場合が多かったのですが。
アメリカなどの医療費の高騰などをうけて、海外で治療をするのが流行だし、保険会社も医療ツアーに保険が適用出来るようになるなど、医療観光がしやすくなってきているそうです。
そんなことで、タイでは、ちょっとした医療観光ブームということで、プーケットの病院などが観光客?の誘致のために設備投資をしているそうです。
ある記事では、タイの観光収入の10%が医療ツーリズムだと書かれていたぐらい成長株です。
韓国なども、美容整形などを観光のウリにしてきいます。
この医療ツーリズムというのはとても幅広くて。
スパなんかで、美容に・・・・というところの延長上の美容整形から、臓器移植まであります。
去年の話題作の映画「闇の子供たち」では、タイで人身売買された子供の臓器を使って臓器移植をするというお話しになっていましたが。タイでは臓器売買による心臓移植に関してはフィクションと言い切ることができますが。
シャレにならないのは、中国とフィリピンです。
最近、中国では違法な臓器移植の話が話題になっていますが。
日本人も絡んでいるという記事も出てきています。
違法な臓器移植ですから、違法な方法の臓器の調達が行われている可能性もあるだけに、ぞっとします。
医療ツーリズムはどこまでが良くて、どこから悪なのか、どこからが医療ツーリズムなのかの境目がわかりづらく。良いことなのか、悪いことなのか、わからない。
それと、東南アジアからの看護師や介護士の受け入れも話題になっていますが。
これも、医療ツーリズムと表裏一体のような気がします。
<中国の臓器売買に関する記事>
日本人17人が「ヤミ臓器移植」=関係者は厳重処罰へ―中国
(Record China - 02月17日 09:02)
2009年2月、旅行名目で中国を訪問した日本人17人が臓器移植手術を受けたとの報道を受け、中国衛生部の黄潔夫(ホアン・ジエフー)副部長は事実ならば病院および関係者を厳正に処罰するとの方針を示した。16日、中国新聞社が伝えた。
2007年、中国政府は旅行名目で中国を訪問した外国人に対する臓器移植手術を禁じる通達を行った。しかしその後も一部で「ヤミ臓器移植」は続けられており、日本人17人が手術を受けたという。
12日には黄副部長は肝臓・腎臓移植手術の登録システムの構築が進められていることを発表した。その目的は「移植手術を行う医療機関を強制的に同システムに参加させ、臓器提供の公平性と秩序を保っていく」ことにあり、違法な移植手術を防ぐことが狙いとみられる。(翻訳・編集/KT)
<続報>日本人への「ヤミ臓器移植」、執刀医の謝礼は200万円―中国
(Record China - 02月25日 15:22)
2009年2月24日、旅行名目で中国を訪問した日本人17人が臓器移植手術を受けていたとされる問題で、中国のネット上では執刀した医師に対し「金儲けのため日本人に魂を売った売国奴」といった批判が巻き起こっている。執刀医への謝礼は200万円とされた。中国紙・中国青年報(電子版)が伝えた。
中国衛生部の統計によると、中国で臓器移植を待つ患者は100万人以上に上るが、手術を受けられる人の数は毎年わずか1万人。自国のニーズもまかなえない中、海外から移植目的で訪れる外国人がいることに以前から批判が集まっていた。そのため当局は昨年、こうした外国人の受け入れを禁止した「人体器官移植条例」を施行、中国人患者を優先させる措置をとった。
だが、これ以降も日本人の「ヤミ臓器移植」が続いていたと報じられたことで、中国国内で反発が広がっている。中国衛生部の毛群安(マオ・チュンアン)報道官は10日、「真相解明のための調査に着手した。厳正に処罰する」と発言。黄潔夫(ホワン・ジエフー)副部長も12日、「厳しく罰する」ことを強調した。
また、ネット上でも大きな批判が起こっている。大半は中国人執刀医を「売国奴」と責めるものだが、中には「日本人だから余計に許せない」というものまで。パリに本部を置く英字紙・インターナショナル・ヘラルド・トリビューンもこの点に着目し、今回の移植問題を「日中間の新たな論争の火種」と報じている。(翻訳・編集/NN)
韓国での整形外科が人気・・・・
「円高」のおかげ 明洞は日本人観光客でいっぱい(2)
(中央日報 - 02月24日 14:12)
◇整形外科も人気
昨年1年間、アルンダウン皮膚科・整形外科を訪れた日本人は約1300人。 アルンダウンナラ明洞店は日本語が話せる担当職員を配置し、日本人観光客が不便なく診療を受けられるようにしている。 病院の関係者は「円高で今年1・2月は日本人観光客が30−40%近く増えた」と伝えた。 この病院は旅行会社と提携し、医療観光商品も出している。
主要ホテルの円高特需もデパート・病院に劣らない。 パラダイスホテル釜山(プサン)は昨年12月から3カ月間の日本人宿泊客が前年同期比で20−70%以上増えた。 パラダイスホテルは日本観光客特需で売り上げが30%以上増え、1月、全職員に100%の成果給を支給した。
もちろんソウルは言うまでもない。 ミレニアムソウルヒルトンホテルは「日本人が宿泊客全体の36%に達する」と話した。 明洞からやや離れた江南区(カンナムグ)のインターコンチネンタルホテルも日本人宿泊客が例年の2倍に増えた。 スパ商品を運営しているグランドハイアットホテルの「ザ・スパ」は、「コリアンスクラップ(あかすり)」をする日本人でにぎわっている。
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