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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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ジャワ島沖津波の時のプーケット [2006年07月26日(Wed)]
7月17日の夕方頃、インドネシアで大きな地震が発生し、津波が発生した。
そのときは、プーケットに滞在し、現地の人と会っていた時だったのだが、携帯電話が鳴り、津波の事でいろんな情報が交錯した。
タイでの夕方5時頃のNHKニュースで放送されたということで、いろんな噂が出回った。たとえば「プーケットに夕方7時頃に津波が到達する」というものだ。
みんな、それぞれ携帯電話を掛けたりと情報を交換するのだが。情報が錯綜するだけで、結局は、試験的に運用を始めた連絡網が、日本大使館からの公式情報を伝えるということで、情報が錯綜し、おかしな行動に出るという事はなく済んだようだ。
2004年の津波を経験した後に、それぞれ忙しい中でいろいろと討議して実施した結果がこういう形でいきなり成果を上げた形となった。
しかし、タイで普及しているプリペイド式電話は、電話を一定期間掛けないと、電話番号が消滅してしまうため、せっかく名簿に記した電話番号に電話が掛からないという事が発生し、今後の課題となった。
プーケットの旅行業界の関係者の一人は、もう一度津波が来たら、観光産業が二度と立ち上がれなくなるという危機感をもっている。それだけに、津波の情報に過敏になっているようだった。

その一方で、ホテルに戻ると、予想されていた津波の到達時刻だというのに、何もなかったようだった。客の混乱を避け、ちゃんと判断をして情報を流さなかったのか、情報がそもそも流れてこなかったのかどっちだったのだろう。

プーケットに配備されている津波警報システムは、国際観光地ということで多文化多言語への対応として、日本語を含んだ6カ国語で放送されるが、その分、自分のわかる言葉が来るまでの時間が掛かるという欠点がある。しかも、コンピュータに登録された自動音声なので、どこを震源とした地震なのかという情報かわからないという欠点がある。
それでも、今回は、この津波警報装置が作動したのだろうか。

ジャワ島では、津波の情報が流れなかったという事が報道されていたが、情報が流れたとしても、その情報の流し方によっては、混乱という二次災害が起きる。
災害の情報をどう流せば適切なのか、本当に悩ましいところだ。

カオラックのバティック新作発表 [2006年07月06日(Thu)]
今度の土日、7/8.9に代々木公園で行われる「アースガーデン夏2006」に、カオラックの津波復興民芸品を販売します。今回の目玉は、新作の手書きのろうけつ染め「バティック」のサロンです。
寸法は、約170センチ×約120センチで。もともとは身につけるものなのですが、ちょっとした飾りの布としても使えます。
それにしても、これだけのものを作るのは、相当な集中力が必要です。
一人の職人さんが一日に何枚も作れるものではないのは、写真より、現物を見ればわかります。
津波に遭ってから、始めたことなので、ところどころ技術的には至らない部分はありますが、それ以前に、どこで学んだのか、素晴らしい構図と図柄、美しい色彩など、あふれ出る感性には驚かされるものがあります。
是非実物をご覧下さい。

参考までに写真を掲載します。



この商品を購入することで、津波の復興に役立ちます。
フェアトレードショップの店頭に並ぶ [2006年07月06日(Thu)]
タイ・カオラックの民芸品が、東京・世田谷区三軒茶屋にある、フェア・トレード&エコロジーをテーマに生産者の顔が見える商品を販売するお店「地球雑貨 ふろむ・あーす」の店頭に並ぶことになりました。
このお店では、お客さんに対して、これはボランティア品だから買って欲しいとか、いちいち思いを伝えたいとか、そういうのは全然なく。フェア・トレードに興味のない人も商品の魅力だけで普通に気軽に買い物でき、その中でフェア・トレードや環境問題について興味をもつ人が何人かでもいれば、それで充分だと思っているそうです。
そんな、世界から、気持ちのこもった気持ちのいい商品を取り揃えているのが「地球雑貨 ふろむ・あーす」で、カオラックの民芸品が、その「気持ちのこもった気持ちのいい商品」の仲間入りをしたというわけです。
7月中は、バティックとツナミ人形を中心に、手に取りやすい価格帯の商品が中心に置かれています。是非、覗いて下さい。
カオラックの民芸品以外にも、いろんな国のいろんなストーリーある商品と出会えますよ。


地球雑貨 ふろむ・あーす http://www.from-earth.net/住所   :〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-13-11(エコー仲見世商店街 内)
最寄り駅 :東急田園都市線 世田谷線 三軒茶屋駅(世田谷通り出口徒歩1分)
TEL/FAX : (03) 3414-3545
営業時間 : 11:00-21:00(日曜・祭日は20:00まで)
定休日  : 年中無休(1/1〜3のみ正月休み)
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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」