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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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タイのマンガ家の描いた日本復興イラストが山田町と似てる [2011年10月05日(Wed)]
ビッグイシューなどでおなじみのタイの人気マンガ家"タムくん"ことウィスット・ポンニミットさん @wisutponnimit の描いた日本の震災復興イラストが、なんと岩手県の山田町の風景と似ているという指摘がありました。


もう一回、立って見せる



御蔵山から山田湾を眺めて


確かに似てるかも。もしかして、タムくんはここに来た事があるとか。

それより、朝日を見て「もう一回、立って見せる」と言っている所が山田町っぽい。

ちなみに、このイラストの書かれたTシャツは夏場の支援物資として、タイの財団から宮古市などに届けられています。また一部販売されたものは東北支援の資金に使われています。

津波にあったタイの子どもたちからの日本へのメッセージビデオ [2011年04月11日(Mon)]
タイ南部のタレーノーク村で6年前に津波に被災した子供たちが、東日本大震災に遭った日本ためにビデオメッセージを送ってくれました。

撮影の日のタイ南部では大雨が降り音声が聞こえにくくなっています。ご了承ください。
そんな日にも関わらずビデオメッセージをくれた子どもたちに深く感謝いたします。

なお、この豪雨によりタイ南部ではたくさんの犠牲者が出ました。亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災されたにはお見舞い申し上げます。



The tsunami by the 2004 Indian Ocean earthquake struck to village.
But they faced and recovered from the marvel of nature.
hildren & people could gain their smile again trough any kinds of action.
Now, the children shot the video message to Japan struck the earthquake in 11th March 2011.

ひまわりは復興のシンボル [2011年03月23日(Wed)]
いまネット上で、ひまわりが土壌の放射能を除去すると話題になっています。
16年前の神戸では、更地になった土地からひまわりが生えて復興のシンボルとなりました。
そして、そのひまわりの種が、神戸からスマトラ島沖地震の津波で被害に遭ったタイの津波被災地に渡り、復興のシンボルとなった。


タイの津波被災地に配布された、メッセージ入りのひまわりのステッカー。
「何事があっても心をしっかりと持つように」などが書かれている。


そして、今回の話なのですが、どうも日本テレビ系の「特命リサーチ200X」でやってたらしいんです。
ひまわりは吸収力が強く、30年以上かかる土壌の放射性物質の除去までに30年以上はかかると言われる場所でも、わずか20日で95%以上を除去したという記録があったそうな。
まあ、よく考えれば、物理的にそのひまわりは、濃厚に放射性物質ってことになるわけですが・・・・。

ヒマワリが放射能汚染を20日で95%除去(露)
http://media.yucasee.jp/posts/index/7021?la=0003
2011年03月22日 10時50分

 ヒマワリが、放射能汚染された土壌の浄化に効果があるとされている。

 植物には根っこから土壌の放射性物質を吸収する者もあるそうで、その中でもヒマワリが最も吸収の効率が良いのだという。30年以上かかる土壌の放射性物質の除去までに30年以上はかかると言われる場所でも、わずか20日で95%以上を除去したという記録が残っている。

 1995年に米ラトガーズ大学のスラビック・デュシェンコフ博士ら旧ソ連出身の植物学者達が、チェルノブイリ原発から1キロ離れた池で20種類の植物を栽培し、ヒマワリがセシウム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた、という研究報告がある(日本テレビ系(特命リサーチ200Xより)。

 これはファイトレメディエーションと呼ばれ、植物が持つ自然の能力を活かした環境汚染の浄化技術で、現在も研究が進められている。

 福島第一原発は、東電の説明では今後はまだ話す段階ではない、としている。
真のヒーローはホームレスだったかもしれない [2011年03月22日(Tue)]
ドイツの新聞が、福島の原発事故に未成年者、ホームレスや外国人労働者を使っていたとスクープしたそうです。
東電の社員、関連会社、自衛隊、ハイパーレスキューがヒーローともてはやされていますが。真のヒーローが外国人労働者やホームレスだったかもしれないと思うと胸が痛い。
と、同時に、事故対策のずさんさも感じます。

とはいえ、ホームレスというのは、家を失った人=被災者を意味することもあるので、どの意味で使っているか気になります。

たとえ、被災者と言う意味だったとしても、被災者を使ったというのも、海外メディアからすると、残酷な出来事なんでしょうね。
大規模災害で、一番最初に救助するのは、レスキュー隊でも自衛隊でもなく、被災者自身なんです。
そして、一番最初に駆けつける、警察や消防隊の方も被災者だったりする。
これが、大規模災害の被災地の現実。


"Homeless people, minors and unskilled foreign workers in disaster central Fukushima"Fukushima : Japan | Mar 21, 2011 By faraway
http://www.allvoices.com/contributed-news/8543475-homeless-people-minors-and-unskilled-foreign-workers-in-disaster-central-fukushima



According to ARD correspondent Robert Hetkämper TEPCO said manager for many years homeless and unskilled foreign workers, including minors, employed in the disaster central Fukushima 1. Hetkämper says that doctors in the region confirm his story. The German journalist, who has been for the German TV covert Japan, TEPCO will include use of what the Japanese scornful "disposable workers" call. "If after a while she had suffered so much radiation that there was a health risk, they were dismissed and replaced by others."

TEPCO denies the allegations, but it must be said that the company is not the first lie is cracked. As early as 2002 came to light that the company systematically accidents in nuclear power plants are withheld for the government. In recent days have also been several reports leaked showing that TEPCO that after 2002, when it remonstrations therefor, accidents and incidents continued to conceal and that it was aware of the risks that an earthquake substance and that must have known that some plants were not resistant to it. It also appears that during an inspection a few days before the disaster by the Japanese Atomic Energy Agency 33 serious safety violations were found in the central Fukushima 1.

According to the inspectors lacked the power plant includes an emergency generator, pumps and other components of the cooling system after the tsunami was at fault, overheating and releasing radioactive gases into effect.

TEPCO last year hit dozens of inspections at the Kashiwazaki Kariwa nuclear power plant, a plant by an earthquake in 2007 in big trouble. Eight people were at the time of death.

Two German professors have now said that the key issue for Fukushima Fifty not look right. Horst Ellgering estimate the survival of the people who now work in the center as "very low" in. "And they're not beautiful death" adds the nuclear physicist added.

Radiation Biologist Edmund Lengfelder has exhausted with regards to radiation FF50 so far have occurred on at least half of them is doomed. The rest, according Lengfelder almost certainly get cancer from radiation.

Meanwhile it seems the CEO of TEPCO, Masataka Shimuzu of the globe to have disappeared. The 66-year-old manager is the head of the energy giant since 2008. He climbed on by excelling as a kostenbespaarder. According to a Japanese newspaper, the CEO has retreated to his luxurious apartment on the 43th floor of a skyscraper in Tokyo.

According to TEPCO spokesman KaoruKaoru Yoshida Shimuzu does indeed "the troops" and will "at the appropriate time" to make himself available for the press.

There is also much uncertainty about the identity of the Fifty Fukushima. Some of them were by a Japanese newspaper - tipped off by relatives - are staged, but most there is no identity.

The Mainichi Shimbun said TEPCO to know that last week (Monday though apparently) to the Japanese government declared that it "will be very difficult for the central yet under control and that we identify, everyone seems to depart from Fukushima 1. Then Prime Minister Naoto KanNaoto Kan was replied that the latter was not an option. According to the Mainichi Shimbun "Japanese Prime Minister signed the death warrant so workers on the spot." The newspaper says the information came from "someone at the top of TEPCO.
タイ人はドラえもんと日本人が好き [2011年03月22日(Tue)]
タイの白石さんからの情報ですが、タイから日本の応援歌がアップされたとのことです。
ドラえもんのバンドエイドがかわいい。

GAN BAT TE NE   3AM


タイから大きな声で「がんばってね!!」
前を向いて歩こうin仙台 [2011年03月21日(Mon)]
あの「上を向いて歩こう」の替え歌「前を向いて歩こう」が仙台で演奏されている映像を発見。
寿-kotobuki-のバージョンは大好きだけど、このモスリンのバージョンもステキ。
戦争の焼け野原から、七夕祭りをやって復興した仙台。前を向いて歩こうが似合っている。
東北は絶対復興すると信じています。



阪神大震災の時、上を向いて歩こうがもてはやされた。
イベントでいきなり山本リンダのバックバンドやることになったこともあったけど。
涙がこぼれないようにするのは辛いんですよね。
まあ、上を向いていては、楽譜が見えないんだけど。

それから10年近くたって、寿-kotobuki-のライブ見て、この曲聴いて、前を向いて涙を流す事が出来た。
だから、いまのツナミクラフトの活動があると思ってる。



関連記事

前を向いて歩こう/寿[kitobuki] https://blog.canpan.info/ideaeast/archive/100

わたしたちなりの津波3周年 https://blog.canpan.info/ideaeast/archive/477

「誰も知らない泣ける歌」で放映されます https://blog.canpan.info/ideaeast/archive/695
ラオスの歌姫が日本のために日本語で歌っています。 [2011年03月21日(Mon)]
ラオスの歌姫が日本のために日本語、英語で歌ってくれている映像がネットに流れています。
ありがたいです。

「ほんとうのしあわせ」
6年前津波被災地でどのような心のケアが行われたのか [2011年03月18日(Fri)]
地震から1週間、いろいろ深刻な事態が発生しています。しかし、被害の少ない東京では買占めが起きたりと、心が不安定になっていると思われる事がたくさん発生しています。東京は被災地ではないといっているおじさんが、なんでも法律で取り締まれと言っています。そういう対処療法ではなく、どのように安心を提供していくかの方法が大切な時期だと私は考えています。

6年前タイでは、どのように安心を提供したのかという事例をほんの少し紹介します。


その1 寝るところなどを用意した。

タイでは、大きな法要を成功させる秘訣が3つあると言われています。

1.水を切らさない
2.食事を切らさない
3.寝るところを確保する

これらを確保すれば、多少何かがあっても大丈夫なわけです。
深刻な被害を受けた地域では、特に大切です。

いま、日本では物理的に完全実施が不可能なところがありますが。やはりこれが一番。

明治時代、マネジメントという言葉を日本語に当てはめるとき「経営」という言葉を当てはめましたが。「経営」とは、仏教用語で大きな法要を行う時全てがうまくいくように「筋道を立てて営む」という意味でつかわれた言葉なのだそうです。

イベントをうまく行うという意味では。もしかすると、野外フェスとかのノウハウが緊急時に役立つかもしれません。


その2 自粛はしない

タイでは、津波のあったあとも、コメディ番組はそのまま放送したそうです。
物理的に開催が不可能なものは仕方がないにしろ、無意味な自粛ムードは、心のケアからすると逆効果です。
時に漫然たる恐怖におびえる東京はまさにそうです。

できれば、フリーの野外コンサートなんてのもいい。

歌は、心を折れないようにする力があります。

音楽は、音で楽になると書きます。
しかし、楽に音が出せる環境でないと、音楽は出来ません。

ある大きな公園は、主催者に対しイベント中止を通達したと聞いています。
会場を閉鎖するのではなく、提供する事で多くの方を癒せます。

音楽に関しておおらかでいることが、多くの人を癒せます。

16年前、神戸では、フラワーテントという音楽を演奏し続けるテントがありました。
チャリティーコンサートではあるのですが、有名人によるものではありません。
子どもからお年寄りまで、プロからど素人まで、クラシックからロック、ジャズ、邦楽なんでもあり。


また、津波から1週間後に、被災地のキャンプに人形劇が行っています。
人形劇には、笑いによる心のケアだけでなく、いまの生活に必要な情報を提供する機会となります。


その3 絵を描く、織る、作業をする。

そして、私の扱っているツナミクラフト。

精神集中をすることで、いやな事を一時的に忘れる事ができます。
また、出来上がった作品を見せ合う事で会話が生まれ、それが、恐怖でふさぎこんだ心を開きます。

津波から1週間後 染め物チームが入る。

ほぼ同時に、子どもたちに自由に絵を描いてもらうワークショップ開催。

津波から1カ月後、さをり織り導入。
この時期になると一段落しているので、緊急支援のためのテントなどの仮設の施設に空きが出てきます。その場所を利用し。手作業をし、心を安定させるだけでなく、最低限でも賃金がもらえる仕組みをつくりました。
津波により仕事を失った人にとって、じっとしているより、働いてお金を稼ぐということが、なによりの心の癒しになりました。これは、同時に、生活の安定に繋がりました。

これは、ある津波被災者のことばです。

被災者だから可哀そうといってお金をくれる人がいる。
でも私はそれより自分の作品を買ってほしい。
自分で作ったものが誰かに気に入られ買ってもらったときに
本当の喜びや幸せを感じることができる。
だから私たちの手助けをしたいと思うならまず作品を見てほしい。
そして気に入ったものがあれば是非買ってほしい。


職場を失った彼らにとって、仕事を一生懸命して、それが評価される事が、一番の心のケアです。

被災地で、店を開けている人がいますが、それは心のケアの要素があるのです。
物理的に仕事を再開できないことはありますが。できれば、自分たちの判断で仕事に復帰できるということは、多くの人の心を癒します。

町が壊滅的なダメージを得たいま。従来の仕事にありつけないのは仕方ありません。
なにか簡単な作業でもいいので、働いて収入を得られる仕組みは大切。

興味深いことなのですが、タイの津波被災地で行われた、仕事づくりのプロジェクトの製品って、障がい者施設で実施されていることとダブることが多い。

手すき紙、せっけんづくり、さをり織り、染め物・・・・・

これは、比較的簡単に始められるが、始めてみると奥が深く、技術を持てばいろんなことが出来ることばかりです。

ひと手間かけて、手づくりをしていくことで、多くの人が仕事にありつけるし、集中できる時間を増やせる。

もしかすると、いままで手づくり仕事に従事していた障がいを持った方が先生となり、その先生のもとで技術を学び、共に作業をしていくってことも起こるかもしれません。


ということで、そろそろ停電なので、このあたりで。
一つ一つの事例の詳細は、このブログの中に書かれている事があります。是非ご覧ください。
いまこそ楽しい事をしよう [2011年03月14日(Mon)]
相方が電車が満杯なので会社をあきらめて帰って来たのですが。たかが数時間の停電が予告されたからと、買占めをする人で殺気立った雰囲気が蔓延していたと言ってました。

うちは、昨日、一昨日、公園に行ったのですが、気持ちよかったですよ。
ある友人も、昨日、森に行ってから、ツイートの内容が落ち着きだしました。

ツナミクラフトの本質は、どんなことがあっても、心をしっかりと持とうということ。
何か、楽しい事に集中し、お互いに会話をすることで、心が穏やかになり。
必要以上の恐怖から逃れる事が出来る。

テレビを消すなど、必要以上の情報を遮断してみるのもいいでしょう。
ついでに消費電力も抑えられ。
100万人がテレビを消すと、ストップしている火力発電所の分の電気も抑えられるかもしれません。

参考までに、楽しい事をして、津波から復興したタイの事例の映像を掲載します。

歌うしかない状況。 [2011年03月11日(Fri)]
インドネシアの水力発電所を反対する住民を排除する映像がネットに公開されています。
心が織れないように歌うしかない住民たち。
座り込んでいる人たちをデジカメで撮影する兵士。
ただならぬ空気を感じ、泣きじゃくる赤ちゃん。その赤ちゃんを、なだめる排除要員として働く役人か社員とおぼしき人と兵士がなだめる。排除する側の人も人の子。ここに居る人は、双方とも誰もハッピーにならない。ハッピーになるのは、ここにいない人ではないかと思えてならない。
トラックが少しずつ前進すると。住民たちが泣きだす。誰もが怖い。
決死の覚悟で、トラックの前に寝転がる男性を強制排除したのち、住民は次々と排除され、トラックが動いたと同時に、歌が止んだ。



このような光景は、インドネシアなどアジアの国の話なのでしょうか。
違います。日本を含め世界各地で行われています。
日本の代表的なところで、山口県や沖縄県などで発生しています。
いずれにしても、あまり報じられていません。

インドネシアでは、水力発電所など開発が進む際にこのような事が起こるケースがあるのですが。その開発にODAというかたちの日本のお金が絡んでいる事があったり。日本の生活を良くしている産業がからんでいたりします。
日本の場合は、公共の名のもとに行われています。
事情は複雑です。

なぜ、そうせざるを得なくなったのか。
なぜ、そうならないように出来なかったのか。
ひとは、どこでボタンをかけちがってしまうのだろう。

なんとかならないのでしょうか。
続きを読む...
踊る客室乗務員 日本のみなさん。楽しく仕事してますか? [2011年02月21日(Mon)]
先日、タイの第3の性の客室乗務員の話に次いで、今度はフィリピンの航空会社の話です。
フィリピンと言えば、日本に興行ビザで大量のダンサーが出稼ぎに来た国ですが。フィリピンの格安航空会社「セブパシフィック航空」は、機内の安全の説明を踊りながらするというトライアルをしています。



なんとも楽しいではないでしょうか。

練習風景の映像も楽しい。



男性バージョンも。




そして、株式上場を果たしても、そこでも踊ってます。
会社の勢いを感じます。



それに対し、どこぞの航空会社は、合併前の古いマークを復活させて、復活を目指しているようですが。社員が楽しく、前向きに働けるような努力をしているのでしょうか?
それより、社員が分裂し、後ろ向きになるような事をしているように思えます。
合併前の、片一方のトレードマークだけを復活させる事は、その時の合併は、実は吸収合併でしかなかったと言っているようなものです。吸収された会社から働いている社員はどういう気持ちになるのでしょうか? 既に淘汰した後だから問題ないのかもしれませんが・・・・
そして、過去の栄光にすがることは、本当に良い事なのでしょうか。初心を思い出す事は、組織の存在を明確にし、組織をフレッシュにさせる効果がありますが。それにしても、過去の栄光にすがり過ぎな気がしてなりません。
後ろを向いていて、楽しく働けるのでしょうか?

楽しく働けているのかということは、その航空会社だけの話ではなくて、日本の多くの会社や、様々な職場でも言える事だと思います。
いま、私がフェアトレード業界に片足突っ込んでしまっているのは、この業界は必ずしも儲かってはいないけど、楽しく働いている人が多いから、引き込まれてしまった部分も多々あると思います。

みなさん、楽しく働いていますか?

ちなみに、このセブパシフィック航空って、関空からも飛んでるようですよ。
スポーツ機材サービスも気になります。


ちなみに、アメリカのローコストキャリアも、けっこうやってくれます。
こちらは、個人のワザという感じです・・・・



本人もビデオで言ってますが、ユナイテッド航空に出来ないサービスです。

ローコストキャリアで、仕事がきつい分、工夫して、楽しんでやろうとしている姿勢が見えます。

こちらは、困ったこともユーモアで解決。



個人個人のユーモアを育てる努力もしてます。

その結果、利益が出てくる。

笑う門には福来る。
人身取引事件増加傾向? [2011年02月03日(Thu)]
風俗店などで女性を強制的に働かせる人身取引事件で、昨年一年間に保護された被害者が前年比20人増の37人となり、5年ぶりに増加したとのことです。
まあ、保護されたというのは、氷山の一角ということなのですが。
20人増えて37人ということは、保護された被害者が倍増したってことですよね。
犯罪が増えているのか、真剣に捜査したのか、保護される仕組みについての告知がうまくいったのか。たまたまなのか。

外国人妻の被害急増=昨年の人身取引事件−警察庁

 風俗店などで女性を強制的に働かせる人身取引事件で、昨年一年間に保護された被害者が前年比20人増の37人となり、5年ぶりに増加したことが3日、警察庁のまとめで分かった。うち13人は日本人を夫に持つ外国人で、前年の2人から急増。同庁は「日本人の配偶者は不法残留にならないため、摘発されにくい点を利用して働かせるケースが増えている」としている。
 被害者の国籍別ではフィリピンが24人、韓国が1人。他に日本人が10人増えて12人となった。未成年者の買春事件などの摘発が相次いだためとみられ、統計を取り始めた2001年以降最多だった。
 人身取引事件で、偽装結婚のあっせんや不法就労などに関わったとして摘発されたのは24人。職業別では風俗店の経営者6人と従業員3人、ブローカーが3人などだった。(2011/02/03-10:15 時事通信)
「カミングアウト」見てきました [2011年01月28日(Fri)]
GID(性同一性障害)を題材にした劇団「トランス☆プロジェクト」第六回公演『カミングアウト』を見てきました。
二日目で平日の昼の公演、しかもトークイベント無しと言うことでしたが、けっこうたくさんの方が見に来ていました。
吉祥寺にある武蔵野市の吉祥寺シアターの設備が、けっこう立派でびっくり。20年ほど前、関西地区の公共の小劇場で、いくつかの小さな劇団の公演の舞台周りの仕事を何度かしたけど、いろいろと大変でした。それから比べると、十分すぎますね。オーソドックスではなく、ちょっと癖もあるけど、自由度も高そう。その分、照明のプログラムを組むのも大変そうだけど・・・。

ストーリーは、三人兄弟の一番末の少女が、自分の性に違和感を持っていたのですが、ある日カミングアウトした。その直後あたりから話が展開してゆきます。
チラシのイラストには、ビリヤードの玉の上に、人が立っている絵が描かれていますが。カミングアウトをきっかけに、身の回りの多くの人々に、いろんな影響を与えてゆきます。
その身の回りの人の中にも、カミングアウトをしていないGIDの人も混じっています。カミングアウトを切っ掛けに、GIDであることをシェアする人もいれば、そうでない人もいる。立場上、カミングアウト出来ない人もいるし。なんとなく、自分もそうだというメッセージを送る人もいる。
急激な変化に対応できない、家族の姿もある。
そういや、四谷の家に住んでいた時、家から徒歩10分のところに、同性愛者の家族の心のケアをする所がありました。さすが新宿二丁目というところ。
カミングアウトは、当事者もすごくエネルギーがいるけど、周りもすごくエネルギーがいる。

さてさて、この舞台でのGIDは、女性であるけど、自分の性に違和感というパータンが多かったわけですが。それだけでも、いろんなカタチがあるということが、キャラクター設定されていたのが興味深かったです。
女らしいけど、女の人しか好きになれない、同性愛と言われるパターン。(同性愛の場合も、相手がトランスジェンダーの女性でないとダメというパターンもある)男性と結婚し女として生活しているけど、男勝りな感じで仕事に打ち込んでいる。などなど。

よく、●●障害とかなんとか、一つの名前がついてしまうと、一つのパターンにまとめてしまう傾向というのがありますが。●●について困っているということでは一つのグループとして捉える事が出来るが、実際は様々なパターンがある事が多い。
けっこう、このあたりは、伝わっていない事だと思うんですよね。

人間って、女性ホルモンと男性ホルモンを両方持っているわけですが。
男性と女性との境目って、グラデーション状という話があります。
そして、自分のアイデンティティとしての性、社会的な位置づけでの性も、男女の境界は、様々なカタチがあるし、それぞれのパラメーターの上でグラデーション状なのではないかという感触があります。
ってことは、多かれ少なかれ、ほとんどの人がGIDの要素を持っているんじゃないかと思っちゃうのよね。

その自分に対する違和感を感じやすいか、そうでないかは、社会的な要因も大きいように思うんですよね。
オカマちゃんの多いタイでは、生活が厳しく、しかも、男性らしさを求める傾向の強い地域で、けっこうオカマちゃんの割合が高いと言われています。
自分を守るために、性の違和感を一気に表面に出してしまうってのもあると思います。
ジェンダーからの解放って感じでしょうか。
性別が逆ですが、フェミニズムというか、女性の解放運動と共通した要因ではないかと思われます。表現方法はずいぶんと違いますが・・・・。

なお、タイのオカマちゃんの一部には、貧困のため、ショービジネスの仕事を得るためオカマやニューハーフになるパターンも存在します。こちらは、GIDとは言えないかも・・・。

その一方で、社会的な要因でなく、気がつけば、体の性と、心の性が違っていて。第二次性徴期になって、その違和感に、ショックを受けてしまうって事もある。
こちらは、前述のジェンダーからの解放って感じとかなりニュアンスが違う。

どっちがどうのとは言えない面もあるけど、カミングアウトは大変だと思うわけです。
タイのオカマちゃんの場合は、カミングアウトしたら、男性らしさから逃れられるという大きなメリットがあるから。社会的なデメリットはあるけど、デメリットよりメリットが大きいようにおもうけど。
後者は、体の性と、心の性が違っているデメリットの方が、大きく感じてしまうように思えてなりません。
この場合、思春期の第2次性徴を一時止めるため抗ホルモン剤は有効だと思います。
どちらの性を選ぶのか、ありのままを受け容れるのか、どのように判断するのかは、本人次第ですが。体の性徴の現れを抑える事で、自分のアイデンティティを判断する時間が稼げるメリットは大きいように思います。

てなことで、語り出すと止まらなくなりそうな、GIDという命題。

約90分の舞台で、ちょいとまじめに、ちょいとくすっと笑って、役者さんの鍛えた演技を見つつ、みなさんも、考えてみませんか。

新しい自分や視点、社会と出会えるかも。

あと2日ありますよ。


最近、関連するニュースも報じられました。

小6男児に抗ホルモン剤=性同一性障害、小児で初−大阪医科大

 心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)と診断された兵庫県内の小学校6年の男児(12)に対し、大阪医科大ジェンダークリニック(大阪府高槻市)が、思春期の第2次性徴を一時止めるため抗ホルモン剤を用いた治療を始めることが20日、分かった。GIDの治療で小児に抗ホルモン剤を投与するのは国内初とみられる。
 男児の主治医で同クリニックの康純准教授によると、男児は来月から月に1回、抗ホルモン剤「LHRHアゴニスト」を注射する治療を受ける。ホルモンの分泌を抑制する薬剤で、第2次性徴が早い思春期早発症の小児に投与されることもあり、重い副作用の例は少ないという。
 GID学会理事長の中塚幹也岡山大教授によると、GID治療では数年前に岡山大が当時16歳の女子高生に投与した例があるが、中学生以下では国内初とみられる。
 男児は昨年8月以降、男性ホルモンが増加し、第2次性徴が始まった。大阪医科大は10月から抗ホルモン剤の投与について学内で審議を重ね、最終的に倫理委員会で承認され決定した。(2011/01/20-11:36)時事通信



トランス☆プロジェクト 第6回本公演
「カミングアウト」
構成・演出 花房徹



<ストーリー>
ある日、ある家族の中で「カミングアウト」があった。
それから奇妙な時間、日々が流れた。
カミングアウトには勇気が必要。
それを受け取った人々は自分の中のカミングアウトを探すのかも知れない。
そう、ビリヤードのように、一つ一つの玉は八方に散り、一人一人孤独と向き合った。

<日時>
2011年1月27日(木)〜30日(日)

<会場>
吉祥寺シアター
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22
TEL 0422-22-0911

<タイムスケジュール>
 27日(木) 19:30 ★
 28日(金) 15:00/19:30
 29日(土) 15:00
 30日(日) 15:00
※受付時間は開演の1時間前です。開場は開演30分前
★…アフタートークあり
 【アフタートークゲスト】
  ◎針間克己(はりまメンタルクリニック院長)
  ◎上川あや(世田谷区議会議員)
  ◎杉山文野(「ダブルハッピネス」著者)

<料金>
※全席指定
前売予約  一般:3500円 (当日3800円)
        学生:2500円 (当日共・要学生証提示)
        ペア:6300円 (前売・予約のみ取り扱い)

<チケット販売開始>
2010年12月6日(月) 13:00

<チケット購入方法>
電話予約:080-3580-3103
メール予約:ticket.transproject@gmail.com
こりっち予約:PC用 https://ticket.corich.jp/apply/24262/携帯用 http://ticket.corich.jp/apply/24262/

※メールでご予約の際は件名を「チケッと予約」とし、本文に「お名前・観劇日時・枚数・ご連絡先」をご明記の上お申し込みください。
※前売り予約の受付は公演日の前日23時までにお願いします。
※受付は開演の10分前までにお済ませください。10分前を過ぎますと、ご予約を頂いてもお席をご用意できない場合もあります。

<キャスト>
月嶋紫乃 冴瑪悠 原田夕遠 アサト SHIGERU

水谷誠司 あづみれいか 山崎ここ
中山由佳 にいみ花帆 おおたにっち

三浦ゆかり 荒木さち 池田理枝
佐藤昌枝 国枝昌人

<スタッフ>
舞台装置:志田原貴子
照明:田向澄男
音響:上田道崇
舞台監督:小嶋次郎
ヘアメイク:山口勇
制作:増坂由夏 岡田美奈子

<協賛>
ソフトバンクモバイル株式会社

<企画・製作>
トランス☆プロジェクト

<お問い合わせ先>
トランス☆プロジェクト
【メール】info_transproject @ yahoo.co.jp 
【HP】http://transproject.web.fc2.com/

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携帯電話が契約できないことが人身売買に繋がる [2011年01月28日(Fri)]
携帯電話が一般に普及しだして15年が経過しました。高校生の必需品がポケベル(死語)から携帯に移行し干支が一巡しました。既に必需品と言えましょう。
法律がかわり、今でこそ減りましたが、肉体労働の登録型派遣の仕事にありつくにも携帯電話が必要で、ネットカフェ難民と言われた人も多くが携帯電話を持っていたりします。
そんなこんなで、いつの間にか携帯電話を持たないと、生活が出来ないと思えてしまうような状況があるわけですが。
生活必需品の携帯電話が契約できない人がいるんです。
それが、タイガーマスクで話題になった、児童養護施設で暮らす少年たちだそうです。
全ての会社が契約出来ないわけではないようで、子どもの在籍証明書や施設長の身分証明書などを提出して、施設長が親権を代行する形で契約に応じるところもあるそうですが、最大手のドコモがどうしてもダメなのだそうです。

さて、この児童養護施設ですが、タイガーマスクの連載当時までの昔はいわゆる「みなしご」が多かったらしいのですが。「3年B組金八先生」が流行ったあたりは、いわゆる「家庭内暴力」などで暴れた少年たちが多く。現在は、親からのDVの被害者の子どもが多いのだそうです。
なんとも、トレンドに忠実というか、それぞれの時代の問題がそのまま児童養護施設に現れている感じです。

そんなことで、DVの被害に遭って、命からがら親から逃げてきて、いざ自分で生きて行こうとした場合、携帯電話が必要になってくるわけです。しかし、契約は出来ません。
未成年の契約ですから、民法上、未成年者の契約には親権者などの法定代理人の同意が必要となるわけです。
児童養護施設に逃げ伸びたDV被害者は、施設長が親権を代行する形で契約に応じる携帯電話会社と契約する事が可能になるわけですが。
そうでない、DVから逃げのびた未成年は、親からの追跡を避けるために家から持ち出した携帯電話は使えないし。新たに契約が出来ず。携帯を持っていない状態になってしまいます。

でも、どうしても手に入れたい。
そこで、どのようにして携帯電話を手に入れるかというと。一見、やさしい、怖い方から入手しちゃうんです。
携帯電話を持たせてあげるからと、それを条件に性交渉を強要したり、未成年が働いては行けない仕事につかせたりしたり。携帯電話を持てても、携帯電話代のために体を売るわけです。管理下で体を売る。人身売買の状態です。

で、またもや、命からがらで逃げざるを得なくなるわけです。
DVの次は、人身売買の餌食というケースがあるわけです。

生物多様性とか去年言ってましたが、DVも様々なので、全てのケースでそうなるわけではありませんが。悪循環に巻き込まれるケースが多々あるということです。

人身売買って、2.3年前、映画「闇の子供たち」で、話題になったこともあり、ちょっと離れたアジアの国のものだと思っている人が多いと思いますが。すぐそこで、起こっていたりします。

しかも、企業として、確実に堅実に契約したいとしていたことが、人権的に問題のある事の要因になってしまう。このあたりは、悩ましいところですが。
インフラとして、全ての人に必要となってしまった商品を持つ企業は、自分たちの行っている事が、人々に、どのように影響をしているのかに、様々な面で向き合わなければならないと思います。


そういや、この児童養護施設の子供が携帯電話を契約できないという新聞記事、人身売買を取り扱った本を書いた、大久保真紀さんですね。

おそらく、携帯電話が持てない事で、未成年の少年・少女たちに何が起きるかをわかった上で、限られた紙面に記事を書かれたのでしょうね。

大事なことだけど、普段は地味な話題なので
タイガーマスクで、児童養護施設が注目されている間に・・・と。

児童養護施設の子、ケータイ契約できず「親の同意いる」 
2011年1月24日 朝日新聞

 東京都の児童養護施設で暮らす高校2年の男子生徒(17)が携帯電話の契約をNTTドコモに申し出たところ、親などの法定代理人の同意が確認できないとして拒否されていることがわかった。この高校生は虐待が理由で裁判所の命令で親と分離されており、親の同意をとるのは不可能な状態だ。施設長(58)は「貯金通帳や旅券の発行、住民票の異動、住宅の賃貸など多くの場合は、経験上、施設長が保証人、保護者代行として認めてもらっている。『タイガーマスク運動』が盛り上がる中、企業としてもできることを考えてほしい」と話している。

 この高校生はガソリンスタンドなどでアルバイトをして金をため、昨年暮れ、施設長とともに近くの店舗で携帯電話の購入申し込みをした。しかし、「施設長の同意では受け付けられない」と拒否された。施設長が同社に改善を求める申入書を2度送付したが、事態は変わっていない。

 NTTドコモ広報部は「民法上、未成年者の契約には親権者などの法定代理人の同意が必要とされている。同意が確認できなければお断りしている」と説明する。

 ソフトバンク、auを展開するKDDI、ウィルコムなど他社も「原則法定代理人の同意が必要」とする。ただし、施設によると、子どもの在籍証明書や施設長の身分証明書などを提出して、施設長が親権を代行する形で契約に応じるところもあるという。

 文部科学省の調査で高校2年生の携帯電話所持率は96%。この高校生はクラスで唯一持っていない。アルバイト先からも連絡のために持ってほしいと言われている。高校生は「好きで施設に来たのではない。社会から疎外されていると感じる」と話す。

 施設長は「親の虐待から保護したのに、その親から同意をとれというのは無理難題。ハードルが高すぎる」と訴える。国に対しても「親権について民法や児童福祉法の改正が検討されているが、こうした問題も入れて考えてもらいたい」と話している。(編集委員・大久保真紀)


大久保真紀さんの著書





第三の性の客室乗務員とトランスジェンダーを扱った舞台が初日 [2011年01月27日(Thu)]
タイの新興航空会社が、男性から性転換した人を「第三の性」として、客室乗務員として採用すると報道されました。さすがタイと思えるニュースです。
高校に「第三の性のトイレ」が出来たり、ショービジネス以外に、フラワーアレンジメント、美容師、飲食店などオカマちゃんの働く場所がいろいろあったりと、まだまだいろんな差別や偏見などがあるものの、けっこう社会進出していたりします。

今回、画期的なのは「第三の性」の表示のついた名札を着用するということ。
どうも、すでにタイ国内でオカマちゃんが、スッチーとして働いていたようなのですが。男性の名札を付けていたのだそうです。
彼女たちにとっては、ちょっと辛いところですよね。
これで、少しは気持ちが楽になる出しょうか。

とはいえ、「第三の性」の客室乗務員を採用したのは、ニュース性以外にも、人件費を抑えるという会社経営的な背景もあると推測できます。
P・Cエアーは、格安航空会社ですから。人件費を抑える必要があります。
タイでは、安い美容院は、オカマちゃんが従業員のケースが多くあり。
オカマちゃんたちは、なかなか仕事に就けず、安い給料で働かなければならない事情もあるようです。
その一方で、頭の回転が速いオカマちゃんも多く、経営者からすると、安い人件費で優秀な人材を得られるメリットもあるわけです。

タイのちょっとしたお金持ちの間では、日本旅行が流行っているので、P・Cエアーは、タイ人の中産階級の中と下あたりをターゲットにしているので、他の国の人に比べ、オカマちゃんに対しての慣れがあるために採用で来たのだと思われます。

性同一性障害は、いろんなパターンがあるので、全てにおいて対応しているわけではないでしょうが。多様な生き方の可能性を示したニュースだと思いました。

ちなみに、本日、吉祥寺の「吉祥寺シアター」で、GID(性同一性障害)をテーマにした劇団「
トランス☆プロジェクト」の第6回本公演「カミングアウト」の初日です。
ある日、ある家族の中で「カミングアウト」があり、それから奇妙な時間、日々を描いた作品。今からでも見に行けますよ。

★本文中の「オカマちゃん」という表記ですが、タイ国内で、性転換した方が日本人の私に対し日本語で「ワタシ、オカマちゃん」と言って、話しかけられることがよくあるので、そのように表記しました。


元男性3人スッチー!タイの航空会社が採用
2011.1.27 05:03 産経スポーツ

 タイの新規航空会社「P・C・エア」が26日までに、性転換して女性になった計3人の“ニューハーフ”を客室乗務員としての採用を決めた。地元メディアなどが報じた。3人の中には、日本のタレント、はるな愛(38)が優勝したことで知られる「ミスインターナショナルクイーン」の優勝者もおり、現地で話題を集めている。

 “機上の美女”は元男性。「ニューハーフの先進国」とされるタイから、ホットなニュースが飛び込んできた。

 タイの新規航空会社「P・C・エア」はこのほど、女性17人、男性10人のほかに、性転換して女性になった元男性3人を客室乗務員に採用することを決定した。地元紙ネーションなどによると、元男性3人は「第3の性」であることを示す名札を制服に着けて乗務するという。

 3人の中には、2009年に、はるな愛が優勝したことで知られる「ミスインターナショナルクイーン」の2007年女王、タンヤラットさん(23)もおり、“彼女”は「前に別の会社でもあったように、最初は志願書を受け取ってくれるだけで、正式に採用してくれるとは思っていなかったから、とてもうれしいわ」と感激した。

 タイは性転換に寛容で、これまでも元男性を客室乗務員に雇用する航空会社はあったが、正式にはあくまでも「男性」としての採用だった。

 実際、もう1人の採用者、カセサート大学卒のパンタカンさん(24)は、かつて別の航空会社に応募したが、あえなく不合格。同航空会社で働く友人から、パンタカンさんが性転換者であるため採用されなかった話を聞き、その差別に大きく落胆したという。

 それだけにパンタカンさんは「タイ社会が、性転換者にチャンスを与えてくれたわ」と大喜びしている。

 「P・C・エア」の幹部は「我が社は、性転換者が客室乗務員として働く可能性があるとみなした」と話した。同社のスポークスマンも「(今回は)性転換者の枠を3人にしたが、“彼女たち”の能力により、もっと増やすことも考えられる」と将来的に増員も視野に入れているようだ。

 「P・C・エア」は今春から、バンコクと成田、関西両空港、韓国の仁川空港などを結ぶ路線を運航する予定。ご関心&ご興味のある方(!?)は是非、ご搭乗を−。




トランス☆プロジェクト 第6回本公演
「カミングアウト」
構成・演出 花房徹



<ストーリー>
ある日、ある家族の中で「カミングアウト」があった。
それから奇妙な時間、日々が流れた。
カミングアウトには勇気が必要。
それを受け取った人々は自分の中のカミングアウトを探すのかも知れない。
そう、ビリヤードのように、一つ一つの玉は八方に散り、一人一人孤独と向き合った。

<日時>
2011年1月27日(木)〜30日(日)

<会場>
吉祥寺シアター
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22
TEL 0422-22-0911

<タイムスケジュール>
 27日(木) 19:30 ★
 28日(金) 15:00/19:30
 29日(土) 15:00
 30日(日) 15:00
※受付時間は開演の1時間前です。開場は開演30分前
★…アフタートークあり
 【アフタートークゲスト】
  ◎針間克己(はりまメンタルクリニック院長)
  ◎上川あや(世田谷区議会議員)
  ◎杉山文野(「ダブルハッピネス」著者)

<料金>
※全席指定
前売予約  一般:3500円 (当日3800円)
        学生:2500円 (当日共・要学生証提示)
        ペア:6300円 (前売・予約のみ取り扱い)

<チケット販売開始>
2010年12月6日(月) 13:00

<チケット購入方法>
電話予約:080-3580-3103
メール予約:ticket.transproject@gmail.com
こりっち予約:PC用 https://ticket.corich.jp/apply/24262/携帯用 http://ticket.corich.jp/apply/24262/

※メールでご予約の際は件名を「チケッと予約」とし、本文に「お名前・観劇日時・枚数・ご連絡先」をご明記の上お申し込みください。
※前売り予約の受付は公演日の前日23時までにお願いします。
※受付は開演の10分前までにお済ませください。10分前を過ぎますと、ご予約を頂いてもお席をご用意できない場合もあります。

<キャスト>
月嶋紫乃 冴瑪悠 原田夕遠 アサト SHIGERU

水谷誠司 あづみれいか 山崎ここ
中山由佳 にいみ花帆 おおたにっち

三浦ゆかり 荒木さち 池田理枝
佐藤昌枝 国枝昌人

<スタッフ>
舞台装置:志田原貴子
照明:田向澄男
音響:上田道崇
舞台監督:小嶋次郎
ヘアメイク:山口勇
制作:増坂由夏 岡田美奈子

<協賛>
ソフトバンクモバイル株式会社

<企画・製作>
トランス☆プロジェクト

<お問い合わせ先>
トランス☆プロジェクト
【メール】info_transproject @ yahoo.co.jp 
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神戸・阪神間の景気が底を打った感触 [2011年01月23日(Sun)]
約一年ぶりに、関西に戻ってきたわけですが。去年とずいぶん変わったという印象。
東京や横浜より、神戸・阪神の方が街が元気な感じがするという感触を得ました。

確かに、経済的には厳しい状況ではあるのですが。
道を歩いている人の服装や持ち物を見たり、ショッピングモールや繁華街を歩いている人の様子をチェックした感じでは、東京や横浜に比べて、ものを買っているという感じがあるのです。

ショッピングモールのテナントの店にも、東京・横浜の店よりちゃんとお客さんが来ているんです。商圏にいる人口が、東京・横浜の店より少ないにもかかわらず・・・。

十日戎の残り福の日の夜の十時に、展示会の展示が終わって、西宮神社に行くと。
えべっさんに行く人がけっこういるのには驚きました。
境内にたくさんの人がいてびっくり。
十日戎の日の午前中は人がいっぱいすぎて、露店の商売があがったり状態というぐらい、人が来ていた。

あるお店の人は、1年前のクリスマスシーズンは、本当にものを買わなかったが。
去年のクリスマスは、単価は低いものの、プレゼントのためにものを買う人が格段に増え、自分のことだけではなく、他人にプレゼントしようという気持ちになれてきているという印象を得たとのことです。

その一方で、いろんなものが入れ替わりつつあります。
新しいコンセプトのショッピングモールの阪急西宮ガーデンズのあおりを受けたと思われる、ららぽーと甲子園は、かなりの店を入れ替えしててこ入れするのか、テナントの閉店ラッシュ。キッザニアを核とした展開を狙うのか、子供を安心して遊ばせるスペースを充実させるようです。
少子高齢化で、人口が多い高齢者向けのビジネスがたくさんある中、子供向けのビジネスが伸びている感じ。子供がいる家庭を狙ったビジネスが元気。
若年者の貧富の差が増え、貧困層が子供を持てなくなり、子供を持てるか、持てないかが明確になってきている。

この傾向は、東京・横浜と関西とは同じはずなのに、本当に東京・横浜の人は、ちょっとした買い物をしないという感触。

神戸のハーバーランド方面も、昨年夏に万葉倶楽部という日帰り温泉施設が出来たせいか、人通りが多くなったという感じ。一日車を駐めても500円という思い切った駐車場の価格が当たっているのかもしれません。
一方で、万葉倶楽部の向かい側のビルのファミリオというショッピングモールは、今月いっぱいでテナントはほぼ閉店するようです。百円ショップも閉店です。

この状態をうまく言い表してる人がいました。
「去年の前半ごろまでの経済状況は最悪で、いろいろ倹約してみたけど。実際に倹約してみたにもかかわらず、生活が良くならなかったので。使っても、使わなくても状況が変わらないのなら、ほんのちょっとだけ、財布のひもを緩めて、ものを買ってみようかという気分になっている」とのこと。
ちなみに、この方の商売は沖縄が好調というか、不景気の影響が少なかったとのこと。

また違う人は
「阪神大震災のあと、建物だけがいち早く復興しただけ状態だったが。16年経って、経済的に苦しいながらも、ようやく本物の豊かさを求めだしたのではないか」
と言ってました。

てなことで、数字には出にくいが、景気は少し改善しつつあるのかなという感触です。

その一方で、東京・横浜の沈滞したままです。
条件的には、神戸・阪神間の方が悪いのに、なぜでしょうね。
人生を奪われた値段 [2011年01月14日(Fri)]
足利事件の冤罪で17年間拘束された方が、不当な身柄拘束で精神的苦痛ということで損害賠償を請求していたのですが、約8000万円が認められる判決が出ました。
当然の判決だと思いました。

で、思い出したのですが・・・・

札幌で、障がいのある人を4人を30年間にわたって奴隷同然に扱っていたという事件で。
こちらは13年から31年にわたって、4人が無報酬で働かされていた間の未払い賃金が4500万円ということでした。

8000万円は菅家さんの17年間の苦痛に対し、決して多い金額だとは思わないですし、当然の金額だと思いますが。

不当な拘束を受けていたという点だけで同列で比較するのもなんですが、障害者が不当に拘束され奴隷同然に扱われた方の扱いが悪すぎると思うわけです。
いやいや、この件が特別なのではなく、障害者への扱いがもともとその程度のものだったということです。

なんだか釈然としません。


菅家さんに刑事補償8千万円 足利事件で宇都宮地裁 

1990年5月に足利市の保育園児松田真実ちゃん(4)が殺害された足利事件で、2010年3月に再審無罪となった菅家利和さん(64)が不当な身柄拘束で精神的苦痛などを受けたとして請求した刑事補償をめぐり、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)は13日、請求通り約8千万円を支払うとした決定書を菅家さんに交付した。これまでの裁判費用として菅家さんが請求していた費用補償についても地裁は同日、約1200万円の支払いを決定した。

 決定書を受け取った菅家さんは「金額は妥当だと思う。今日で一区切りついた。今後は地道に暮らしていきたい」などとコメントした。菅家さんは刑事補償の一部と費用補償の全額を再審を支援した日弁連に寄付する考えも明らかにした。

 菅家さんと代理人の弁護士は、誤逮捕された91年12月2日から再審請求即時抗告審のDNA型再鑑定の不一致で釈放された09年6月4日までの計6395日が刑事補償対象の身柄拘束期間と判断。1日当たりの補償額は刑事補償法が定める最高額1万2500円で計算し、10年9月に約8千万円を請求していた。

1/14 下野新聞動画ニュース
災い転じて福男!不運の転倒男性、福男選抜の安全管理役に [2011年01月03日(Mon)]
災い転じで福となる。ツナミクラフトもそうなるのか。
松葉杖で指導・・・ウルトラマンレオのモロボシ・ダンみたいだ。
このブログでは、スポーツ選手の引退後の問題についての記事がけっこうアクセスがあったりするので、医療事故の被害者たちが医療安全への取り組みに関わっている話もそこそこアクセスがあるのですが。その両方の要素を持ったお話です。
私が小さいころから慣れ親しんだ西宮神社の話というのもちょいとポイントかも。

<西宮神社>災い転じて福男!不運の転倒男性、安全管理役に (毎日新聞 - 01月03日 10:42)

 商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)で、毎年1月10日に行われる「開門神事 福男選び」。99年にトップを走りながらゴール直前で転倒し、同年のクリスマスイブにはオートバイで転び右足に後遺症が残った男性がいる。その後、開門神事で献身的に活動し、神社の後援団体「開門神事講社」の初代講長に就任、裏方の雑踏警備などを担当する。「全ての人に福を持って帰ってほしい」と願っている。

 開門神事は、門から本殿までの約230メートルを駆け抜け、上位3人はその年の福男と呼ばれる。同県尼崎市の会社員、平尾亮さん(34)は大学陸上部の現役選手だった97年と98年、2度にわたり2着の「二番福」に輝いた。

 しかし、翌99年の福男選び。1列目中央の絶好の位置からスタートを切り、先頭を走ったが、ゴールの本殿前約5メートルで、足がもつれて転倒、後続に次々抜かれた。そのシーンはテレビで繰り返し放送され、「日本一不幸な男」と呼ばれた。この年のクリスマスイブには、オートバイで名神高速を走行中に転倒、大型トラックにひかれ大けがをした。

 入院生活で、ふさぎ込みがちだった平尾さんを前向きに変えたのが、大学の同級生の言葉だった。「えべっさんが、命を守ってくれたんじゃないか」

 次第に感謝の気持ちが湧き、01年には一時退院して松葉づえで福男選びに参加した。

 8年前からは開門神事の度に整理券を配ったり、交通整理をしたりするなどボランティアをした。神社側が福男選びの元参加者に呼び掛け、09年に設立した開門神事講社の初代講長に就任。本番では危険なゲタ履きで走る人がいないかなど、服装指導も担当する。

 今年の開門神事でも、平尾さんは松葉づえをつきながら安全を守る。「もし(1着の)一番福になっていたら、その後は開門神事に関わっていなかった。本殿前での転倒も、交通事故も不幸ではなく、えべっさんと自分とを結びつけてくれた一つの出来事だったと思っている」と語った。【後藤豪】
帰国後怒号の毎日だけど音楽で癒される [2010年12月05日(Sun)]
帰国その日に2本の打ち合わせをし、それから約80時間の間に2本のイベントをこなしました。でも、イクラさんや、尾引浩志さんなどの音楽を間近で聞いて癒されました。



12月4日は、「100万人のキャンドルナイト・冬 〜フェアトレードがもたらす女性と子どものエンパワメント〜 」で、しゃべってきました。
最新のタイの津波被災地の写真や現物も織り交ぜて、コミュニティベースで津波復興を遂げている女性や子供たちの話を通して、フェアトレードのカタチを中心に支援の在り方や、生きて行く力をつけていくことの重要さをお話ししました。
私の前には、若者の様々な問題解決に奔走するシンガーソングライター浅見太郎さん。そして、トリは、元・母子間虐待被害児であり児童虐待防止の活動をしているシンガーソングライターのイクラさんの素敵な歌声を聴かせていただきました。
それぞれ違うフィールドで違うカタチで活動している事は違うけど、共通のハードを持って競演で来たのかなと思いました。想いを共有できた素敵な時間でした。
で、その翌日は、東京学芸大の中で開催された「きらめきひらめき環境まつり」にて、トランジションタウン小金井のブースでワークショップのお仕事。
尾引浩志(倍音S)さんとKOGANEI POPS研究会(アートフル・アクション)のコラボレーションのライブも聞けて、倍音に癒されました。
エコプロが終わるまで、怒号の日々が続くのですが、ちょっと音楽に癒されました。
朝日新聞朝刊2面で紹介されました [2010年11月18日(Thu)]
といっても私じゃなくて。12月4日に横浜YWCAのイベントでご一緒するイクラさんです。
イクラさんは、一年少し前だったかに、新しい命を授かったことをきっかけに、児童虐待を防止しようと、児童虐待に遭っていたとカミングアウトしたんですよね。その記事はこちら

3年ほど前から、津波被災者についてのイベントに出たいという話があったのだけど、こちらのスケジュールやイクラさんの体調の都合でタイミングがあわなくてなかなか実現しなかったのですが、今回実現します。是非見に来てください。

ちなみに、イクラさんは、ツナミクラフトのマングローブの植物で染めたパクトリアム村のベビースリングを愛用していただいています。オレンジリボンのような、鮮やかな自然から生まれたオレンジ色に赤ちゃんを包んでいただいています。


2010年11月18日 朝日新聞東京版朝刊2面

100万人のキャンドルナイト・冬
〜フェアトレードがもたらす女性と子どものエンパワメント〜


あたたかいキャンドルの光のなかで、人身売買をはじめ、さまざまな暴力や災害、

紛争や貧困のただなかにある女性を、「フェアトレード」がどのように力づけるのか、

そして女性と隣り合わせる子どもを支えることにつながるのかを考えます。

お話は、ツナミクラフト代表の東山高志(ひがしやまたかし)さん、他。

2004年12月のインド洋大津波を乗り越えた女性たちの取り組みを紹介します。

トークセッションの前後に、ミニクリスマスコンサートも開催〜♪

音楽をつうじて人と人とのつながりをはぐくむ活動家・浅見太郎さん

DV被害を乗り越え、世の中にやさしい歌を届ける唄い手・イクラさんが出演。

お一人で、お誘い合わせで、横浜YWCAにぜひお出かけください。

こころから、世界のすべての人びとに、メリークリスマス!

日時:2010年12月4日(土) 18:30〜20:30
(開場は、18:00を予定。開園時間中、入退場は自由です)

場所:横浜YWCA 1F 花花カフェ

(JR/横浜市営地下鉄線 関内駅南口より、迷わず歩いて6分)

参加費:500円(ワンドリンク付き/予約不要)

お問い合せ:横浜YWCA TEL:045-681-2903 (月〜土)



【共催】 横浜YWCA×てのひら〜人身売買に立ち向かう会

【助成】 かながわボランタリー活動推進基金21 


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