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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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文化交流度 [2005年10月16日(Sun)]
昨日と今日、代々木公園で、スリランカフェスティバルが行われた。
日本にいるスリランカ関係者が一同に集まるのではないかと言われるイベントで、雨や地震にもかかわらず、多くの人が、会場に足を運び。日本人、スリランカ人の他、いろんな国の人が入り交じり、飲食店も活況で、楽しい雰囲気だ。
スリランカは、紅茶、カレーなど、代表的な特産品もたくさん並び、その一方で、スマトラ島沖地震による津波の展示もあった。
このように、盛りだくさんの展示を見てきて、ある小さなブースに立ち止まった。
そこには、一冊のスリランカの言葉、シンハラ語の本があった。
これだけ、たくさんの展示があり、特産品もたくさん並んでいたにもかかわらず、この本が、このフェスティバルで始めて見た、シンハラ語の表示だったのだ。しかも、この本は、日本人が書いたもので、和光大学の澁谷教授が書かれた本だった。
そのブースに、ちょうど、澁谷教授がいらっしゃったので「今回のフェスティバルで、この本の表紙が始めて見たシンハラ語だった」と話しかけたところ。「日本とスリランカとの文化交流はまだ、この程度のものだ。日本からのスリランカ文化への理解もないし。スリランカ人の、日本観も、日本からすると違和感のあるものだ」とおっしゃっていた。
英語や日本語で表示をすることで、商品は、日本に来ているのだが、スリランカの文化が伝わっていないという現実は、日本製品や日本ブランドが世界を席巻しているにもかかわらず、日本文化が理解されていないという事と同じよなものだろう。
どのように、異文化を相互理解できていくのか。まだまだ、課題が大きいように感じた。
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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」