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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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創造を許さない環境 [2005年10月11日(Tue)]

「モーニング娘。“熱っちい地球を冷ますんだっ。”文化祭2005 in 横浜」の期間中、体験コーナーにおいての、国産材を使った、工作のワークショップは、常に子供がいっぱいであった。
ここでは、何でもいいから作る、というルールなのだが。最初は、何を作って良いのか解らない子供も多いのだが。だんだん、のめり込むように、集中力が高まり、すばらしい作品が出来上がった。
モーニング娘。たちの、ステージがあるというのに、それに目もくれず、数時間一生懸命にものを作る子供が出てくは、ある種感動的だ。
しかし、子供が、熱中するのには、少しくらい背景があることに気づかされることとなった。
ある男の子が、ごく軽い怪我をしたので、絆創膏などで、げがの処置をしたのだが。この子は、自分が、長時間集中したため、集中力が低下して、ケガが多くなりつつあるという事を、認識し、私に教えてくれたのだ。
この男の子は、このワークショップの会場から離れずに、作業を続けるのには理由があったのです。
実は、家ではノコギリやキリなどを使った工作は、禁止されているというのだ。だから、この男の子は、ここで、なるべく、ノコギリやキリを使わないところまで加工して、家に持って帰るというスタンスだったのだ。
賃貸住宅であれ、新築物件にしても、子供が部屋を汚したり傷つけたりするのは。大人の事情で。結果として、子供の創造を許さない環境を作っているのだ。
この男の子は、結局。最後まで部品を作って、家に帰った。
しかし、工作を良しとしない所で、作品を組み立てるのは難しい。そういう創造を許さない環境があるからこそ。
私どものいるワークショップに来て、はまってしまうのだと思う。

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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」