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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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タイフェスティバル京都2007に出展します [2007年05月30日(Wed)]
6/10に京都「新風館」で行われる、タイフェスティバル京都に出展することが決まりました。
ここは、昔のレトロな電話交換所を改造して作ったおしゃれなショッピングモールで、中庭では情報発信型のイベントが行われている。
そこで、タイフードを楽しめるイベントが行われるので、京都近辺のアジア好きにはたまらない。

そんなことで、出展が決まったのはいいが、どのブースになるのか・・・と思っていたら。
なんと「大阪タイ王国総領事館」ブース内での出展。
ちょっと緊張します。

タイフェスティバルチラシ 

当日はさをり織りをはじめ、ツナミクラフトの販売を行いますので、ぜひ見に来てください。
タイ南部からせっけんが届く [2007年05月29日(Tue)]
本日、タイ南部から石鹸が到着しました。
これらの石鹸は、ラノーン県南部のタレノー村の津波復興および女性の自立支援のプロジェクトによって手作りで作られたもので。地元で採れた素材を使いナチュラルな素材でつくられています。



まるで、ロウソクみたいですが、石鹸です。
そして、とても香りがよいのが特徴で、事務所は無茶苦茶いい香りが十万しています。

これからイベントや約20軒あるお店におろしてゆきます。
または、イベントで販売してゆきます。

第一弾は、6/9 大阪・弁天町 の「ラブアース〜地球といのちのまつり〜」というイベントです。

http://blog.love-earth.info/

環境問題、ライフスタイル、社会問題などを様々な観点から知ることによって、一人ひとりが自ら望む未来へ向かっての選択が出来るよう、情報発信や体験形のワークショップなんかが行われます。

そして、その翌日のタイフェスティバル京都2007(於 新風館)でも、もしかすると展示するかも。

お楽しみに。
お友達が4夜連続でテレビに出てます [2007年05月29日(Tue)]
28日から4夜連続で、お友達、というか、このブログとリンクしている方がテレビに出ています。しかも、楽天ブログ(旧称楽天日記)をきっかけに出合った方が、そろってこの番組に出たりしています(月曜日のみですが)。

番組は全国で見れます。
だって、天下のNHKですもん。
てなことで、今夜も午後8時に、NHK教育テレビをごらんあそばせ。
番組名は「ハートをつなごう」です。

あと、2日ありますので、ぜひご覧ください。
仙台にツナミクラフト取扱店2店舗 [2007年05月26日(Sat)]
仙台でなんと2店舗のツナミクラフト取扱店が広がりました。
一軒は、駅から5分ぐらいのところなのですが、近くにFM局、クラブなどがあるところにはります。コンクリートでグレーっぽい町並みに、ピンク色のかわいい小さなお店がありそれが「ドゥカラプラハ」です。
店内は諸国雑貨、お洋服、フェアトレード品など楽しいものがいっぱいです。オーナーのお人柄もあって、ついつい長居してしまいそうなお店です。
もう一件は、文化横町なんて言われるところの並びにある「アフリークソレイユ」。アフリカが好きで旅して集めたものから始まったこのお店は世界中の素晴らしいものがいっぱいです。小さな店ながら2階もあったり、見たこともないような民族楽器がいろいろ置いてあったりと、そこにいるだけでわくわくしてきます。隣がエスニック料理店だったりと、ちょっとした面白時空が発生しています。
仙台にお寄りの際は、是非、うろうろして見て下さい。仙台の街の面白さの認識がかわりますよ。
地せっけん見つけた [2007年05月25日(Fri)]
地酒、地ビール、たるものがあり。
個人的には地ソースを巡る旅というのも好きなのですが。
こういう「地もの」のなかで、これから注目してゆきたいのが「地せっけん」だったりします。
地酒ブームとか、地ビールブームって、世の中量産品が出回り、巨大メーカーがいろんな種類のお酒を出して、テレビコマーシャルで宣伝しまくり、酒屋さんの棚が大手メーカーに一色になり面白くなくなったところで出てきたブームです。
どこでも同じようなものがなくなり、お店が面白くなくなって来たというのは、コスメなどの業界もそのようで、インターネットのコスメサイトなどが人気が出たのも同じ状況があったからだと考えられます。
しかし、昨今では、インターネットで火がついたものに目をつけ、全国、どこでも同じようなものを売ろうとする傾向が出てきており。ネットで事足りて、わざわざお店で買わなくてもと思うような物まで店頭に並ぶようになった。

そこで、注目したいのが「地せっけん」だったりします。
全国のいろんなところで、ああすればいい、ここすればいいということで、いろんな石けんが作られているんです。いろんな人の思いが入っているだけに、いろんな個性的なせっけんがあるんです。
今日もひとつ見つけてしまいました。
宮沢賢治なんかで有名な、岩手県の花巻の ぽーこ・あ・ぽーこ「古代米石鹸」です。
写真は後日掲載しますがとてもかわいいパッケージです。
この石鹸のウリは、地元花巻で取れた古代米(黒米)と地元花巻で取れたラベンターが入っているということです。
黒米は中国では滋養強壮、目の血の巡りをよくする、髪の毛の黒さを増すとして、美容や薬膳としても用いられたそうです。しかも、黒米は餅米なのて、お肌ももちもちになるかも。
古代米は、花巻近辺でちょっとしたブームになっているようで、古代米入りのおにぎり、古代米を使った草木染めなどいろんなことをやっている。
そんな、黒米にかおりづけとして、さらに地元で取れたラベンダーのハーブを入れたとのこと。
もちろんベースは、オリーブオイル、ココナッツオイル、パームオイルを使っていて、基本はしっかりしています。
これって、いかにも「地せっけん」でしょ。

ぜひ、宮沢賢治や縄文時代などに思いをはせながら、花巻で古代米石鹸を探してみてはいかかでしょう。

ちなみに、「ぽーこ・あ・ぽーこ」では、プレーン石鹸、クレイ石鹸、ガスール石鹸、山羊のミルク石鹸など、いいと思われる素材を使ったいろんな石鹸を作っているようです。
いろいろ検索したら、「ぽーこ・あ・ぽーこ」は、どうもたまに、ネットオークションなどに出品されているようで、コアな人気があるようです。

うちの扱っている、ツナミクラフトのバーン・タレノー石鹸もそうなんですが、こういう地せっけんって、生産が安定していないというか、材料が貴重なものだったりとかいろんな理由で、少しずつ作っているので、いつでも手にはいるとは限りません。
出会えるときに買って、使って、また出会える日を楽しみにするというのが、いいんですよね。
医療事故被害者と加害者が同じ席で話をする [2007年05月20日(Sun)]
5/20東京の日本青年館において医療の質・安全学会パートナーシッププログラム「医療の質安全を高めるために〜事故被害者から何を学ぶか」が開催されました。
主催する医療の質・安全学会パートナーシッププログラムは、医療関係者だけでなく、患者が医療の質・安全に関わるという試みで。
今回は、近年、医療事故被害者の何組かが、医療機関の事故防止研修会などの講師を務める活動を行うということが少しずつ増えてきたのですが、そういう方を何名かをお呼びして、事故被害者が医療者に向けてあえて「語る」背景は何かを共有する会として開催されました。今回の参加者は、医療関係者だけでなく一般にも開かれたものとなった。
内部告発文書で発覚した医療事故で息子が事故にあい今は新葛飾病院でセーフティーマネージャーとして働く豊田郁子さん。点滴ルートに内服薬を誤注入されたことで愛娘を殺されたが、和解の道を選んだ菅俣弘道さん。消毒薬を誤投与され妻を殺された永井裕之さんのほか。医療事故被害者を招いて職員への安全研修会を開催し、9割以上という医師の高参加率を実現した東邦病院医療安全管理部長渡邉聖さん。そして、菅俣さんの医療事故発生当時の東海大学院長である谷野隆三郎さんという豪華メンバーで、発表とディスカッションが行われた。
今回、画期的なのは、医療事故被害者と加害者が同じ席で、医療事故をなくす(減らす)活動をしたという事実である。
これは、事故の加害者と被害者が和解したということだけでなく、共に同じ目標のもとに立って活動をしているということであり。幸いにも、まだ重大な事故が起きていない医療機関からすれば、未知の出来事を、被害者、加害者の両面の立場で、同じ事象を捉えてゆけるというものだ。
医療事故に限らず、被害者、加害者がともに同じ目標に立って、問題解決に向かうということは、しても珍しいケースである。
このような問題解決ができるようには、どのようなプロセスがあったのか。詳細は折にふれ書いていく予定にしている。


京都の絵本カフェで座談会 [2007年05月20日(Sun)]
京都の町屋を改造した絵本カフェ「ペンネンネネム」京都店の二階シアタールームで、ドキュメンタリー『STILL ALIVE 2005年プーケットで何が起きたのか』を上映し、災害と国籍の話、観光風評被害の話などについての座談会を行いました。同志社大学政策学部の学生さんのグループが呼びかけて10名ぐらいが集まった。
最初は上映。熱心に映像に見入る。
上映が終わりコーヒーブレイクをしながら座談会に突入。
今回のイベントの主催をしている方たちは、ジャワ島の地震について現地に行った方たちということで親近感を持ってもらえるように。プーケットという島の名前の由来の話をする。
プーケットの語源はマレー語で「岡」という意味の言葉からきている。マレー語とインドネシア語は兄弟のような言葉で約7割ぐらいは通じる。まあタイ語とラオス語の関係のようなものである。だからプーケットがタイでありながらマレー語だということで、インドネシアの文化に興味のある人が一気にプーケットに興味がわいてくる。
それから、国というものについても考えてもらった。マラッカ海峡の海賊、パスポート、資源など、外国人の身の安全や国がその土地を納めるということについて話が及ぶ。そしてタイで働くミャンマー人の話と続く。
次にジョグジャカルタとプーケットでの日本人被災者についての話となる。ジョグジャカルタとプーケットとの比較の話をしていて共通点は、被災地といっても、被害が大きいところと、それほどでもないというところがあるということがあった。そして、相違点は、住んでいる日本人の層が違うということである。ジョグジャカルタは駐在員が中心で、日本人会が結成されているのに対し、プーケットは駐在員の比率が低く、タイ人と結婚して家庭を持っているというケースが多い。しかもプーケットは、現地採用ということもあり、駐在員より給料がかなり低い。そこに風評被害が起こり、日本人観光客が減ったため日本人相手の商売をしていた現地採用の日本人の需要が少なくなり経済的なダメージを受けることとなる。
駐在員の多い少ないは、現地での日本語教育の差にもつながってくる。
それから、水商売をしている地方出身者、外国人労働者の被災の話となる。この水商売の中には、宗教や道徳的にはよくないものや、違法な商売であったり、違法な手続きでこの土地に来た人たちが含まれる。そういうものが復興の対象となるのか、自立支援の対象となるのかという問題の話となる。京都の祇園の辺りにも外国人の水商売の人たちがいる。
昨夜テレビで、京都を舞台に在日朝鮮人コミュニティを捉えた井筒監督の映画「パッチギ」が放映されていたが。どういう経緯で他の国に住んでいるのかという事は違うにしても。もし災害が起きたとしたら、そこに外国人がいて被災したという事実があるだけで。その人がどんな商売をしていたのか、どういう経緯でこの土地にいるのかとか関係なく緊急支援を受けることができるべきである。しかし、そういう受け皿があるということが、その土地に住んでいる人に、外国人がその土地に来て居ついてしまうという不安感を抱かせる。場合によっては、自分たちになにもしてくれないのに、外国人を優遇しているのではないかという話にもなりかねない。
今回は、京都という観光都市ということもあり、観光風評被害についての関心が高かった。
メディアに対し、被災地のその後の姿を映してほしいという意見もたくさん出た。
しかし、メディアは、多くの人が望んでいるであろう、ウケるであろうというものを放送するという特性の話と。津波直後の取材をしたテレビカメラマンが、その後津波の被災地の撮影ができなくて、東京郊外の店で津波で運ばれてきた砂の入った人形を買って帰った話をすると。メディアがやってくれるだろうという期待が打ちひしがれた。
そんなことで、いろんな話をしていると、あっという間に終りの時間が来てしまった。
最後に参加者全員が一言ずつコメントをした。涙ぐみながら感想を述べる方。私と同時期にプーケットに対った方。それぞれいろんな思いを語ってくれた。
そして、テレビや活字では見えない、行間とか感情を私の作品から感じてくれたようです。感謝です。
今回の座談会では、結論は出なかった。というより、ここでは結論が出ないので、それぞれ生きていく中で考えるということとなった。数年先、同じテーマで同じメンツで同じような座談会を行ったら。また違った話になるでしょう。
また会える日をということで、散会となり、そのまま駅に向かい新幹線に乗り込み東京に向かった。
津波復興住宅製ベビースリング [2007年05月20日(Sun)]
石川県のコミュニティートレードアルで津波復興住宅製ベビースリングの試作品を見てもらいました。

とてもかわいいと大好評です。
しかも、草木染めの絞り染めということで、プレゼント用として人気が出そうな予感です。

染めや強度のテストが完了すれば、量産する予定です。

興味のある方は連絡ください。

P.S.人気の商品であるハーブ石鹸やさをり織りの財布やバッグを納品しました。
是非お店に覗きに行ってください。

コミュニティトレードal
http://www.h4.dion.ne.jp/~ftc/
千葉にツナミクラフト販売店 [2007年05月20日(Sun)]
千葉市の新検見川の近くにある「アーシアンショップ」にて、ツナミクラフトの取り扱いが始まりました。
とはいえ、このお店、今月末で、移転のため閉店セールを行っています。10パーセント引きでフェアトレード品が買えちゃいますよ。
閉店セールなのに仕入れるというのは、今後もいろいろ販売をしていくということです。
今後はイベントでの販売だとか、会員向けに事務所スペースの一部で販売をするとのことです。
さをり織りmoderndogリストバンド [2007年05月14日(Mon)]
5月12.13日に東京・代々木公園にて開かれた「タイフェスティバル東京2007」にて、タイの人気グループ「Moderndog」のネーム入りさをり織りのリストバンドが販売されました。


このリストバンドは限定1000本。タイフェスティバル東京用に制作。
タイ南部のパンガー県の津波復興プロジェクトによって作られました。
大きな津波の心のケアで始まった日本の織物「さをり織り」で作られました。もちろんすべてハンドメイドです。

リストバンド以外にもたくさんのさをり織りの作品が販売されました。


また初日の12日はmoderndogのコンサート終了後、moderndogのメンバーもブースに来て販売。
飛ぶように売れます。
隣の毎年恒例のタイパンツたたき売りが7時間で全在庫を販売終了したため、少しは混乱は避けられましたが、それでもブース前は人だかり。リストバンドを買った方がメンバーと記念写真を撮ったりと大変なことに。
草木染めベビースリングプロトタイプ到着 [2007年05月09日(Wed)]
タイから草木染めベビースリングが届いた。
タイ・パンガー県の津波復興住宅では民芸品作りのプロジェクトが行われている。今回はそことのコラボレーションで製品開発をしようということで、ベビースリングの試作品を発注していたのだが、その試作品が届いた。
今日は写真をお見せできないのが残念だが、はっきりいってかわいいです。
自然がいっぱいの村で、タイ人の女性たちが作っているためか、どこかお母さんの温かさを感じます。
今回は5つの試作品が出来上がってきました、色は、ピンク、黄色、黄緑色、茶色、紫色で、それぞれ絞り染めでいろんな模様がついている。リングの形状が何パターンかあり。使い勝手や安全性を比較検討します。
生地は少し薄い目ですが意外と丈夫で、10歳ぐらいの子供がハンモックにして遊んでも大丈夫。
赤ちゃんは大人より体感温度が1.2度高い目なのだそうで「暑がり」なんです。
少し薄い目のベビースリングは重宝するんです。
まあ、冬場は、冷やしてはいけなかったりするので、いろんなスリングを使い分けていくのがいいでしょう。
すでにあるお店からオーダーをいただいているのですが、もう少し改良してから製品化する計画です。
お楽しみに。

それと、興味のある方はご連絡ください。
食のインフォームドコンセントと調理技術 [2007年05月09日(Wed)]
京都の新風館で行われた「地球愛まつり2007」に出店してきました。
ショッピングモールのど真ん中で、地球にやさしいイベントということだったのですが、あいにくの雨で、お客さんは少なめでした。
しかし、それだけに来るお客さんは意識が高い。とても気持ちのいいイベントでした。
しかも、すでに卸したお店で商品を買ってくれた方が何人もいらっしゃって、私のブースに来て声をかけてくれ、しかもまた買ってくれたりする。本当にありがたい。
また来年も同じ企画があったらまた出店します。

さて「地球愛まつり2007」は、飢餓の問題についてテーマにしています。
今回はそれに関係して、動物性のものを全く使わないで作った料理やスイーツを出すお店が何軒か出店しました。いわゆるベジタリアンのお店です。
世界の穀物の生産量からすれば、人類の3倍以上食べられるはずなのに、飢餓問題が起きている。もちろん政治的な問題もあるけど、肉食をすることで物理的に穀物の量が減ってしまうというのが穀物がいきわたらなくなる大きな原因である。それを解決する方法として、肉をなるべく食べないようにするという方法があって、肉など動物性のものを使わなくてもいい食事の提案が今回なされたわけです。

余談ですが、最近の原油の高騰と地球の温暖化対策としてのCO2削減で注目を浴びている、バイオエタノール燃料ですが、飢餓問題のほうから考えると、実はヤバイんです。
バイオエタノール燃料を作るために、トウモロコシなどの穀物を使う場合、かなり大量の穀物を消費してしまうんです。そのため、さらに人の口に入る穀物が減ってしまうんです。
どうもこのバイオエタノール燃料において、ここんところ穀物メジャーが動いているようなんです。最近は遺伝子組換えの穀物を食用にしない傾向があるのですが。しかも、家畜の飼料用としても、付加価値のある家畜には人間同様遺伝子組換えの穀物を与えないという傾向も出てきています。しかしそのぶん遺伝子組み換えの穀物が余ってしまうということが予想され。その穀物の消費方法としてバイオエタノール燃料が考えられるわけです。しかもかなりの穀物を消費するようです。
食の安全ということはとても大切なことなのですが、遺伝子組み換えを急激に排除することで、結果として穀物の生産を増やし自然破壊をする行為に走りかねません。やばいです。
さて、話は戻って。

最近気がついたのですが、ベジタリアンって、食のインフォームドコンセントなんですよね。
そして、ベジタリアンが調理技術を新しいステップに進めるのではという感じがしているんです。
医療ではインフォームドコンセントという言葉がよく使われますが。ほとんどが医療情報の開示や医療行為を行う前に誓約書を書くというような形で普及してきました。
しかし、本当のインフォームドコンセントというのは、医療の行為を患者が選択するということで、そのためには医療の情報の開示があったり、選択した結果として誓約書にサインをするという行為が発生するわけです。ところが、現実は患者が選択する余地がなかったりと、医療行為を行う人が主体となった医療が行われ、インフォームドコンセントの核となる部分が置き去りになってしまいがちというのが現状である。
そんな医療の業界ですが、患者の医療行為の選択のおかげで、急激に技術が向上するってことがあったのです。
それは、輸血という医療行為を拒否するエホバの証人を治療するために、輸血をしない手術方法が開発され、それが多くの人の医療行為のリスクを減らすことに繋がったのです。
輸血というのは、とてもリスクの高い医療行為で、体内に他人の血が流れることにより、危険なことがたくさん発生するのです。それが、ごく普通に行われていたわけですが、そのことにより、命を落としたり、命を落としかけた方もいたわけです。
それを、輸血をしないというインフォームドコンセントをしたために、医療行為に工夫をしなければならなくなり、医療技術が発展し、多くの人に役立った。
ベジタリアン、特に卵や牛乳も食さないヴィーガンと呼ばれる方は、食に対してインフォームドコンセントを行っているといえる。
そのため、加工食品に関し、使っている食材の情報開示されるわけでする。
ひらたくいうと、ヴィーガンスイーツを前にして「このケーキは、卵も牛乳も使っていません」なんていう会話となる。
ベジタリアンのスイーツだとか料理を食べて感じるのだけど、おいしいものが多いんですよね。しかも、進化している感じがするんです。
おそらく、食のインフォームドコンセントが行わることにより、調理技術が向上したんでしょうね。
私もベジタリアンではないのですが、ベジタリアン以外の人にも受け入れられる料理となっていて。肉がない、卵がない、牛乳がないという「ない」というマイナスイメージではなく、素直においしいというプラスの面だけが残るわけです。
それと、私はベジタリアンでないから言いますけど、私にとって、肉、卵、牛乳は美味しいです。でも、そのおいしさに甘えてしまって、食材本来のおいしさとか、そういうのに気付かずにいたのではないかという気もしてきているんです。
だから、ベジタリアンの食事が普及することで、もっと食の世界が豊かになるような気がするんですよね。そして、結果として、余分に穀物を使わないようになり、多くの人が飢餓に陥らずに済む可能性が増える。これって素晴らしいでじゃないですか。
できれば、みなさんも、機会を作ってベジタリアンの店に行って、いろんな料理を食べてみて、食の世界を広げてみてはいかかでしょう。
また、イベントでベジタリアンのお店を見つけたら、一品頼んでみてはいかがてしょう。
地球愛祭りはいよいよ明日 [2007年05月05日(Sat)]
5/6京都・烏丸御池にある「新風館」にて、地球愛祭り2007が開催されます。
地球に感謝を込めて、いろんなアーティストややさしいお店やNGOが集まる楽しいイベントです。
今回は特に、飢餓救済募金を集めるということも行われます。("あいのり募金"の行き先とおなじ飢餓救済募金に行きます。)
また、さまざまな地球にやさしい食事もお店も出ます。
いま、日本は少子化ですが、地球全体をみれば人間がすごく増えていて、しかも豊かな生活ということで資源や食料をたくさん使う人が増加しています。
とのひとつの現象として肉食の機会が増えています。それが多くの人をハンバーガーショップに行くと、100円でハンバーガーが売られています。そのハンバーガーには40グラムの牛肉が使われているとしたら。そのハンバーガを作るために500グラム近くの穀物を使っているといわれます。そのことにより、貧困な地域の人が食べる分の穀物がなくなったり。人が食べる以上に穀物を生産せざるを得なくなることで自然破壊が進んだりします。
特に日本人が大好きな霜降りの牛肉は穀物を使う量が尋常じゃないぐらい多いそうで、確かに美味しいと思いますが、多くの人が気軽にたくさん食べ過ぎると地球に優しくない食事となってしまいます。
そんなことで、肉を食べることを減らすことで、いろんな困ったことを減らすことが出来ます。
このイベントの会場では、植物性のもののみで美味しく食べられるお店が何件か出店します。
肉やエネルギーの消費が少ない豊かな生活のヒントとなるでしょう。

そして、ライブは、素敵なミュージシャンがいっぱいです。
津波復興イベントなどでごいしっしょした阿部ひろ江さん。
スピリチュアルな響きの石笛(いわぶえ)のせいやさん。
そのほか素敵なアーティストが山のように出てきます。

私の方もお店を出店します。
是非お越しください。



地球愛祭り2007
〜ひとりひとりの力は、ちっぽけだけど、ぼくたちにも出来ること!?〜
http://homepage2.nifty.com/kamihito/tikyuaimaturi.html

地球のおかあさんへの感謝の言葉
“地球に感謝!ありがとう!”
をみんなで届けましょう!\(^o^)/

日時:2007年5月6日(日)
開催時間 11:30〜19:00 雨天決行(大雨中止)
場所: 新風館 http://www.shin-puh-kan.com/
京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
アクセス:地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」5番出口からすぐ

★入場無料
神戸・裏岡本エリアが楽しい [2007年05月02日(Wed)]
阪急岡本駅は、甲南大学、甲南女子大などがあり、昔からお洒落な店が多いエリアなのですが。最近、駅の裏側の改札の脇に民家を改造した素敵な店が立ち並ぶようになった。しかも、どの店もどこかやさしい雰囲気があるんです。
このやさしい感じは、昭和初期に開発された民家を改造したため、リビングがお店になったというか、ハイカラでかつアットホームな感じがするんです。
このエリアの素晴らしさに気がついたのは、新しいフェアトレードショップ「リエゾン」が出来たので、そこにツナミクラフトを置いてもらおうと足を運んだことがきっかけです。
普通、阪急岡本駅は、大きな改札口の方に出て、そこから、いろんな店の横を通って、阪急の踏み切りやガードを越えて大学に行くという感じで、駅の南側で遊ぶわけです。
ところが、この岡本駅の山側(大阪方面行き)のホームに小さな改札口があって、その前に、民家を改造をした店が並び出した。
改札を出て、いきなり、ベトナム料理屋、そして、大阪方面に踏み切りに向かって線路沿いに歩くと、素敵な一軒家のギャラリーカフェ「FARMHOUSE CAFE」があったりします。この店は雑誌とかにも紹介されて最近有名になってきたようです。とにかく、ゆったりとした時間が流れるお店です。
そして、その裏側に隠れるように、フェアトレードショップ「リエゾン」があります。もともとは、ラオスの布をフェアとレートをしている団体なのですが、アンテナショップとして、アジア・中南米・アフリカ・パレスチナなどのフェアトレード製品をそろえる店として最近オープンしたのだそうです。
こちらも一軒家改造なので、リビングに向かいいれてくれるようなお店で、二階の昔の6畳間はフリースペースとなっています。今はアフリカのストリートチルドレンを写した写真展が開かれています。
この立地と雰囲気は東京ではまず無理です。
また、近くの甲南女子大学には「多文化共生学科」もあり。もしかすると神戸のフェアトレード文化のコアのひとつになる可能性もあります。
余談ですが、どうも、お店の方は、以前からツナミクラフトに注目していただいていたとのことで、今回、少しずつ取り扱いをしていただけるようになりました。
感謝です。


Liaison shop
@Okamoto in KOBE

http://homepage2.nifty.com/ft-liaison/
神戸市東灘区岡本5-2-4
電話078−431−2410
定休日:木曜日
営業時間12:00〜20:00

阪急岡本駅山側 (通称裏岡本エリア?!)改札をおりて線路沿いに3軒目!FARMHOUSE CAFEの隣奥です。
プロフィール

まいける東山さんの画像
まいける東山
プロフィール
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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」