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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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タイと山田 [2007年03月31日(Sat)]
山田長政がタイで映画化されるそうです。去年の九月のクーデター後は、自分たちで何か成し遂げるという映画が多かったそうですが。日タイ修好120周年ということもあるのでしょうか、今回は日本人がタイと協力して手柄を上げるという話なのだそうな。タイって、トヨタ、ホンダ、ニコンなどなど日本企業の生産拠点となり、ASEAN諸国に売って外貨を稼いでいるから、日本がタイと協力して手柄を上げるという設定の方がスポンサーもつきやすいのかも。
ちなみに、この映画の撮影はカンチャナブリで行われるそうで。こちらも日本との縁が深い土地です。
カンチャナブリは、日本人が居なければ発展しなかったと言われています。泰緬鉄道、道路などは日本が開発し、ダムなども日本が噛んでいるとか聞いたことがありますし。規模はちいさいけれど、日本人のお坊さんのいるお寺や、日本人がサポートしている施設もいくつかある。
ロケ地選定も、タイと日本との交流を意識していると思える部分がある。
そんなことで、来年あたりに山田長政の映画が出来るらしいのですが。山田という名前はタイ人にとって親しみのある日本人の姓のようで。しかも、敬意を持ってもらえるようだ。
そんな風に感じるのは、タイで活躍する何人もの山田さんと出会ったからである。
一人は、長期専門家として農村開発の現場で働く山田さん。一人は、短期専門家としてタイに来て、タイでのまちづくりのカリスマとなっている山田さん。そして、もう一人は、在タイ日本大使館の山田公使。
いずれもタイ人が敬意を表す人物である。もしかすると、外務省あたりは、タイ人に尊敬される山田長政と同じ姓である「山田」さんという優秀な人材を戦略的に配置しているのかもしれません。
ところで、アユタヤの旧日本人村の近くに「ノップヤマダ」というバイク屋さんがありますが、山田長政を意識したものなんでしょうね。
その看板を見て、山田長政の子孫なのかもとロマンチックな事を想像してしまいます。
今年はフェアトレードが注目されるかも [2007年03月29日(Thu)]
この3月の新刊書を見ていて気がついたのだが、フェアトレードの本が2冊別の会社から出版されたのだ。フェアトレードというのは、ただ資金的援助をするのではなく、適正な価格で商品取引を継続することで、南の国々の持続的な生活向上を支えることを目指す、買い物を通してできる身近な国際協力のかたちで。ヨーロッパを中心に1960年代から本格的に広まり、現在では数千店舗のお店が世界中に開かれています。
そして、1997年にフェアトレードであるという事を認証する世界統一のマークを作ろうということで盛り上がり。日本では、1998年に「フェア・トレード」という本が出版され、日本にもちょっとしたフェアトレードブームが起きました。
しかし、それから、しばらくコーヒーを通してフェアトレードについて書かれた本が数冊発売されましたが。フェアトレードについて全貌が書かれた本が2004年まで日本では出版されていませんでした。
それからしばらく間をあけて、ここにきて、いきなり、毛色の違う2冊の本が出版された。
ひとつは、ここ2.3年でフェアトレードという言葉が市民権を得てきたということもあるだろう。去年テレビ番組で、カカオの問題について放送されて大きな反響がありました。シーズンが終わって品切れ気味になっていたフェアトレードチョコレートを買いあさる人や、アフリカにお金を送りたいとかいう人が現れるという現象が起きました。
まあ、さすがに「あるある」とか「おもいっきり」「ためして」ほどの勢いはありませんでしたが・・・。
またコーヒーや紅茶好きには、フェアトレードコーヒーに美味しいものが多いことが知れ渡ってきて、それもフェアトレードという言葉を知らしめることになったと思います。
しかし、やはりフェアトレードについて全貌を説明する新しい本が無かったんです。
そういうこともあって、ここに来て出てきたという感じです。

参考 1998年に出た本 と コーヒーとフェアトレードの本

フェア・トレード
公正なる貿易を求めて
マイケル・バラット・ブラウン/青山薫|新評論|1998年 04月発売
単行本|ISBN/JAN:9784794804006
本体価格:3,000円(税込:3,150円)


フェア・トレードとは何か
著者: デイヴィッド・ランサム /市橋秀夫
出版社: 青土社
発行年月: 2004年11月

コーヒーとフェアトレード
村田武|筑波書房|2005年 02月発売
単行本|ISBN/JAN:9784811902753
本体価格:750円(税込:788円)

コーヒーと南北問題
「キリマンジャロ」のフードシステム
著者: 辻村英之
出版社: 日本経済評論社
サイズ: 単行本
ページ数: 269p
発行年月: 2004年02月


どういう風に毛色が違うかというと、一冊は、素人に解りやすく作った本で、もう一冊は、日本経済新聞社から出たということで、研究職やビジネスに携わる人などをターゲットにした本です。

こちらが素人向け

フェアトレード@life
お買い物でイイことしよう
藤原千尋|春秋社|2007年 03月発売
単行本|ISBN/JAN:9784393332665
本体価格:1,700円(税込:1,785円)

私の情報網では、この本以外にもこういう本を出そうという動きがあるようです。

そして、こちらが、もう一つのタイプ。
最近の傾向としては「フェア・トレード」と表記せずに「フェアトレード」と表現している。
これも、フェアトレードというものが市民権を得てきた証なのでしょう。

フェアトレード
格差を生まない経済システム
ジョーゼフ・E.スティグリッツ/アンドリュー・チャールトン|日本経済新聞出版社|2007年 03月発売
単行本|ISBN/JAN:9784532352516

本体価格:2,200円(税込:2,310円)

素人向け、玄人向けの両方が出版されることで、今年は「フェアトレード」に対する意識の高まりがありそうな予感です。

是非、この機会に、これらま本を読んでみて「フェアトレード」というものがどのようなものかという事を知ってみるのもいいでしょう。

ドンムアン空港再開の影響 [2007年03月29日(Thu)]
昨年9月より閉鎖されていた、バンコク国際空港だったドンムアン空港が3/25より、国内線のみで再開した。
それが、いきなり、私の身に悪影響がふりかかってきた。
それは飛行機の席が取れないということです。

日本国内からその日のうちにプーケットに行こうとした場合、スワナプーン空港から出ているプーケット便が少ないために、いい時間の便がすぐ満席になってしまうのです。
ドンムアンからの便は空いているのですが、スワナプーンからドンムアンまでバスなどで移動をするわけですが、金曜日の夕方とかは通勤ラッシュプラス、週末の帰省ラッシュなどで4時間ぐらいの乗り継ぎ時間でも時間的にかなり危険なうえ。それ以前に、荷物をもってスワナプーンからドンムアンまで移動するのは大変である。

だからといって泊まるのも・・・

てなことで、スワナプーン空港で5時間待ちが決定してしまいました。
しかもプーケット着が23時過ぎ・・・

国内線は便利だけど・・・
外国人観光客で食おうということなら、来シーズンまでに改善が必要かも・・・

特に日本からプーケットに行こうとする人が、待ち時間が長いという理由で、他の国も含めて、別のビーチリゾートやゴルフの出来る観光地に変更するかも。
国分寺の地球や人にやさしいお店 [2007年03月29日(Thu)]
東京の国分寺に地球や人にやさしいお店「Earth Juice」に行って参りました。
中央線国分寺駅北口を下りて、線路沿いに立川方面にいき、西武線のガードをくぐって次の角を右に曲がって100メートルぐらいいったところに、楽しそうな雑貨屋さんがある。そこが「Earth Juice」。
「Earth Juice」と言うだけに、地球や人にやさしい商品の販売とジュースバーのお店。
そんなお店にツナミクラフトを取り扱ってもらえるようになりました。
実は数日前、お店の方が、あるイベント会場で占い師さんに委託販売してもらっているうちの商品を売っているのを見ていて、その商品が欲しいと思っていたところに私がやってきたという感じで、商品をとても気に入って頂いています。
そんなことで、さをり織り、ハーブ石けんなどを取り扱って頂くことになりました。
他にも、なんか不思議な縁もあるようで、よくイベントで出会うなよごんの作品も置いてました。

国分寺に来たら、南に行けばカフェスロー、北に行けばEasth Juiceという感じで、やさしく楽しいひとときを楽しみたいですね。


地球と人に優しいくらしを提案
Fair Trade Shop

Earth Juice
http://www.earthjuice.net/

参考 首都圏のツナミクラフト取扱店一覧
人道支援を売名行為に使うこと [2007年03月29日(Thu)]
3/25石川県沖で大きな地震が起き最大で震度6強が観測された。
そこで、いろんな人道支援が行われることになるわけですが。いきなり、こんなニュースが入ってきた。

<能登沖地震>ローソン、物資救援へ…おにぎり、水など
(毎日新聞 - 03月25日 18:41)
 コンビニエンスストア大手のローソンは25日、被災者に向けた救援物資として、おにぎり2000個▽カップラーメン4000個▽水(500ミリリットル)4800本▽割りばし4000膳▽ウエットティッシュ120個−−を、石川県輪島市役所に送ると発表した。
 26日には義援金の受け付けも開始する。中部・北陸地方の10県(石川、新潟、山梨、長野、富山、福井、岐阜、静岡、愛知、三重)の計1229店舗で4月10日まで受け付ける。被害状況によっては、追加の救援物資や義援金の受付店舗の拡大も検討する。【三沢耕平】

まあ、企業も災害支援という人道支援をしてるんだというお話しなんですが・・・
これと同じ事を、12年前の阪神大震災の時、同様のことをセブンイレブンがやってるんですよね。しかもヘリコプターで運んだ。
その結果どうだったかというと、セブンイレブンの知名度が上がった。
そして、大阪、神戸にはセブンイレブンが無かったのですが。ばんばんセブンイレブンが建つようになった。
つまり、人道支援といいつつ出店を目論んでいる企業の前宣伝となったわけだ。

ローソンのホームページに掲載されている店舗数と人口を並べてみると
富山 102 店 人口112万人
石川 73 店 人口118万人
福井 74 店 人口82万人
北陸三県の中では、石川県が人口の割りに店舗数が少ないようだ。

あくまでも推測の域をでないが、ローソンとしては石川県の店舗強化を図りたい気持ちがあってもおかしくない。

ちなみに、輪島市にはローソンは出店していないが、「ファミリーマート輪島横地町店」というのはある。

阪神大震災の時のセブンイレブンの時ほど露骨ではないにしろ、もしかすると、企業が社会に貢献しているというイメージを与え、シェアを伸ばそうとする意図があるよあうに感じる。

まあ、支援しているわけだから、ある程度売名行為は構わないと思う。
こういう売名行為があるから、支援が集まるというものでもあり。メリットもおおきい。

とはいえ、どこか、透けて見えるものがあると、いくらいいことをしていても、ちょっとげんなりしてしまう。


最後に、被害を受けた方にお見舞い申し上げるとともに。
いちはやく普通の生活に戻れることを願っております。
50000アクセス突破 [2007年03月29日(Thu)]
おかげさまで、Canpan Blog「STILL ALIVE」のトータルアクセス数が5万を突破しました。
みなさまに感謝!

今後とも応援宜しくお願いします。
4/13プーケットで加藤登紀子チャリティコンサート [2007年03月28日(Wed)]
4月のタイと言えば水掛祭りとして有名なソンクランですが。
今年のプーケットは加藤登紀子チャリティーコンサートです。このイベントは、日タイ修好120周年記念事業の一環として、日本とタイの相互理解を深め友好親善を促進することを目的に開催されるとのことです。そして、コンサートでは募金を募り津波被災地域へ寄付するそうです。
日本では、津波のことなんか忘れている人も多いですが。タイ国内では津波の募金活動をがんばってやっています。戦勝記念塔のバスターミナル付近などでも、大学生のボランティアが、パンガー県の津波による孤児のための資金集めをしておりました。
プーケットは見事に復興し、日本人以外の観光客が戻ってきたり、オーストラリア人に人気が出たりして、今シーズンはお客さんがいっぱいでしたし。
大きな被害のあった、被災地に足を伸ばしても。みんな前向きに生きているので、いわゆる被災地のイメージである、なんかどよーんとした空気は全くない。だから、言われないと被災地とは気づかない。
とはいえ、津波により親を失った子供などは、今の援助がとぎれてしまうと、飢えるというより、いろんなチャンスを失ってしまう。
募金も大切だけど。いろんな現実があることを忘れないようにする仕掛けとして、こういうチャリティコンサートって大切なんですよね。
しかも、音楽を楽しみながら、できるというのは素晴らしい。
今回は、コンサートといっても、ビュッフェ形式による食事会の後、コンサートが始まるということなので、ディナーショーというわけではないけど、ライブ的な感じで楽しめるようです。
去年の日本での加藤登紀子ほろ酔いコンサートがだいたい6500円ということですから。それと比べても、タイで公演するからといって決して安くはないのですが、食事がついているというのでお得かもしれません。異国で日本のアーティストの音楽を聴くのもまた趣があるとおもいます。
今年の4/13-15のソンクランとセットで、プーケットに行ってみるべし。
私はいけないけど・・・



日タイ修好120周年記念事業
加藤登紀子チャリティコンサートinプーケット 2007

日時: 2007年4月13日、午後5時〜午後7時10分
会場: モーベンピックリゾート&スパ

主催: プーケット日本人会
後援: 日本国外務省、在タイ日本国大使館、タイ国政府観光庁、
    バンコク週報、プーケットガゼット

チケットは、1枚2,300バーツ。販売は、プーケット日本人会、及び、バンコク内の下記旅行代理店にて。

近畿日本ツーリスト(0−22311589)、シンダイ(0−22362000)スマイルツアー(0−22664406)、エーペックス(0−22664406)、産経旅行(0−22371243)、JTB(0−22679200)、HIS(0−22294721)、ウェンディーツアー(0−22162201)、JTS(0−26623190)
金沢にて津波クラフト販売開始 [2007年03月08日(Thu)]
金沢市に隣接した野々市にあるコミュニティトレードショップにて津波復興住宅で作られた民芸品の販売が始まります。
このお店は、コミュニティトレードalというお店。1階が優しい食料品が売られているお店で、その2階のフェアトレード品を扱うお店とカフェがコミュニティトレードalだ。
木にいっぱい囲まれた室内はいつまでもゆっくりしたいという雰囲気だ。

オーナーはこのお店以外にもいろんな取り組みをしていて、共著ですが「世界から貧しさをなくす30の方法
」という本も執筆しています。


世界から貧しさをなくす30の方法
著者: 田中優 /樫田秀樹
出版社: 合同出版
サイズ: 単行本
ページ数: 143p
発行年月: 2006年12月

お店の案内

お買い物から世界を変える!フェアトレードくらぶとコミュニティトレードal
http://www.h4.dion.ne.jp/~ftc/
〒921-8815
  石川郡野々市町本町2-1-24
     自然食品店「のっぽくん」内
TEL&FAX  076-246-0617  Map

取り扱い商品は、サオリ織り、ツナミ人形、ハーブ石けんです。
お近くの方は、是非お立ち寄り下さい。
公務員の目の色が変わった? [2007年03月06日(Tue)]
久しぶりに、大阪市職員の友達に会った。
趣味の世界では、相変わらずのことをやっているようなのだが。以前、出会ったときと、今回と、大きく違ったことがあった。
以前の彼は、どのようにしたら、楽をして給料をもらえるかという雰囲気があったのだが。今回は、職場に新しい試みを提案したい言うのだ。
それは、大阪市職員は、いろいろ問題があったということで、マスコミで話題になった。そのことによって、何かをしなくてはならないという雰囲気が生まれ。役所内ベンチャーということで、職員のアイデアやパワーを生かして、新しく何かをやろうしようとしているのだそうだ。
そこに、彼が乗ったのだ。
もともと、彼は、様々なものに興味をもち、いろんなアイデアを持っているのだが。その能力は、趣味の世界に生かしていた。いままで職場では、彼の能力はいかに楽をして給料をもらえるかという事に使われていた。これは、彼の趣味の世界を充実させるために必要なことだった。しかし、新しい制度が出来、職場で自分が楽しめることが出来るとなったとき、その能力の使い道の方向が変わったのだろう。
さて、これから、どういう提案をしていくのか。そして、この制度で、大阪の町が、それでどのように変わっていくか。とても楽しみだ。
プロフィール

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まいける東山
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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」