• もっと見る

STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
<< 2018年03月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
タグクラウド
パレスチナのセージ [2005年10月02日(Sun)]
ひきつづき、グローバルフェスタJAPAN2005@日比谷公園ネタですが。
みんなのピピ島」を販売しているブースの近くに、パレスチナの紹介ブースがあり。そこに引き込まれていった。
なぜ、そこに引き込まれていったかというと、9月10日は「ホワイトバンドデー」の時に飲んだ、パレスチナのビールが売られていたからだ。しかも、ホワイトバンドデーの時の店員さんだったこともあり、お互い顔を覚えていて、その勢いで予定にもなく、飲んでしまいました。
さて、このパレスチナビールは、とても美味しいのだが、少々値段が張る。その理由は、パレスチナの地域から外に商品を出すときに、税関のようなところを通すそうで、そこで、時間とお金がかかるそうなのだ。お金もそうなのだが、時間も結構問題で、税関のような所で待たされている間に、果物が腐ってしまうこともあり、パレスチナの地域外からくる食料が制限されてしまっているところもあるようなのだ。
税関のような所は、安全のために必要な施設だと思うが、手続きに時間がかかることによって、デメリットがてるのは、よくない。
さて、中東と言うと、砂漠のイメージがあるが、聞くところによると、中東でも地中海岸は、季候も良く過ごしやすいそうだ。ヨルダンとかレバノンに行った人は、はまっちゃう人が多いと言うが、やはり、その過ごしやすさがあるのだろうし。エルサレムが、いろんな宗教の聖地であるのも、そこの季候が良く、文化が栄えたからこそ成り得たのだろうし。エルサレムの取り合いになったのも、やはりこのあたりは気候がいいという面はあるだろう。
その気候のおかげで、いろんな作物が出来る。
たとえば、オリーブなのだが。オリーブ畑には、イタリアなどのオリーブより、幹が太いオリーブが並んでいるという。これは、古くからオリーブを育てていたということでもあるが。この長い時間かけて育ったオリーブの実は、しっかりしているそうだ。
このブースでは、パレスチナに、オリーブを摘みに行く体験ツアーの紹介もしていて。現地で作る、本物のエクストラバージンオイルを味わえるかもしれないと思うと、よだれがでてくる。
そして、このブースには、心地よい香りのハーブが置いてあった。
それが、このセージだ。



とにかく、スッキリと少し甘い香りがして、よく売られている乾燥したセージとは比べものにならない。
これを、紅茶に入れたり。ハーブティにするとおいしいという。
早速、購入し。家に帰って、さっそくハーブティを試してみた。

素晴らしい香りと、スッキリした味わい。そして、ほんのり自然な甘みがある。
今回は、50gの購入だったが。もっと買っておけば良かった。

それにしても、昨日、あるお店で、有機だとかオーガニックだとか言われているけど、美味しくないものがあるという話題があった。最近は、付加価値を出すために、有機だとかオーガニックなどに取り組む農場が増えたのだが、どうも、気持ちの入っていない、有機なりオーガニックの商品が出回りつつあるそうだ。それが、どうも、味に出てくるのだそうだ。
逆に、農薬とかを使っていても、おいしいものを食べて欲しいという気持ちを持って作っているものは、おいしいそうで。それは、その農家の人に会わなくても、その野菜を手に取るだけでなんとなくわかるのだそうだ。
こういうことって、科学的な根拠というところで弱いことがあるのだが。どうもあるみたいだ。

今回、パレスチナのビール、そして、セージを戴いたのだが。厳しい政治の状況だけど、おいしい商品を届けたいという気持ちがこもった商品だから美味しいのではないかという気がした。
確かに、自然環境には恵まれているのかもしれないが、パレスチナということで、いい土地から追い出されたため、決して良い条件ではないところで作っているにせよ。いまの状況を、いい商品をつくることで、外にアピールし、現状を知ってもらったり。外貨を稼ぐことで、生活の自立にもってゆきたいのだろう。
パレスチナの気持ちの良い商品から、小さな幸せを戴いた気がしました。
一度、いってみたいですね。
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
» 『アルナの子どもたち』(☆☆☆) from ど風呂グ
ぼくの大好きなドキュメンタリー映画『プロミス』、 今年のGWに見に行った270分の映画『ルート181』に続き、 パレスチナ問題を扱った映画を観てきました。 “パレスチナ子どものキャンペーン”というNPO団体が主催した上映会『アルナの子どもたち』。 ユダヤ... [Read More]
Tracked on 2005年11月21日(Mon) 21:35
» 『みんなのピピ島』 〜in 日比谷公園 報告〜 from 西訪旅遊 〜プーケット・ピピ島情報〜
みんなのピピ島 & FC岐阜 奇跡の昇格 [Read More]
Tracked on 2005年10月03日(Mon) 21:14
» グローバルフェスタ2005☆:2日目 from ICAN(アジア日本相互交流センター) マニラオフィス
しょう@東京

今日もグローバルフェスタの報告です。

今日は雲ひとつない青空が広がり、ホントに暑い一日でした。そんな中、お集まり頂いたのは、みきさん、伊藤さん、あやさん、会員の菅野さん、スタツア参加者のみなさんです。拓殖大学の新田目先生もお越し頂き、... [Read More]
Tracked on 2005年10月03日(Mon) 04:06
コメント
プロフィール

まいける東山さんの画像
まいける東山
プロフィール
ブログ
https://blog.canpan.info/ideaeast/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ideaeast/index2_0.xml

tsunamicraftをフォローしましょう

canpanブログ大賞
特報!
ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」