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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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パチンコ屋が災害時一時避難所に・・・ [2009年01月27日(Tue)]
1月31日に横浜市の日吉にある協生館藤原洋記念ホールにおいて「社会貢献フォーラム 災害と社会貢献 〜その時に備えるために〜」が行われます。



元日本代表サッカー選手の北沢豪氏など、著名人がパネリストとして参加する中で個性的なパネリストも参加します。
それは、東横グループという遊戯施設つまりパチンコ屋さん事例も発表されるようです。それは、災害時に店舗や駐車場を開放できるようにするしくみを作ったり、非常食を景品とすることで、常に景品がうごきつつも、非常食や水を備蓄する仕組みをつくり実施しているというものです。
遊戯施設は、ネガティブなイメージがあり。すばらしい取り組みをしていても、メディアに載りにくい傾向があるだけに、貴重な機会だと思います。

【参考サイト】東横グループ http://www.toyoko.jp/


社会貢献フォーラム 災害と社会貢献〜その時に備えるために〜

災害と社会貢献〜その時に備えるために〜
戦後60年を経て日本は目覚ましい経済発展をとげましたが、残念ながら日本人の心の中に「他者のために何かをする」、「弱いものをみんなで支援する」といった精神が薄らいでしまっているのではないでしょうか。そうした中で「社会貢献」ということは、これからの日本の社会作りの大切なカギを握る活動になるといえます。

名称 社会貢献フォーラム

災害と社会貢献〜その時に備えるために〜

日時 平成21年1月31日(土)
開場−13:00
開演−13:30(終演予定/15:40)
会場 協生館藤原洋記念ホール
(慶応義塾大学日吉キャンパス内)

主催 全日本社会貢献団体機構
神奈川新聞社・全国地方新聞社連合会

後援 国土交通省景品河川事務所・神奈川県・横浜市安全管理局・NHK横浜放送局・
tvk・共同通信社・全日本遊技事業協同組合連合会・神奈川県遊技場協同組合

【講 演】

村山貢司 むらやまこうじ
天気予報士

(財)気象業務支援センター専任主任技師。
1949年東京生まれ。’72年東京教育大学卒。
同年財団法人日本気象協会入社。
’75年からウェザーキャスターとしてテレビ・
ラジオに出演。’80年よりNHKニュース7を
はじめ、NHKの主要なニュース番組のキャスターを歴任。’03年、財団法人気象業務支援センターに入社。
’06年まで、NHKニュースおはよう日本や
NHK週間ニュースの気象キャスターを担当。
現在は気象と健康、地方環境に関する業務に携わる。

【フォーラム】

北澤 豪 きたざわつよし
元サッカー日本代表

中学時代は読売サッカークラブ・ジュニア
ユース所属。修徳高校卒業後、本田技研
工業入社。海外へのサッカー留学・日本代表初選出を経て、読売クラブ(現東京ヴェルディ
1969)へ。日本代表として多数の国際試合で活躍。’03年現役引退。また、社会貢献活動にも積極的に取り組み、サッカーを通じて
世界の子ども達を支援できる環境作りを目指す。日本サッカー協会国際委員、JICAオフィ
シャルサポーターとしてサッカーの発展・普及に向けての活動を行っている。


金子 郁容 かねこいくよう
慶應義塾大学教授

1948年東京生まれ。
慶應義塾大学工学部卒。一橋大学商学部教授等を経て94年より現職。’99年から’02年まで、慶應義塾幼稚舎長兼務。’07年より研究科委員長。専門は、情報組織論、ネットワーク論、コミュニティ論。ボランタリーな組織原理とコミュニティ・ソリューションの可能性を探る。地域コミュニティが作り運営する学校『コミュニティ・スクール』を提案し、各地でスクールの運営支援をしている。


渡辺 渉 
神奈川新聞社 報道部記者

1974年、横浜市生まれ。
中央大学経済学部卒業。
’96年神奈川新聞入社。報道部、三浦支局、
小田原支局などを経て現在は県警担当。
2004年の新潟県中越地震、’07年の同県
中越沖地震を取材。


飯島 隆史 
株式会社東横商事代表取締役社長

1960年,横浜市戸塚区生まれ。
駒沢大学経営学部卒業。
’92年(株)東横商事代表取締役に就任。
2008年神奈川県遊技場協同組合副理事長
就任。
健全な地域社会づくりを目指し、飲料水や
非常食、防災用品などの備蓄事業を全店舗にて継続している。


宮崎 緑 
千葉商科大学教授

慶應義塾大学大学院修了。
NHK「ニュースセンター9時」初の女性キャスターに就任したジャーナリストとしての経験をいかし、専門の国際政治学および政策情報学に実学としての体系を導入。
千葉商科大学政策情報学部助教授を経て
現職。神奈川県教育委員。



応募方法 ※郵送・FAX・インターネットでお申し込みください。

●郵便の場合
はがきに郵便番号・住所・名前・電話番号・参加人数を記入して下記へお申し込み下さい。
〒150-0047 東京都渋谷区神山町5-5 NRビル5F
「社会貢献フォーラム」事務局宛
●FAXの場合
郵便番号・住所・氏名・電話番号・参加人数を記入して
03−5790−0308へお送りください。
●インターネットの場合
こちらの応募フォームからお申し込みください。

お問い合わせ 「社会貢献フォーラム」事務局 
TEL:03−3466−7909

受付時間:月〜金(祝日を除く) 午前10時〜午後6時

主催:全日本社会貢献団体機構 http://www.ajosc.org/
後援:神奈川新聞社 http://www.kanaloco.jp/top/index.html






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日中こどもの絵展開催中 [2009年01月27日(Tue)]
只今、東京おもちゃ美術館のある四谷ひろばのCCAAアートプラザにて、日中こどもの絵の国際交流「みんな友たち ぼくの絵 わたしの絵」展が開催されています。

なかなか素晴らしい作品がたくさん展示されています。

作品は、東京、上海、四川省を中心に子供たちの絵が集められました。

次回は、日タイ子どもの絵展ということで、現在企画中です。
タイのさをり織りや、津波にあった子供たちの作品も公開できるように調整しています。
詳細は近いうちに発表できればと思います。


日中こどもの絵の国際交流「みんな友たち ぼくの絵 わたしの絵」展

CCAAアートプラザで、2月6日まで・・・・


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不買運動がいまひとつ広がらないわけ [2009年01月27日(Tue)]
オバマ大統領就任に合わせるかのようにガザ侵攻を停止したイスラエルに資金協力をしている企業のリストが出回り、不売運動を促す文章が出回っていますが。私が見た限り、あまり不売運動がうまくいっているように思えません。

同様の内容の文章が以前から出回っていたということもありますが。そういう文章を受け取りやすい人は、もともと、スターバックスやマクドナルドにも行かないし、コカコーラも飲まないし、インスタントコーヒーも飲まないというライフスタイルの人が多いように思えるんです。
マイクロソフトに関しては、仕方なく使っている人も多いようですが、マクドナルドには行かないけどMacを使っている人も多い。
だから、不売運動が広がらないのではないかと思います。

それより、スターバックスやマクドナルドを利用して、コカコーラやネスレのインスタントコーヒーを愛飲している人が「私は、貴社の製品がとても大好きで、いつも利用しています。しかし、私が大好きなものを食べるための対価の一部が戦争に使われるのはとても心苦しくなりません。私が貴社の製品を堂々と頂けるように、どうか戦争に加担するようなお金の使い方をしないでください。」「私はあなたの会社の製品が大好きなのですが、戦争に加担している企業の製品を使っているということで、後ろ指さされています。どうか、戦争のためにお金を使わないでください。」って、感じの内容の手紙をそれらの会社に送りつけるという方が、効きそうな気がします。
どうでしょうかねぇ。

都会暮らしのせいか、やっぱり時々、これらのお店や製品のお世話になるだけに、堂々と利用できるのが有難いです。


P.S.オバマ大統領就任に合わせてイスラエルが停戦をしましたが。それって、王様の誕生日に合わせて空港の占拠を解いたのととても似ている気がします。



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NO! CHANGE [2009年01月20日(Tue)]
本日、バラク・オバマ氏の大統領就任式がワシントン市内の連邦議事堂前で行われる。

オバマ氏の支持率も80パーセントと高く。オバマ新大統領の歓迎ムードの中、東京の街角に、反オバマ氏と思える看板が出ていました。

NO! CHANGE

オバマ氏は、大統領選挙のとき「CHANGE」というスローガンを掲げて人気を博しました。

それに対して、NO! CHANGEとは・・・

こいつは、マケイン支持派か・・・



てなことで、なかなか面白いコピーのラーメン屋でした。



「和鉄」というラーメン屋で、蒲田にもお店のある店ですが、四谷三丁目にもあります。
大森じやなくて、大盛りが無料なので。
店員さんがにっこり笑って「大盛りですか」と聞かれると、ついついにっこり笑って「大盛りお願いします」と言ってしまう。
私は、和鉄中華が好きです。卵がおいしい。


てなことで、アメリカも世界もいい変化を望みます。

そのなかで、変わらぬものも大切に・・・




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活動したことを伝える意味 [2009年01月19日(Mon)]
1月17日に阿佐ヶ谷のLoft Aに『パレスチナ1948 NAKBA』上映&トーク に行ってきました。



イベントの実施の直前に企画が決まり、2.3日しか告知期間がなかったにもかかわらず会場はいっぱいになってます。
店長さんに聞いたところ、予約だけでも50名で、最終的に約80名が来場したそうです。

この日は、ガザ空爆に対して様々な上映会が行われ、新聞などにも報道されたのですが。一方でこのイベントは紙媒体での露出がなかったにもかかわらずこれだけ集まったということはすごいことです。

『パレスチナ1948 NAKBA』は、40年前に当時ひとつの理想的な社会の事例のひとつと言われていたイスラエルの農業共同体「キブツ」に研修に行った広河隆一さんが、たまたま、近くにある破壊された廃墟を見つけたことから、パレスチナ人の行方を追う旅が始まり、その膨大な資料によってつくられたドキュメンタリー映画。
なぜ、廃墟が出来たのか。
そこに住んでいた人はどこに行ったのか。
そこに住んだ人は追いやられた後、どのような暮らしをしたのか。
廃墟になる以前はどのような暮らしをしていたのか。
廃墟になった時何が起きたのか。
そういう様々な疑問を、様々な人との出会いと、継続して繋がっていくことで明らかにされていく。
激しい戦いや悲惨な被害のシーンもある一方で、イスラエル内にもパレスチナへの扱いに対して疑問を持っている人もいたり、人を殺す活動から足を洗い医療や教育に転ずる人の姿、約60年ぶりに村を見ることが出来た人がいたりと希望が見える場面もある。

131分と少し長い作品だが、40年間撮り続けたことからすれば、ほんのわずかのことでしかない。そして、そのほとんどは報道されず、そのわずかな情報の中で世の中が翻弄されている姿が見えた。
何かの機会があればぜひ見てほしい。

さて、上映が終わった後は、重信メイさんとシバレイくんとのトークでした。
現地時間の1月17日にイスラエルが停戦を発表したのだが、今回のガザ攻撃の原因となった停戦中にハマスがロケット弾を打つまでのいきさつの話などが聞けた。この話は全くと言っていいほど大手メディアで取り上げられていなくて。ハマスがイスラエルと合意した停戦を破ったように受け止められている。
実際は、前回の停戦はハマスの方が停戦を宣言しただけで、イスラエルは停戦をしていなかった。そして、その間にハマスに対して様々なちょっかいを出していて、停戦の間にハマスがわが30人ほど殺されていたそうです。
今回のハマスによるロケット弾を発射する一週間前にもハマスに対して攻撃が行われていたそうで。ロケット弾の発射の一週間前に大きく報じられていれば、ハマスが開戦の切っ掛けとなったという報道とならなかったと思われる。
一般的に、先に手を出した方が悪いとされるたげに、どの時点で情報を切り取って判断するかによって大きく違ってしまうという恐ろしさを感じた。

ということで、非人道的な事やら、どっちが悪いか的なあまり希望が見える話にならない中で、自分たちに何もできないのではないかと思いかけていた時に、素晴らしい話があった。

1月10日に、今回のイスラエルの攻撃をやめるようにしたデモが世界各国で開催されたのですが。あまり報道されなかったのですが日本でもデモが行われました。
その様子をビデオに撮って、映像サイトに掲載したところ、アラブ人たちがそれをみて、極東のこんなに離れた地域の人が活動してくれていることを知って勇気をもらったとのことのコメントがついたそうです。

反戦とか、そういう活動に限らず、自分たちが活動したことを伝えることによって、自分たちの力が及ばなくても、困っている人がその活動を知ることで、わずかながらも希望が持てたり、勇気が出たりする。
活動したことを伝えることの本質を再確認した出来事だった。





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『パレスチナ1948 NAKBA』緊急上映会 [2009年01月15日(Thu)]
今年はイスラエルのパレスチナのガザ地区の攻撃で年が明けました。
もう、何十年も、イスラエルとパレスチナの間で暴力と悲しみの連鎖が続いていますが、その原点の一つがわかるドキュメンタリー映画が緊急上映されます。


『パレスチナ1948 NAKBA』上映&トーク

連日伝えられるハマスVSイスラエルのニュース。
しかし何が原因で彼らが戦っているのか、肝心なことは聞こえてこない。
なぜハマスはロケット弾攻撃をやめないのか。
なぜ女性や子どもが犠牲になっているのか。
そもそも何が始まりだったのか。

その鍵は1948年のイスラエル建国のときに起こった「NAKBA(大惨事)」
と呼ばれる事件にあった。暴力の連鎖というレトリックから抜け出て、
原点からパレスチナ問題をとらえ直すことができるこの映画。
今だからこその緊急上映!
ジャーナリストの志葉玲さんと重信メイさんのトークも必見です。
ぜひこの機会をお見逃しなく。

※ 各日100名様限定ですので予約をお勧めします


◆上映作品
『パレスチナ1948 NAKBA(ナクバ)』
監督/撮影/写真:広河隆一
配給:バイオタイド
ドキュメンタリー/131分/2008年/日本

◆上映詳細
日時:1月17日(土)/31日(土)
開場:12時  開映:12時半
17日のトーク:志葉 玲×重信メイ(終了予定:15時半)
31日のトーク:未定。決まりしだいウェブで告知します
料金:前売1,000円/当日1,000円(ともに1ドリンク付き)
会場:Asagaya/Loft A

※席に限りがありますので早めの予約をおすすめします。100名様限定。
1月13日(火)16時より受付開始。
web予約に表示が無いときは電話予約をお試しください。
《電話予約:03−5929−3445》
《web予約:http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/

※上映費を捻出するため次のことにご協力いただけると助かります
[友人を誘う/昼食をここで食べる/たくさん飲食する]
どうかよろしくお願いします。

アクセス:JR中央線 阿佐ヶ谷駅より徒歩2分
南口を出て左の信号を渡り、パールセンター内を歩いて2分。
1Fがメガネドラッグの建物の地階。道の左側です。
地図:http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html
住所:東京都杉並区阿佐谷南1-36-16-B1

主催:pono2(ポノポノ)
共催:Asagaya/Loft A


★プロフィール
広河隆一(フォトジャーナリスト)
(注:広河さんはゲストではありません)
1943年 中国天津市生まれ。1967年に早稲田大学卒業後、
イスラエルへ渡る。その直後に第3次中東戦争勃発。1970年
に帰国。その後、中東問題と核問題を中心に海外取材を重ね
る。
IOJ国際報道写真コンテストの大賞・金賞をはじめ、講談社
出版文化賞、日本写真協会年度賞、早稲田ジャーナリズム大
賞、土門拳賞など多数受賞。2004年3月『 DAYS JAPAN 』を
発刊。編集長として現在に至る。
2008年、パレスチナを追った40年間の間に撮られた写真、映
像により『パレスチナ1948 NAKBA』が完成、劇場公開される。

志葉 玲(ジャーナリスト)<< トークゲスト
1975年生まれ。番組制作会社を経て2002年からフリーに。
2002年12月〜2008年3月まで計6回イラクを現地取材、2003年
にはガザを現地取材する。地球温暖化などの環境問題、共謀
罪など国内政治まで幅広く取材、講演活動も多く行っている。

重信メイ(ジャーナリスト)<< トークゲスト
1973年レバノン・ベイルート生まれ。大学院で政治学を専攻。
その後、ジャーナリズムを学び、2001年より日本在住。現在、
中東問題、アラブ/イスラム文化などを講演活動で伝えて
いる。著書に「秘密」「中東のゲットーから」がある。

★「パレスチナ1948 NAKBA」公式サイト
http://nakba.jp/

★最新の情報/お問い合わせ
http://www.pono2.jp/
nakba @ pono2.jp(空メール対応)



また、立場は違いますし、場所と時間が違いますが、参考文献として、フランクルの「夜と霧」も読んでおいた方がいいかもしれません。
妙に、いまのガザ地区とだぶるものがある。

新訳の池田香代子バージョンがいいかも。



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ジンベエザメと会う [2009年01月10日(Sat)]
「えべっさん」の話で、大きな海洋生物も「えびす」という話を書いたが。大阪人が好きなもうひとつの「えびす」が、天保山という日本一低い山のそばにある海遊館のジンベエザメです。



体長は5メートルはあるかと思うのですが、その巨体を納めるのにはとても大きな水槽が必要で。それだけでも大迫力です。



ここにイルカがいれば、道玄坂あたりで、おねぇちゃんに呼び止められて売りつけられる版画の複製品みたいな世界。



ずっと眺めているだけで癒されます。
今も昔もデートスポット。


今度は、ジンベエザメとはアンダマン海で会いたいところ。




カワウソ


水上と水中が同時に見れる展示もたくさんあります。


海遊館は大阪のバブルの時代の産物ですが頑張っています。

その営業努力の一つがペンギンパレードです。
水族館は冬場は人気が下がるのですが、寒さを活用して、寒い所に住んでいるペンギンに外に出てもらい客寄せをする作戦です。

ペンギンパレードは旭山動植物園で有名ですが、行動展示や混合展示という面では海遊館の方が歴史があり、相性がいいのかもしれません。



見る人も寒いですが、ペンギンも係員も大変。




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道はまっすぐで広くない方がいい [2009年01月09日(Fri)]
長田に行ったあと、久しぶりに北野あたりに行ってみた。
NHKの朝の連続ドラマ小説「風見鶏」で、一躍有名になり、神戸はファッションの街と言われたことと相まって、ファッション雑誌などにこのエリアのお店が幾度となく紹介された地域だ。

異人館街と呼ばれる地区は、眺めの良い傾斜地にあり、旧居留地からは、トアロードという道で繋がっていて、トアロードの終点に神戸外国人倶楽部という会員制の建物があり、今でこそ観光地化が進んだが、その近辺に外国人がたくさん住んでいた。
今でも、シナゴーグや、ムスリム協会などがあり、多文化が同居し異国情緒が楽しめる。

その北野の町を久しぶりに歩いてみて、異人館というより、細くてグネグネとまっすぐでない道が残っていることが、この街の魅力だと気がついた。
だから、散策したくなる。

それと、同時に、異人館ブームによる開発で、整備された道や、まっすぐな建物が、街の魅力をスポイルしているように感じる。









↑4枚目の写真は、車が侵入しにくいようにわざと蛇行させて開発した道
電柱が無粋なのが日本の風景の個性でもある





≪おまけ≫ 工事の足場



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長田の町 [2009年01月09日(Fri)]
あるものを手に入れたくて、神戸の長田区にやってきた。
長田区は、14年前の阪神大震災のとき、下町の住宅密集地や商店街や町工場のある地区ず大規模な火災により焼失した地域です。

JR新長田駅の駅前は、復興住宅ということで、高層マンションと商業施設がそびえたっていて、その下に仮設店舗そのままと思われる店舗がいまだに残っている。



失ったものは、取り戻すこともできないし。
都市計画をする人が良かれと思って作った街かもしれないが、たくさん人が住んでいるはずなのに、なとんなく活気がない街となっているのが、残念でならない。

そんな長田の町ですが、焼け残った商店街があり、そこに、目的の店がある。

この商店街も、震災の後は人通りが減ってしまい、かなり寂しくなったという。
数年絵にこの商店街を訪ねたとき、車椅子で押された老人がヘルパーさんに押されて買い物に来ていたのですが。お店の人が丁寧に接客して、その老人がその商品を受け取った後、人通りが少なくいので、車椅子でも買い物がしやすいと言っていたのがなんとも皮肉だと感じた。


ちょっとした壁面アート
街を楽しくしようとする心意気を感じる


六間筋という大きなアーケード街にその店がある。



この店は、知る人ぞ知る神戸の「地ソース」の店だ。



「お好み焼きソース"辛口"」は、甘ったるい"おたふくソース"とは、全く違う概念のお好み焼きソースです。

お好み焼きというのは、大阪や広島のものというイメージがあるのですが、神戸にも独特のスタイルのお好み焼きが存在しています。
特に下町の長田区周辺で進化したもので「スジコン」とか「スジお好み焼き」と呼ばれる、豚のスジ肉とネギを使ったものです。それに合うソースが「お好み焼きソース"辛口"」です。

オリバーソースが「どろソース」を販売しているので「どろソース」という名前は聞いたことがあるでしょうが、その仲間のようです。
どうも、もともとはウスターソースを作る際必ず発生する副生成物で、ウスターソースを熟成するときに沈殿した澱の部分で出来ていて、香辛料が多く含まれるため辛口になります。
豚のスジにしても、どろソースにしても、副生成物であり、それをおいしく頂くというのが、大衆文化であり、B級グルメの本質でもあるかと思います。

ちなみに、このソース、お好み焼き以外にも、コロッケなど揚げ物にかけたり、カレーや野菜いための隠し味にも使えます。

震災で失ったものが大きいだけに、このような文化が残っているのを見るとほっとします。




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えべっさん [2009年01月09日(Fri)]
実家に帰ったついでに、関西では商売繁盛の神様である「えべっさん」に行ってきました。

東京にいると、えべっさんより、酉の市や大黒様の方が人気があり、エビスと言えばビールのブランドや渋谷に近いおしゃれな街の地名というイメージが強いのですが。
関西では、全く逆で。
大黒様や酉の市より、えべっさんが商売繁盛ということで人気があり。
エビスビールより、アサヒスーパードライの世界ですし。
東京の恵比寿はオシャレな街というイメージに対し、大阪の恵比須町は電器屋街に通天閣に路面電車かあるコテコテの下町です。

えべっさんは、日本神話の世界では、ちょいとミステリアスな神様だったりします。

日本には、いろんな神様がいますが、えべっさんは、大黒様のことであるというパターンと、国生みの際にイザナギ、イザナミの間に生まれた最初の子である蛭子命(ひるこのみこと)・ヒルコという説がある。
ヒルコと次に生まれたアハシマは、国生みの際にイザナギ、イザナミの子どもとカウントしないそうで。産みそこないの子で、3歳になっても足が立たなかったために海に捨てられてしまったそうな。
それが、日本の国土が出来たあとにたどり着いたのが、西宮戎神社のある西宮だということです。

また、七福神という、外国から来た神様だったり、海の向こうからやってくる神様として、大型の海の生物であるイルカ、クジラ、ジンベエザメなども「えびす」と呼ばれたり、海外からの費用ちゃくぷつや遺骸も「えびす」と呼んだりと、いずれにしても「えびす」は海からやってきた神様と捉えられているようです。

今年の十日戎は、金土日ということで、見事に週末と重なるため混雑を予想して、宵戎である9日の午前中に行くことにした。



このタイミングを逃すと、3日で100万人が訪れ、近くの国道も身動きが取れなくなる。



ここは、昨年使った福笹を返す場所ですが。
このような巨大なバリケードが二か所あって、残り福が終わる11日には二つとも満杯になってしまう。



「招福大まぐろ奉納」ってので、でっかいマグロが奉納されていて、そこにお金をペタペタとひっつけます。お金が身に付くらしいですが。
三日間奉納された後は、関係者で食べるらしい・・・。
寒いから腐らないとは思いますが、かなりチャレンジャー。



福娘から、福笹を購入。

今宮戎の福娘はミスコンの様相を呈していますが、西宮戎はそこまでエスカレートとしてないとはいえ、甲子園でのプラカード持ちとともに、西宮の女の子が一度やってみたいと思う役職の一つでもある。

えべっさんと言えば「鯛」ということで、鯛の形をしたおみくじがあり早速ゲット。



お化け屋敷、猿回し、射的、甘酒・・・・昔ながらの露店がたくさんならんでいましたが、混む前に境内から出てきました。

それにしても、関西人の福に関するこだわりはすごいものがある。




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これだけの金額から支援が出来る [2009年01月05日(Mon)]
いま、パレスチナのガザ地区がイスラエルの攻撃にあっていますが。
そのガザ地区に対して、なんと100万円集まれば支援が出来るという情報が入ってきました。

100万円が高いのか、安いのかわからなくなってしまいます。


以下転載


皆様

日ごろより日本国際ボランティアセンター(JVC)にご協力いただきありがと
うございます。

先月27日に始まったイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃は地上侵攻
へと拡大し、民間人の犠牲者はさらに増え続けています。

今回のガザの緊急事態を受け、JVCは「パレスチナ医療救援協会(PMRS:
Palestinian Medical Relief Society)」を通した緊急医療支援を決定しました。
救急セットの配布や、現地ボランティアが止血や人口呼吸等の救急対応にあたれ
るためのトレーニングを支援します。
支援の開始に伴い、JVCはパレスチナでの活動への寄付を呼びかけています。


────────────────────────────────────
■ガザ地区への緊急医療支援を開始
────────────────────────────────────
○主な内容:
  ・診療所への救急セットの配布
  ・ボランティアへの救急法トレーニング実施
(止血や人口呼吸等)
    (既にトレーニングを受けた人たちの再講習も含む)
  ・救急法講習のための道具の購入
○支援額:10,000USドル(約100万円)

この支援は、これまでJVCが共に活動してきたガザの医療団体である「パレス
チナ医療救援協会(PMRS:Palestinian
Medical Relief Society)」を通し
て行います。

パレスチナ・ヨルダン川西岸に駐在するJVCの日本人スタッフが、PMRSと
協議しながら活動を進めています。


────────────────────────────────────
■支援の背景
────────────────────────────────────
現在、ガザ中心部にある病院は重傷者であふれており、中等度や軽症のけが人に
十分に対応することができずにいます。また、病院まで負傷者を運ぶことが困難
なほどに混乱もしています。

PMRSはこれまで地域の診療所(クリニック)をベースに医療活動を行っており、
救急活動に携われるボランティアを数多く養成してきました。

そこでJVCは、PMRSのクリニックへの救急セットの配布と救急ボランティ
アのトレーニングを通して、現地の医療活動を支えるにしました。救急用具と、
止血や人口呼吸など救急対応をできる人々が地域にいることは、特にこの緊急状
態ではとても重要です。

同時にこの支援が、ガザの人たち自身が互いに助けあい、危機状況を乗り越えて
いくための励みにもなればと考えています。

なおJVCは12月30日に、日本の外務大臣および駐日イスラエル大使へ攻撃停止
の要請書を提出しています。
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/data/20081230_lettermofa.pdf

────────────────────────────────────
■現地からの声
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現在、ガザにある全てのPMRSのクリニックでは、全ての医療チーム、そして
ボランティアたちが24時間体制で、次々と運ばれてくる攻撃による負傷者の治療
にあたっています。また、全ての救急車、巡回診療車を稼動させ、混乱状態の中
クリニックまでたどり着くことのできない負傷者の搬送にも追われています。

○PMRS職員 アブ・クーサ氏(1月3日)
「クリニックは相変わらず、次々と運ばれてくる負傷者で溢れている。どんどん
増えるばかりだよ。今大きな問題となっているのは、負傷者の搬送だ。混乱と危
険、そして路上は空爆による被害で車が走ることが出来ない状態になっている。
緊急に手当てを必要な人たちがクリニックにたどりつけない。」

○PMRS代表 ムスタファ・バルグーティ氏(12月30日)
「昨日からガザで、ファースト・エイド(救急処置)のキャンペーンを始めた。
この状態がどのくらい続くか、どこでいつ負傷者が出るかわからないため、コミュ
ニティーレベルで救急対応できる体制を作ることが必要だ」

※PMRS代表によるガザ医療状況の報告詳細(12月30日)
http://www.ngo-jvc.net/php/jvcphp_epdisp.php?ThreadName=p01&ArticleNo=332

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■JVCとPMRSの関係
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JVCは1995年からPMRSと共同で村の診療所、巡回診療の支援、2002年には
第二次インティファーダを受けての緊急医療支援、現在は東エルサレムで学校保
健事業を行ってきており、その活動に信頼をおいています。今回の支援内容につ
いても、パレスチナ西岸地区においてPMRSスタッフとJVC日本人スタッフとで協
議したものに基づいています。


────────────────────────────────────
■募金にご協力ください
────────────────────────────────────
(1)インターネットからクレジットカードで募金
JVCクレジットカード募金 情報入力画面からお申込ください。
「募金先指定」の項目で「パレスチナでの活動」を選択してください。
https://gt205.secure.ne.jp/~gt205119/form_creditbokin11.html


(2)郵便振替で募金
00190-9-27495 「JVC東京事務所」
※通信欄に「パレスチナ」とご記入ください。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○パレスチナ関連の最新情報
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/200812gaza.html

○JVCはこれまで、ガザ地区の栄養失調児への支援や、医療サービスの届きに
くい地域での巡回診療などの活動を行っています。これまでの活動はこちら。
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<発行>

日本国際ボランティアセンター(JVC)
〒110-8605 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル6F
TEL 03-3834-2388 FAX 03-3835-0519
info @ ngo-jvc.net
http://www.ngo-jvc.net
(パレスチナ事業担当:藤屋 jvc-jer @ ngo-jvc.net)





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派遣村は今から参加でも遅くない [2009年01月04日(Sun)]
派遣村の炊き出し部隊から帰ってきた人からの情報ですが。

1月5日までの日比谷公園の派遣村ですが、1月5日の午前中に大きなデモを行ってから片付けに入るそうです。
そんなことで、派遣村も終盤に入っていますが。

今日になって、派遣村にやってきた人もいます。
おそらく派遣切りに遭ったと思われる20代後半の男性ですが。
正月3が日をネットカフェで何も食わずに過ごし、派遣村の事を知り、キャリーカートに全てのみのまわりのものを詰めて、歩いて日比谷公園に来たそうです。

派遣村には、弁護士さんとかいて、生活保護の手続きの書類を書いてくれるので、とにかく、困っている人は行く価値があります。

本日中間発表時点で、東京都は260人分の宿を提供すると言っていますが、増えると思われます。明日の国会からいろんな議員が派遣関連のことについて議論をもっていくようですし、日比谷公園は厚生労働省の真ん前なので、厚生労働省が動かないわけにはいかないはずなので、枠が広がる可能性は高いです。
しかし、手続きがなされない限り、助けてもらうことが出来ません。

その他に、全国でも同様の炊き出しをしているので、今からでも行く価値があると思います。




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派遣村に行ってきました [2009年01月04日(Sun)]
日比谷公園で年越しをするためにできたテント村「派遣村」に音響機材の貸し出しのために行ってきました。

食事の寸前だったということで、炊き出しに約150メートルの列ができていて、それを捉えようとマスコミが一斉にカメラを向けていました。
マスコミも国内だけでなく海外メディアもきていて、イタリア人記者と雑談したりと、なんとなく和やかなムード。

本部に行くと、辻元議員もいたりと、やらなんやらでゴチャゴチャで、とにかくいろんな人がボランティアで集まっているという感じでした。

これだけ集まるとゴミの問題が出てくるのですが。ボランティアたちが寄ってたかってゴミの分別をしていて。ゴミ袋がおそらく2トントラック10台分近く蓄積されていました。
おかげで、公園内はごみが散らかっていません。

食料もテントひとつ分あるという感じで、とにかく集まっているという感じです。

派遣村にいるという人を見た感じでは「派遣」というイメージからすると、年齢層が高く、圧倒的に男性が多い気がしました。それと、服を支給された影響もあるでしょうが、意外とこぎれいです。ここに来るだけのバイタリティというか、パワーのある人が来ているという感じです。それだけに、ここに来れない人もかなりいるという感じを受けました。そっちの方が大きな問題かもしれないと感じました。

手伝いに来ている人も様々で、どこかの労働組合の人とおぼわはき人も多くいらっしゃいましたが、自身もかつてホームレスで、NGOのおかげで家を借りることが出来たという人が、仕事が少なくお金がない中で駆けつけていました。

このテント村も明日5日まで。いまのところ雨が降らなくてラッキーです。
すぐ近くの厚生労働省の講堂も解放されたようですが、今は使えないと言っていました。

仕事始めになっても、すぐに宿を確保できる給料をもらえるわけではないので、5日以降もなんらかの対策をしてほしいというニーズがあります。

「派遣村」はマスコミにとっては、いやネットの世界において、いいネタ提供をする形の展開ができているのですが。本当のシリアスな問題は、そのあとにやってくると思っています。

今後の展開に注目です。


ということで、機材を設置して帰ってきましたとさ。




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コアな新年会 [2009年01月04日(Sun)]
新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


さてさて、新年早々、都内某所でコアな新年会がありました。

そこに、イラクの支援をしている方が一時帰国で来ており、今の中東情勢について少し聞きました。

いくつか面白かったことを、五月雨的に書きます。


・スンニ派とシーア派の対立

イラクでは、スンニ派とシーア派が国家を二分というか、そんな感じで対立しているようなイメージがありますが。実際の住民は対立していないようです。
理由は、少し親戚をたどれば、スンニ派のイスラム教徒でも、いとこの嫁がシーア派とか、そういうのが当たり前にあるそうです。
例えとして正確ではないかもしれませんが、日本で浄土真宗の家の親戚に、曹洞宗人がいるケースとかあるわけで、そのような感覚があるのだそうです。

実際は、スンニ派とかシーア派にわかれて、利権争いをしているということがあるようです。

以前書いたと思いますが、宗教は商行為と連動しているという仮説をもっているのですが、それと合致する面があります。


・イラクの支援物資はどこで調達

最近は、イラク国内にお金を送り、イラク国内で調達して、支援に回しているケースが多いそうです。
イラク国内の経済にも気を遣いつつ、弱者を支援する方法を取っているそうです。
それにしても、こんな状態でも物流が機能しているのにびっくり。


・イスラエルのパレスチナへの攻撃のパターン

イスラエルがパレスチナに侵攻する際、必ずと言っていいほど、徹底的にたたいておいて、国際社会が騒ぎだしたら、停戦し食料などの生きていく最低限の支援だけするそうです。
しかし、下水処理施設を動かしたり病院が治療するための電気を発電するための燃料など、生活基盤になることには支援をしないそうです。
そのため、ポンプが動かないため下水道管が破裂したりする事故もあったそううです。
人道支援と言って、食料や衣料を渡すというのは大切なことですが、都市社会への人道支援は、都市インフラが機能することまでが人道支援ではないかと感じました。


・ガザ地区の今回の空爆の背景

どうも、イスラエル国内の選挙の人気取りが影響しているそうです。


・ガザ地区の空爆

どうも、ピンポイントに、けっこう強烈な武器が使われたと証言している人がいるそうです。


・ハマスとファタハ

ハマスは武装勢力と言われていますが。武力は持っていますが、選挙をして政党として勝ち認められているそうです。また教育や保健などに力を入れているそうです。
一方、ファタハは、お金の動きに不明瞭なところがあり。元委員長の妻がけっこう財産を持っていたりということで、人気が落ちたそうです。

・選挙対策のための侵攻

イスラエルでは2月に選挙があるため、選挙を有利にしようと侵攻したのではと言われている。
ハマスにイスラエル人が殺されると支持を伸ばす人とがいるために、武装しているガザに攻め入って、反撃してくるのを待っているイスラエルの政治家がいるという状況があるそうです。



今日は、この辺で




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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」